さよなら斑鳩

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こどもの日に、こんにちわ。

今日はそこら中のキッズたちが甲冑をかぶって刀を片手に走り回っていることでしょう。
まるで「関が原の合戦」のワンシーンのようなのでしょうね。 局長です。

――― さて、一体いつまでつづくのか 『奈良で会いましょう』 企画のレポート。

20160505_夢殿1

法隆寺の中でも有名な「五重塔」などがある西院伽藍(さいいんがらん)を出た我々が次にやって来たのは、ここ東院伽藍(とういんがらん)。

その中心的な存在が、この “夢殿” である。

20160505_夢殿2

では、この奈良編の初回に紹介した “レーズン”(さだまさしのユニット)による名曲 『夢しだれ』 の歌詞を、もう一度振り返ってみよう。

♪ 吉野の里の桜には まだ早すぎると君が 僕の指をとり誘う先は 春に霞む斑鳩の ♪
♪ 古の夢殿に ひとめぐりめぐり会えば ふり仰ぐ満開の桜 誰が名づけたのか夢しだれ ♪

20160505_夢殿3

そう、名曲 『夢しだれ』 とは、法隆寺の「夢殿」に咲く、まさにこの枝垂桜を歌った曲なのだ。

感慨深いぜ、夢しだれ。
夢殿にある枝垂桜だから、夢しだれ。

20160505_夢殿4

さだまさしの詩の世界を生で体感したところで、再び東大門をくぐり、もと来た道へ。

この広大な寺院が、1,000年以上も変わらぬ姿のままそこにあるなんて、古都とは実に素晴らしい街である。

20160505_夢殿5

ちなみに、法隆寺の拝観料は1,500円と高額だ。

それは、「西院伽藍」、「大宝蔵院」、「夢殿」という3エリアを観て回るセット料金のためで、単体での拝観も可能。
1エリア500円ということなので、そう考えると至って普通の料金設定である。

20160505_夢殿6

しかし、この日の惜しむらくは天気だ。

そういえば、昨年の 『大阪で会いましょう』 企画の日も雨だったし、俺と関西地方の相性は雨で結ばれているのだろうか。

20160505_夢殿7

一度くらい、雨乞いしたいほどに快晴の関西地方に来てみたいものだ。

そんなことを思いながら、いよいよ法隆寺を後にすべく、メインゲートである「南大門」へと向かう俺の哀愁にまみれた後姿。

20160505_夢殿8

真熊は、法隆寺でも規則上キャリーに入れられっぱなしであったため、たまに目を見開くものの、ほとんどが半寝状態だった。

メインゲート、「南大門」。

20160505_夢殿9

そういえば、南大門とか東大門って韓国に行ったときにもあったし、実際に立ち寄った。
よくあるネーミングなのだろうか。

最後にもう一度、法隆寺内部の位置関係を確認してみよう。

20160505_法隆寺MAP

広かった、実に広かった法隆寺。
時間さえあれば、もっとじっくり見て回りたかったぜ・・・・

南大門を出た我々は、目の前にあったお店で遅めのランチを取ることに。

20160505_夢殿10

この日のガイド役である生粋の奈良県民 “シホ” さんに、「奈良と言えば!」的なものをリクエストしてみたところ、この “茶粥” を勧められた。
但し、あまり美味しくないと言う。

実際に食べてみると、本当に美味しくなかった。
白米にほうじ茶を掛けただけの味だった・・・・・

20160505_夢殿11

次にオーダーしたのが、この “柿そば” 。

奈良県の名産「柿」を練りこんだ蕎麦らしく、決して「奈良と言えば」的なメニューではなく、このお店オリジナルの創作料理だと思われる。

20160505_夢殿12

さっそく食べてみる。

ちなみに、うずらの卵って関西では当たり前らしいが、関東のお蕎麦には付いてこない。
一瞬扱いに困った俺がいた。

気になるお味は ―――

20160505_夢殿13

実にサッパリしていて、お蕎麦に清涼感のような風味がプラスされた感じで美味しかった。

でも、別に柿を混ぜずに、普通のお蕎麦のままでもいい気がする・・・・
否(いな)、いろいろ試行錯誤することはいいことだ。

豆粒のようにしか写っていない真熊だけど、実はきっちりカメラ目線 ―――

眠いながらも目線を送っていた真熊に愛のクリックを。

桜が当たり前になってしまっている贅沢な奈良県民。

【今日の一言】

GWって今日で終わりってことでしょうか。 それとも土日までを含めるのでしょうか。
 

20160416_仙台バナー
 

コメント

  1. ラブママ より:

    わたくしもかつて、さだまさしの歌の歌詞のとおりに
    鎌倉を訪れたことがあります。
    ♪源氏山から~北鎌倉へ~ 
     あの日と同じ~道のりで~♪
    ♪たどり着いたのは~

    ・・・・・縁切寺~♪
    はい、「縁切寺」でした・・・。

    「名物に旨い物なし」と言いますが、
    それでも有名なのは何故なのでしょう?
    茶粥と柿そば、果たしてこの二品で局長のお腹が
    いっぱいになったのか、
    味よりもそちらのほうが気になります。

    バナーのまぐちゃん、お目目がほとんど無い・・・。
    でもカメラ目線・・・。
    健気だわ❤

  2. より:

    夢枝垂れ
    写真で拝見して、初めて見ることができました
    感謝です!
    柿そば
    きれいな柿色ですね!
    上の緑でちゃんとへたが表現されているんですね!

  3. 柿そばが、ナポリタンスパゲッティに見えたのは私だけ?
    ざるにスパゲッティは違和感あるわ~(笑)

    関西ではざるそばには、うずらの卵は必須ですよ~。
    ちなみに私は、納豆にもうずらの卵を入れます(笑)

  4. より:

    ラブママ様
    私も歌詞の通りに歩いたことがあります
    「裏庭を抜けて お石の茶屋に寄って
    きみが一つ 僕が半分 梅ヶ枝餅を食べた」
    「飛梅」でした
    ちなみに梅ヶ枝餅は2個食べました

  5. 歌詞のとおりに歩くなんて、素敵ですね。
    私は一度もしたことないです。
    ラブママさん、面白いです(≧∇≦)

    今日のブログはいろいろ勉強になりました^_^
    過去記事のカディ宅お泊りレポート、とても
    新鮮でした。まだ、菩提ちゃんいないし、
    カディさんのまぐちゃん愛が溢れててそれがまた
    可笑しくて(o^^o)

  6. おちゃんこママ より:

    ざるそばにうずらの卵って関西だけなんですか⁉︎
    知らなかった…

  7. ふうライ坊 より:

    おねむのお目めでもカメラ目線のマグちゃん、プロですねぇー(((^^;)

    さだまさしさんの歌を頭で思い浮かべながらの桜はそれだけで浸っちゃいそうですね!

    なんか、奈良シリーズはマグちゃんずーっとおねむのよーな…(^_^;)

    花より団子…ですかね?!

  8. しんころ より:

    緑のそばでヘタを表現してるんですねぇ!
    たしかに柿に見えてきました!
    みなさんのコメント読んでからレポートを見返すと面白いですね!(o^^o)

  9. ラブママ より:

    橘さま

    「飛梅」❤
    この曲もいいですよね~。
    ♪来年もふたりで 来れると良いのにねと
    僕の声に 君は 答えられなかった♪

    続きを歌えてしまう自分が・・・
    あれは何年前?
    いえいえ、何十年前?

    この歌詞の通りに、大宰府を旅してみたいです。

  10. くみ より:

    先日、私もたまたま奈良を車で走っていました。
    町中に、いきなり平城京跡が現れた時には
    妙なテンションの上がり方になってしまって
    同乗していた友人に白い目で見られました[絵文字:v-356]

    京都、奈良にありがちですが普通の景色の中に
    いきなり歴史的な建造物が出てくる…
    なんかテンション上がるんですわ、これが(笑)
    そして始終眠そうながら、時々パチクリお目々の
    まぐちゃんin奈良、キュートでした~[絵文字:v-344]

  11. つばめ11号 より:

    法隆寺ってこんなに広かったんですね。
    修学旅行の時に行ったはずなのにまったく思い出せず
    本当に行ったのかも怪しく感じてきました。

    マグちゃん、糸より細い目で必死のカメラ目線
    さすがモデルになっただけのことはありますね。

    今日はお出かけ日和の快晴でした。
    体調も良くなってどこかにお出掛けされましたか?

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