さよなら五日間 ～失意の結婚休暇 Vol.4【最終章】

日曜日の昼下がりに、こんにちわ。
今回は自民党も議席数を減らしちゃうんでしょうね。ここ数年は議員の不祥事も多いし、コロナ禍による閉塞感は大きいし、格差も広がっちゃったし。でも野党の実力不足も否めないから難しいところですね。けっこう社会派の局長です。

─── さて、昨年12月に取得した「失意の結婚休暇」のお話の最終章。

「もう？」なんて思ったアナタ、それくらいネタも特筆すべきこともない５日間だったのである。
結婚休暇４日目となる12月17日(木)。

この日はお昼前に、とある喫茶店に来ていた。

名前は思い出せないが、カフェではなく歴史のある喫茶店らしい。

ひとまずここまでの“おさらい”としては、炭焼きハンバーグ「さわやか」、パンダを見に「上野動物園」と二日間をアクティブに動き、３日目の16日(水)は“オフ日”として、夜にジムに行く程度に抑えていた。

【なぜ結婚休暇が失意なのかは、こちらを参照】

この頃「昭和レトロな喫茶店」巡りにハマって、古めかしい喫茶店ばかりを選んで訪れていたのだが、今回のお店は明らかにカテゴリーが違っていた。

昭和から営業しているのは間違いないが、昭和レトロというよりは「大正ロマン」というか、西洋の文化に強い影響を受けた時代の喫茶店といった雰囲気。

鹿の首のオブジェ（ハンティング・トロフィー）なんて、何年ぶりに見ただろうか。

それどころか、西洋の甲冑まである。
クロアチアに行きそびれた我々夫婦にとっては、なかなか嬉しい店構えであった。

お店のジャンルは喫茶店となっていたが、中身はレストランである。
ランチメニューもコースになっていて、ちょっとした軽食というレベルではなかった。

デザートの段になって、ようやく喫茶店の雰囲気が出てきたくらいだ。
こういうカップとソーサーのセットも、「バザー」くらいでしか見たことがなかった。

お腹も心も満たされたところで、次に向かった先は『IKEA』。

“スーパーマーケットの黒船”と呼ばれる『コストコ』と並ぶ、“インテリアショップの黒船”であるIKEA。
スウェーデンから来たので、正しくは黒船ではないのだが。

IKEAファンなら分かってもらえると思うが、IKEAは丸一日いても飽きない。

だが、15時頃の到着となってしまったので、俺としてはちょっと不完全燃焼となってしまったが、今度はIKEAのレストランでの夕食へ。

IKEAの魅力の一つは、買い物の途中にカートを置いてレストランで食事ができることだ。

そして産まれてくる赤ん坊のための育児グッズを何点か購入し、会計を済ませたところで、さらにお次はフードコート的なエリアに吸い込まれてしまった

コストコもそうだが、欧米系のフードコートはとにかく「ホットドッグ」が安い。
味もレタスなどは入っておらずシンプルなのだが、それでも安い。

結局、グルメツアーのような一日になってしまった結婚休暇の４日目。

そして最終日の５日目、つまり12月18日(金)はというと映画『ワンダーウーマン』を観に行った。
映画としては面白かったが、結婚休暇に観る映画なのかと問われれば、ちょっと微妙。

こうして、ウユニ塩湖への旅行のはずだった結婚休暇は、金沢旅行という妥協案すら叶わず、ハンバーグ食べて動物園行ってIKEAに行って映画を観て････という、いつでもできること尽くしの五日間として幕を閉じたのだった。