日曜日の朝に、こんにちわ。
先日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)元大統領に懲役24年が科されましたが、つまり特赦でもない限りは90歳まで塀の中ってことですよね。 なかなかの重罪ですね。 局長です。
――― さて、昨日のつづきで、週末限定でお送りする俺の旅日記の続編を。
片道3時間というバスの旅を経てやって来たのはここ、南ボヘミア州にある “世界一美しい街” と呼ばれる 『チェスキークルムロフ』。
プラハの「Andel」という駅に隣接したバス停を9:00に出発し、到着したは11:50。
東京から浜松ないし名古屋くらいの距離だろうか。
“チェスキークルムロフ城” がその中心となるのだが、まずは到着したバス停から “城下町” の中心までひたすら歩く。
すると、人が多く集まる広場のような場所に出た。
広場から建物の間に伸びる道の奥には、お城が見えている。
どうやら中心地はここのようだ。
まずはお城の見物にと、その道を進んでいく。
すると、なんとこんなところまで流れていた “ヴルタヴァ川”(モルダウ)に架かる橋を渡った先に、お城の展望塔が見えてきた。
その手前には、プラハ城でもそこらじゅうにあった “磔のイエス像” が。
ヴルタヴァ川が「お堀」だとすると、ようやくその内側にイン。
車が停まっているが、これは職員のものだろうか。
もしくは、一般観光客がこんな世界遺産の、しかも中心部分に車で乗り入れてもいいような「ゆるさ」があるのだろうか。
そして、塔の下までやって来た。
バス停から、てくてく歩いて20~30分くらいだろうか。
写真を撮りながらだと、ゆうに小一時間を要してしまう。
俺以外の人がまったく写っていない奇跡の一枚。
観光客でごった返していたのだが、まさかの誰もいなくなるタイミングが訪れたのだった。
さらに歩を進める。
この門は、日本のお城でいえば「桜田門」などの “○○門” 的なやつだろうか。
ヨーロッパ人、アジア人、中東人など、様々な観光客の構成でにぎわっている城内。
さすがは世界遺産だけあって、各国ともに団体客が多かった。
門をくぐると、左後方に展望塔。
その手前には、荘厳な彫刻をめぐらせた建物が。
・・・・と思いきや、実はこれは絵。
荘厳な彫刻を、陰影も付けて忠実に再現、というか “そう見える絵” が描かれているだけ。
そのまま城内へと進んでいく。
あとで気付いたのだが、この城内で階段を上った覚えはないのだが、最後はかなり高い景色のいい場所に出たので、ずっとこういった上り坂を歩いていたらしい。
ここは、その途中の広場。
中庭、箱庭みたいなものだろうか。
大きなレンガというか、ブロック状の石を積んで造られた壁が並び、その前にあったベンチでちょっとばかり休憩。
・・・・と思いきや、実はこれも “そう見える絵”。
この城内には、“騙し絵”(だまし絵)と呼ばれるこれらの装飾がそこかしこに施されているのだが、何もトリックアート的な芸術の観点からではない。
この街ができた当時、えらい財政難だったらしく、当時流行していた “ちゃんとした彫刻” が施せなかったからと、それでも諦めきれなくてこれらの騙し絵に走ったそうな。
見栄っ張りの城主だったのだろうか・・・・
再び歩を進めると、高台に到着。
初めて城下を見下ろすと、なるほど、美しい街並みが眼前に広がる。
ちなみに、この場所がどこかというと ―――
最初に記念撮影の背景に入れたお城のこの辺。
京都や奈良の「碁盤の目」のような街並みではなく、複雑に入り組んだ作りなので、位置関係が分からなくなってしまう。
改めて、プラハ城から見下ろした街並みと比較してみると、たしかに美しい。
前者はオレンジ色の屋根が一面に並んでいただけだったが、この風景は、緑あり、川あり、屋根もオレンジ色だけでなく黒もあり、背の高い教会もあり・・・・
古き良きヨーロッパの街並みをギュ~っと凝縮したような景観なのだろう。
比較対象になるような、他の国の美しい街を見たことがないから分からないのだが、2018年4月現在の “俺がこれまで見てきた街ランキング” では、たしかに世界一美しいと思う。
戦時下では銃を撃ち下ろすための穴だろうか。
ここから撮るこの風景は “インスタ映え” のお約束らしい。
俺もinstagramにアップしてみたが、同じカットをアップしている人が五万人くらいいた。
北欧や「ハイジ」の国スイスなど、他にも美しい街はたくさんあるので「世界一美しい街はそこじゃない!」なんて意見もあるかと思うが、くれぐれも俺が冠した名称ではないので、あしからず。
つづきは、また来週!
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【今日の一言】
懲役2年ちょいなのに、嫌気が差して脱獄した先日の受刑者もいるのに、懲役24年間って・・・・
コメント
オレンジの屋根が素敵です。
どこで撮っても、インスタ映えする景色
ですね。
海外に行きたくなりました。
また、来ます‼️
いきなり本編かと思いきやまさかのお待ちくださいでした…^^;
もうすでに綺麗な写真がたくさん!
続きも楽しみですー!また来ます!!( *´︶`*)
「世界一美しい街」の中にこんなトリックアートのような
場所があるなんて、ユーモアすら感じます。
ユニバーサルスタジオに迷い込んだみたいです。
でもここは本物の街。
だまし絵の部分はさておき、やはりとても美しい所ですね。
どこの国でも、お城の周りには壁があり、
お堀があり、門があるのでしょうか。
その門をくぐる時のドキドキ感がたまりませんね。
来週の続きが楽しみです。
東京から浜松という例えで、その遠さを実感しました。
ついでにモルダウ川の長さもです。
世界遺産の中にトリックアートがあることに驚きました。
こんな時代にそんなことを思いつくとは、その意外性も
世界遺産なんでしょうか。
とにかく面白いお城だと思います。
高台から見下ろした街は、とてもきれいです。
小さな箱の中に作られたおもちゃのような感じもします。
これが本当に存在してるなんて。
3時間かかっても見に行く価値はありますね。