フローリング張り Vol.1

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20160227_タイトル

サタデーの昼下がりに、こんにちわ。

天気はいいけど風が強くて、スギ花粉をたくさん運んできそうな予感がします。 やっぱり怖くて布団は干せません。 寝たら最後、二度と起きられなりそうです。 局長です。

――― ということで、本日も “つのだ☆リフォーム” のレポート続編を。

20160227_フローリング張り1

つのだ☆ひろ似の大工」 “こんこん” の手際いい仕事により、根太(ねだ)と下地合板の工事が無事に終了した和室。

ちなみに、この週末は春の陽気ばりに暖かで、20℃を超えていた。

20160227_フローリング張り2

下地合板を張り終えた仕上がりが思いのほか良く、いっそフローリングなど張らずに、このままでも生活できるんじゃないかと考えてしまうほどだった。

時刻も12:30を回っていたところで、ここでお昼ごはんにすることに ―――

20160227_フローリング張り3

俺もつのだプロと二人で工事を進める予定だったのだが、つのだプロのレベルがあまりに高すぎるため、これは下手に手出ししないほうがいいかなと考えた。

そこで、お茶を買いに行ったり、お弁当を買いに行ったり、裏方作業に徹していた。

20160227_フローリング張り4

午後の作業でも最高のパフォーマンスを発揮してもらうために、エネルギーとなる糖分、つまり炭水化物である白飯を大盛りにしてもらっておいた。

白飯オンリーでもいいんじゃないかとも思ったのだが、テンションが下がってしまったら元も子もないので、普通にハンバーグと唐揚げも付けてあげた優しい俺。

20160227_フローリング張り5

さて、午後の作業はいよいよフローリング張りである。

一般的に使われるものは、ホームセンターでも売っているような3~4列が一枚になっているフローリング材なのだが、安っぽい仕上がりにしたくなかった俺は、わざわざ1列ずつのものを用意していた。

20160227_フローリング張り6

これを見たつのだプロは唖然としていたが、それでも施主の要望には全力で応えようと、気持ちを入れ替えて頑張っていた。

ちなみに、これがつのだプロの作業場の全貌である。

いざ作業が始まると、またもつのだプロは驚くべき知識と技術を披露してきた ―――

20160227_フローリング張り7

念入りに部屋の間口寸法を測り、さらにはフローリング材の幅も採寸すると、おもむろに左端に設置するフローリング材を、なぜか縦にカットしたのだ。

この謎を、つのだプロに尋ねてみると ―――

20160226_フローリング張り方

左図のように、端(図の右側)からそのままフローリング材を張っていくと、最後に20mmくらいの僅かな隙間ができてしまう。
この細さにフローリング材をカットしてハメ込むのは、逆に難しく、安定感にも欠けるらしい。

そこで、右図のように両端を均等に(我が家の場合50mmほど)カットしたほうが、作業的にも強度的にも安定するというのだ。

20160227_フローリング張り8

俺だったら、何も考えずに左端からそのまま張ってしまっていたことだろう。
やはり18年間のキャリアは伊達じゃない。

ついでに、このフローリング材同士の間に挟み込んでいる青いものにも意味がある。

20160227_フローリング張り9

昨日の “根太組み” でも説明したが、木材というものは湿度によって膨張することがある。
そのため、こうして僅かだが “隙間” を空けておいて、それを吸収するのだ。

ちなみにこれは、木材をまとめていた「PPバンド」というナイロンのテープを短く切ったものである。

さらに、フローリング材に関する豆知識を ―――

20160227_フローリング張り10

フローリング材の左右には、それぞれ凹凸の加工がされており(写真上)、これらがはまることでズレや動いてしまうことを防ぐのだ(写真下)。

20160227_フローリング張り11

張り作業自体も、ただ置いていくだけではない。

裏面には専用の接着剤を塗布し、さらにピンク色に塗った “凸” の部分に専用の釘をエアタッカーで打ち込んで固定するのだ。

20160227_フローリング張り12

これが、つのだ☆プロの釘打ち作業の姿。

まるでキリンが泉の水を飲むような、実に華麗で美しいフォルムであることが分かる。
(それなのに、ちょっとだけピントがボケた・・・・)

20160227_フローリング張り13

そうそう、昨日の記事で綴った “フローリング面が床板(とこいた)より高くならないように” とわざわざ根太を3㎜削った仕事は、ここでちゃんと活かされていた。

きっちり床板よりも低い場所にフローリング面が来ているではないか。

つづく・・・・

大好きな畳が見るみる別の姿に変わっていく過程を眺める真熊の瞳に ―――

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想像以上にフローリング張り慣れしている “つのだ” にも。

【今日の一言】

今しがた散髪してきたのだが、5歳は若返ったと思う。 見た目37歳になったはず・・・
 

コメント

  1. ふくみ より:

    マグさん……
    そんな目でみないの(;・∀・)

    こんこんさん、
    すんばらスウィートですヽ(・∀・)ノ❇
    うちにも来て欲しいです。

    もちろんお弁当は大盛り白米で🍚

    これから、すべらかしいおニューのフローリングで気持ちいいね!
    スプレー対策を考えないと……( ̄▽ ̄;)

  2. ふくみ より:

    お茶を飲んでるつのだ★プロ、
    背景の襖の取っ手との奇跡的な一致で、
    渋顔の武士にも見えます……( *゚A゚)

    文明開化の音がしそうです。

  3. ラブママ より:

    わたくしも、下地終了の時点でこれで仕上がりにしても
    良いのではないかと思いました。
    充分生活できそうです。
    でもフローリング材を張っていくと、やっぱり素敵❤
    18年のキャリアがそこかしこに活かされていて、
    説明を読んでいるだけでうなってしまいました。
    いろんな知恵が隠されているんですね。
    やっぱりハンバーグと唐揚げを付けておいて
    よかったですね。

    それにしても、胡坐をかいてお弁当を食べるこんこんさん、
    さまになってます。
    しぶい❤

    そして白目を剥いて不安げに見つめるまぐちゃんが・・・。
    まぐちゃんの畳はどうなるのでしょうか?

  4. ふうライ坊 より:

    ポチっ、ポチっ。
    先ずはつのだ⭐に……。

    すごい!とにかくさすがですというほか何もないです\(^^)/

    もう、局長さんは今回は表に出ず裏方のお手伝いに徹した方がよいですね!
    裏方さんも重要ですよ、気持ちよく作業してもらうために(^○^)

    局長さんの説明も中々すごいですよ!
    ……でも、うちでは出来そうもないですけど(-_-;)

    ところで30代になった局長さんは何処に?!(((^_^;)

  5. なお より:

    道具だけを見てるとうちのオットも負けてはいないけど
    作業の速さや後々を考えての計算は流石です!

  6. しんころ より:

    お弁当が美味しそう〜(^ω^)
    局長さんのお心遣いにつのだプロのエアタッカーも鳴りまくりですね!
    にしても、お茶を飲むつのだプロ …、渋い!!

  7. 今日もキレッキレッですね、つのだプロ(≧∇≦)

    素人には考えつかない微妙なところ、
    さすがプロです。
    今回ばかりは局長さんも裏方でしたか〜〜
    つのだプロが居なかったら、どうなって
    いたのか、、、
    これは頭が上がりませんね^_^

    まぐちゃん、畳、ゴザじゃダメかな( ̄▽ ̄)

  8. つばめ11号 より:

    こだわりの局長の上を行くつのだ☆プロの仕事。
    さすがですね。ホント素晴らしいです。
    お近くにいたら我が家の建て替えまでお願いしたい
    と、かなり真剣に思ってしまいました。

    マグちゃんの写真が1枚しかなかったけど
    大好きな白目が見られたので満足です。
    マグちゃんもつのだ☆プロに見とれてますね。

  9. ノリスケ より:

    局長様、お疲れ様です。
    こんこん様もお疲れ様です。

    リフォーム作業、みるまるうちにお部屋の様子が変わっていくのをみるのは楽しいです。
    それにしても局長さんはなんでも自分でしはるんですね~すごいです!

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