寿喜|テクニカルデータ

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寿喜
名 前寿喜ことぶき
通 称「コト」「こっちゃん」
猫 種アメショっぽい雑種
生年月日  2007年11月頃(推定15歳)
体重3.6kg(2022年8月現在)
2.7kg(2023年2月現在)
健康状態慢性腎臓病まんせいじんぞうびょう
肥満細胞腫ひまんさいぼうしゅ) ※脾臓ひぞう摘出済み・通院中
 └ 肝臓かんぞうへの転移を確認済み
●2021年 7月時点で「余命1年~1年半」と宣告
性 格●天然
●甘えん坊で天性の“”気質
●目下の者(志熊/小倅)に対しては、しっかりした“兄貴”肌になる
●常に文句を言っている
●性格は犬に近く、舐めるし、呼べば来る
特 徴●起きているときは常に鳴いている(しゃべっている)
●病に侵される以前は顔も目も真ん丸だった
●緊張感や警戒心が皆無で仰向けで寝る
好きなこと嫁女房に甘えること
●焼き魚を食べさせてもらうこと
嫌いなこと ●薬を飲まされること
●文句を「うるさい」と注意されること
誇れること●犬に対する抵抗感がない
●目下の者からちょっかいを出されても我慢できる
特 技●人間の赤ちゃん・幼児への子守り
●大声で文句を言っては寝ている小倅を起こす
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 家族となった経緯

アライグマの千寿せんじゅが急逝した翌日の 2008年11月20日、局長の元へ隣のお婆ちゃんから連絡が入り、「(近所の)小学校裏の道でうずくまっている猫がいるから保護してほしい」などという無茶苦茶な要望を受ける。
千寿のことでそれどころではないのと、「我が家は保健所か!」という怒りを感じながら現地へ行ってみると、どうみても日向ぼっこをしているだけの猫がいた。
それが寿喜である。

我が家へ着いてからは、緊張からか押入れに入ったまま出てこなかった。
押入れにこもって4日目、ようやく出てきて少しずつ我々と距離を縮めるも、すぐに加速的に打ち解けていった。

 成長の過程

保護した時と、その後の状況から判断すると、元の飼い主に捨てられたとしか考えられず、そのためか外へ出ることを極端に嫌い、例え窓を全開にしていても絶対に家からは一歩も出ることがない。

愛情が二分されてしまったことで、石像猫にいなからは極端に嫌われてしまうも、それでも仲良くなろうと必死に近寄っていく姿は痛ましい。
ポメラニアン真熊まぐまとは仲がいい一方、ツンデレ三毛猫の稚葉わかばとは犬猿の仲で、すれ違いざまに猫パンチを打ち合うほどの不仲。

野良猫キャリアがあるとは思えないほど警戒心ゼロの性格で、日々天然な姿を見せている。

石像猫にいなの後を付いて回っては、なんでも真似をする生粋の“”気質であるが、真熊の子供である志熊に対しては謎の“兄貴”肌を見せて、よく相手をしてあげている。

兄として一方的に慕っていた石像猫にいなの没後は、寂しそうに過ごしていた。
一ヶ月後に小倅こせがれが生まれるも、ずっと毛嫌いするように避けていたが、生後10ヶ月が過ぎた頃から急に“子守り”を始め、今では常に一緒に過ごす仲良し兄弟となっている。

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 闘病生活

2021年 7月に受けた血液検査で「慢性腎臓病の予備軍」「肝臓疾患の予備軍」との診断を受ける。
とくに投薬などの治療は行わず経過観察となったが、半年後の2022年 1月に、にいなと真熊が同時に、且つ突然の病に倒れ、闘病の末ににいなを失った後悔から、転院先の病院で“人間ドッグ”ばりの精密検査を受けたところ、脾臓に「肥満細胞腫ひまんさいぼうしゅ」という“”が発見される。

脾臓摘出の手術を実施したが、肝臓にも転移していることが判明。
以降、分子標的薬という抗がん剤による投薬治療と、月に一度の通院を継続中。

肥満細胞腫により脾臓摘出をしながら、肝臓に転移を認められた場合の平均生存期間(余命)は「1年~1年半というエビデンスを告知されるも、術後1年半が経過した2023年 3月現在も、血液検査による数値は“横ばい”で推移し、日々元気に生きている。

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