お盆休みの終盤に、こんにちは。
昨夜は7年ぶりに『火垂るの墓』が放送されましたね。都合があって見れなかったのですが、近い将来、親の責務として子どもたちにも見せなきゃなと考えている局長です。
─── さて、再び「従来の時系列に沿ったお話」で未だ記事化していなかった件の続編を。

2024年2月27日(火)、つまり小童が産まれて3ヶ月になろうとしている時期のお話。
新居が竣工し、新生活が始まって5ヶ月が経過した頃、小倅はどこかでもらってきた「ポケモン」のシールをリビングに敷いたマットの上に広げていた遊んでいたが、今度は天然猫の寿喜の手(前足)に貼り始めた。
【前話のおさらい】

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。※当時はまだ2歳
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
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寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫で、元野良猫で推定16歳のド天然。
「肥満細胞腫」という“癌”と慢性腎臓病と戦っていたが、2024年6月から口内トラブルにより体調を崩し、7/29に永眠。
☞ 詳しいプロフィール

最初はシール遊びを傍らで見守っていた寿喜だが、すぐに自分がキャンバスにされるとは思ってもみなかっただろう。
それでも何ら抵抗することなく、されるがままにしている優しい兄。

すると、小倅にとっては“アタリ”のようなプレミアムなシールを見付けたのか、何やら大興奮みたいなモードになり始める。
俺や嫁女房からすると、他のシールとの違いが分からないのだが。

特別なシールだけに、貼る場所も他のものとは一線を画したいのだろうか。
それまでの手ではなく、頭頂部に貼り始める小倅。
寿喜は尚も動かずにすべてを受け入れている。

結局、レイアウト的には“縦”に貼ることでしっくり来たらしい。
しかし、猫の毛はシールを貼るキャンバスとしてはあまり適していないらしく、粘着が弱く、何度となく剥がれてしまう。

そのたびに根気よく修正する小倅と、ボディを提供し続ける寿喜。
こだわっている内容も、シールの貼り方の法則性も俺には理解できないのだが、アーティスト顔負けの集中力で作業が続けられている。
21:30、ようやく納得のいく仕上がりに完成できたらしい。

実はこのやり取り、18:40頃に始まったのだが、途中でお風呂も挟んでいるので、計3時間にわたる創作活動となっていた。
その間、微動だにせずに小倅のやりたいようにさせてあげていた寿喜の献身ぶりたるや。

そしてこの出来事が、寿喜による“子守り”を始めとする2匹が一緒に過ごすシーンについての、当ブログにおける最後の投稿となる。
画像フォルダをさかのぼっても、生前の寿喜が小倅と共にいる未公開写真はこれで完全になくなってしまったのだ。

つまり、もう2匹の微笑ましいやり取りを新たな記事として綴ることができなくなったわけだ。
本当にいい関係性だったな、寿喜と小倅。
叶わないことだが、やっぱりこの先もずっと見ていたかった。
連休中はアクセス等が激減しますが、ここ⇩をクリックいただけると俄然やる気が増します。
この3ヶ月後に寿喜は“最後の戦い”となる2ヶ月間の闘病生活に突入し旅立ってしまうことに
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