名 前 | 稚葉 ♀ |
通 称 | 「わかちゃん」 |
猫 種 | 三毛猫 |
生年月日 | 2011年 3月頃(推定13歳) |
体重 | 3.7kg(2022年10月現在) 4.0kg(2023年 3月現在) |
健康状態 | ●甲状腺ホルモン障害 ※通院・投薬中 ●肝臓疾患 |
性 格 | ●警戒心が尋常じゃないくらい強い ●基本的には甘えん坊 ●気が強い ●脱走癖がある ●鳥や虫など動くものはすべて狙う典型的な野良猫の習性が残る |
特 徴 | ●気の強さと病による体重減少で“化け猫”のような人相(猫相)だった ●野良猫キャリアが長かったせいか、決して警戒心を緩めない ●分かりやすいツンデレ |
好きなこと | ●嫁女房に甘えること ●石像猫にいなに甘えること ●焼き魚(サバ)を食べさせてもらうこと |
嫌いなこと | ●薬を飲まされること ●病院に連れて行かれること ●寿喜と小倅の存在 |
誇れること | ●野良猫時代に鍛えた跳躍力 ●僅かな手がかりから通院の日を予知してベッドの下に隠れること |
特 技 | ●気配を完全に消すこと ●高速猫パンチ |
■ 家族となった経緯
ドッグランにするために芝生への改造作業に精を出している局長邸の庭へ、ある日からいきなり夜な夜な出入りするようになり、さらには梅の木を伝って2階のベランダまで登ってくるようになった。
局長が姿を現すまで鳴き続け、ごはんを催促するという関係だったが、よく見ると首からかなりの出血があることが発覚。
一ヶ月半を掛けて、毎晩のごはんで信頼関係を築き、満を持して捕獲。
病院での手術と治療を経て、そのまま局長家の一員となる。
局長家初の女の子である。
■ 成長の過程
手術後、ワクチンを接種できるまでは他の動物たちを接触させることができなかったため、一つの部屋に隔離していた。
その後、少しずつ 「家族化トレーニング」 を進めるも、野良猫の生活が長かったからか、簡単には先住猫や犬である真熊と馴染むことができず、さらに先住猫たちもストレスで体調を崩すようになってしまったため、里子に出すことも視野に入れながら育てていた。
半年が経過した頃からは、すっかり飼い猫らしくなってきて、今では他の動物たちとも仲良くとまではいかないものの、普通に同じ空間で同居できている。
■ 石像猫にいなとの夫婦関係
2016年頃から、石像猫にいなに体を密着させて甘えることが増えていった。
それまでの3年間は、にいな自身は気の強い稚葉を苦手としており、稚葉はにいなを「害のない存在」くらいにしか捉えていない様子だったが、いつからか稚葉が一方的にくっ付いていくようになった。
その後は、常に2匹で一緒に石油ファンヒーターの上や、俺のPCチェアに乗るように。
実際には、にいなが先に一人でくつろいでいるところへ、稚葉があとから強引に割り入っていくという表現が正しいのだが。
そして2021年 1月28日、病に伏していたにいなを少し離れた場所から見守りつづけていた稚葉は、ついに悲しみを我慢ができなくなり、ベッドに飛び込み、しばしの・・・・ そして最後の添い寝をし、数日後の 2月 3日に悲し過ぎる今生の別れを迎えた・・・・
にいなを失った悲しみに加え、苦手な小倅が家族に加わったことも手伝ってか、2021年 5月以降は2階の寝室で一人きりで過ごすようになってしまった。
■ 闘病生活
2020年 7月に受けた血液検査で、肝臓の数値が異常に上がって(悪化して)いることが発覚し、投薬治療が始まるも、苦い薬を飲まされることと、病院に連れて行かれることのストレスにより、僅か1ヶ月間で体重が1kg以上も激減。
通院と投薬をつづけるも、まったく改善が見られなかったため、旧知の獣医師“餡ドーナツ先生”に相談し、ひとまず通院も投薬もストップさせてもらうことに。
その後、転院先で「肝臓の疾患ではなく、甲状腺ホルモンの疾患による肝臓数値の悪化」と診断され、甲状腺ホルモンの投薬治療を始めると、見る見る体重も増え、肝臓の数値も改善。
2022年 8月現在で、過去のMax体重とほぼ同じレベルまで復調を見せている。
甲状腺ホルモンの治療は、一度始めたら最後、薬の量を微調整しながらエンドレスでつづけなければならないらしく、今も月に一度のペースで通院中。
だが、自分でも体調が良くなっている手応えを感じているのか、以前のレベルほどのストレスは感じていないようで、通院が原因で体重が落ちることもなく、元気な毎日を送っている。