火曜日の朝に、こんにちは。
昨夜からジムでのトレーニングを再開しました。少しずつですが元の日常に戻していくつもりです。局長です。
─── かれこれ13年と7ヶ月も連載を続けているこの『熊猫犬日記』。
本当は、暗い話やしみったれた話は書きたくない。
毎日3分程度の癒し、もしくはペット飼育における何かしらのナレッジを提供したいと考えて、できる限りそうしてきた。
ゆえに、ポメラニアン真熊を失った、この悲しさでいっぱいの今の心境を素直に綴るのはどうなのかと、この休眠中にいろいろ考えもしたのだが、結論としては「書く」ことに決めた。
「ペットロス」も、ペット飼育の最後に必ず行き着いてしまう、決して避けては通れない問題なのだから。
俺なりのペットロスとの向き合い方を綴ることで、今現在、あるいはこれから先、ペットロスに苦しんでいる人・苦しむことになる人が、「自分一人ではない」という共感や安心を得られることもあるのでは ── と。
現に嫁女房と出会ったきっかけも、彼女が実家の愛犬を亡くして深刻なペットロスに苦しんでいた際に、「他の人たちはどうやってこれを克服しているのか」とネット検索して引っ掛かったのが、この「熊猫犬日記」だったこと。
アライグマ千寿が亡くなったときの心境を綴った記事に行き付いたそうな。
当の俺も今回、『富士丸な日々』の筆者・穴澤賢さんが綴った、富士丸が急逝したときの話を書籍で読み返して、「俺だけじゃない」「当たり前の心身の反応なんだ」と少し勇気を持てたりした。
だから、今のこの心境も包み隠さず綴ったほうがいいのかなと。
女々しく感じる内容になってしまうかもしれないが、それで共感できたり、少しでも心の痛みが和らぐ人がいるのなら、綴る意味があるだろうという考えるに至ったのだ。
その俺はというと ───
ペットを飼っている以上、いつか必ずこういう日が来ることは覚悟していたつもりなのに、いざ実際に訪れてしまうと、まったくもって対処ができないものだった。
「いい人生(犬生)だったよね」
「幸せな旅立ちだったよね」
・・・・と、自信をもって言えるような最期を迎えさせてやりたいと、ぼんやりではあるが常日頃から思っていたものの、千寿のときも、にいぼんのときも、今回の真熊に関しても、そういった自負や満足感は1ミリも得られない。
逆に、「もっとこうできたのでは」「あの判断が遅かった」など、後悔しか湧いて来ない。
これって、俺以外の人にとっても「あるある」なのだろうか・・・・
つづく。
15年半にわたり多くの幸せと愛をくれた真熊に慈しみのクリックを
コメント
おはようございます。
人って大切な人を失うともっとこうしてあげれたのでは・・・
もっと・・もっと・・と後悔ばかり思ってしまいますよね。
でも腕の中で旅立てた、見守られながら・・これだけでもまぐちゃんは倖せだったのではないでしょうか?大好きな父上に見守られて。
何かの縁で出会って局長さんに活かされ、まぐちゃんに活かされお互いを大切に思っての15年に私まで途中から楽しませていただきました。
ポメラニアンを飼ってまぐちゃんに出会えてホントに良かったです。
これから色々とまた話を聞かせてください。
嫁女房さんと出会わせてくれたのもまぐちゃんパワーだったんですね。
子倅ちゃんという宝物まで授かって最高の贈り物ですね。
愛犬と過ごした時間に
差はあれどペットロスは
想像以上に
辛いものだと思います。
私は
通勤中、
車内でミスチルの
HANABIを聴いて号泣しました。
送り出したあとは
後悔もしました。
もっとこうしていればと
毎日思いました。
でも
当時はそれが最善だったはずなんですよね。
我が子を助けたい一心でしたから。
大袈裟かもしれないけど
自分の寿命をわけられるなら
わけてあげたいと願っていました。
まだまだ喪失感の方が大きいと思いますが
真熊くんの事をたくさん思い出して
家族で話してあげることが
一番の供養になると思います。
真熊くんにも聞こえているはずなので(๑˃̶͈̀◡˂̶͈́๑)♥
局長、あるあるなんです。
そして局長さんは、ホントに頭が下がるほどでした。
今の局長さんには上っ面の慰めにしか思えないかもしれませんが
本当にそう思ってます。
誤解がある文章ですみません。
「上っ面の慰めにしか思えないコメントにしか思えないかもしれませんが」
と、言いたかったのです💦
局長殿
そうなんです。
ペットロスって、経験していない皆さんにはわかりにくいのかもしれないんですが、
毎日当たり前にやってたことがゴッソリなくなっちゃうんです。
朝目覚めて、「お!散歩時間?」って起きても、またご飯時間だな-って用意しちゃおうとしても、本犬はもうその場にいない。
という日々を思い出しちゃいました。
うちの普通雑種のワンコはお空へ旅立ってもうン十年経ってますが、
まだ思い出せちゃうのです。
なので。局長殿も無理しないようにしてください!
あるあるです。
少なくとも私は後悔が大きかったです。
あれをこうしてれば、もっとこうしてあげられたのではとか。
もう言い出したら数え切れないです。
最期も病院で1人で旅立たせてしまいましたから。
最後の日、その事、その日の事はやり直し出来るものならしたいくらいなんです。
動物を飼ったら必ず最後はくる…のは頭では勿論わかっていてもいざその時が来たら…悲しみと後悔とが入り混じり何とも言えません。
クッキーも高齢で薬もたくさん飲んでるので、今からその時の事をある程度覚悟しています。薄情かもしれませんが、でないと壊れます、壊れる自信しかないので😅
嫁女房さんも辛い過去をお持ちなんですね。
うんうん。頷きながら読みました。
まぐちゃんがとても大事な存在だからペットロスになるその証ですもの。
ただ、私の場合、変かもしれないですが、介護しながら、別れがすぐくるのがわかっていましたが、泣きながらも、愛犬の介護が出来てとても幸せを感じてました。無理やりお仕事休んで。。。
局長さんはお仕事しながらだったのでそんな事なかったかでしょうか。。。
局長様
オノユウリさんの「ペットの声がきこえたら」をおすすめします。
泣いちゃいますが。。。
局長さん、おかえりなさい。
お辛い中まぐちゃんの死と向き合う辛い更新、そして同じ想いを分かち合えるようにと綴ってくださるお気持ちありがとうございます。
私も先日、りくを亡くし後悔ばかりで未だに、死を受け入れれてないのか封印している自分がいます。駄目な飼い主ですね。
最期は私の願いだった腕の中で…とそれは叶ったのですが最期は病院で逝かせてしまいました。大好きな家で逝かせてあげれば…とか嫌な薬を無理矢理シリンジでご飯と食べさせて可哀想だった…とか他の病院なら治ったんじゃないか…とかもう後悔ばかりです。
未だ、何が良かったのか分かりません。
多分、皆さん同じような想いをされてるんでしょうね。
局長さんも16年弱ずーっと一緒だったまぐちゃんの喪失感は計り知れないと思います。
こんなに愛されていたまぐちゃん、
また共感し、まぐちゃんに救われる人もいらっしゃると思います。
私の場合は、マリィが甲子園の阪神戦一年分のチケット発売日の早朝に天国に旅立ったので、ペットロスになる暇がありませんでした。
マリィの最後の親孝行ですね。
局長さんも今はWBCがあるので、侍ジャパンの応援に全力を尽くしてください!
みなさんもおっしゃるとおり、あるあるです!あるあるに決まっています。
でも、あずきを亡くしたあと、挨拶に伺った動物病院の優しい院長先生も、あずきを空に送った斎場のスタッフさんも
「なるべくたくさん、いいこと、楽しかったことを思い出してね」とおっしゃってました…それもなかなかうまくいかないですけど…
それでも毎日は穏やかに過ぎていきますね
これからもずっとここを訪れて、笑ったり泣いたり…変わらずに楽しませていただきますね。
皆さんおっしゃる通り、局長さんの今のお気持ちは愛する家族を失った方はみんな共感すると思います。
私は実家で飼っていた子の時まさにそうでした。
あれからもう10年以上経ちますが、未だに思い出すと後悔が先立って出てきます。
本当は楽しかった事を思い出してあげられるといいんでしょうが、やっぱり先に後悔がてできてしまうんです。
ダメな飼い主だったな、って今でも思います。
ご自身の気持ちとよく相談しながら無理のないようにしてくださいね。
局長さんが体調を崩されるとまぐちゃん心配しちゃいますから。
『ペットロス』とはいいますが、人間か犬かという種別の違いだけで『家族』ですから。
私は実家で一緒に暮してたワンコから無償の愛というものを教えてもらいました。
ただそばにいてくれればそれでいい、愛させてくれてありがとうと思える存在。
そんな存在が自分の腕からいなくなってしまう、考えただけでも胸が苦しくて辛くなります。
病に対して『もっとこう出来たのではないか』という後悔は必ず出てきます。
特に相手の意思を確認できない、ワンコ相手なら尚更だと思います。
そしてどのような道を選んでたとしてもきっと自分自身それで良かったと納得はしないんだろうなと。
もうそこを乗り越えていくしかないんですよね。
心の修復の為に時間をかけて向き合っていくしかないと思ってます。
私は『熊猫犬日記』で局長さんが綴ってきたにいなちゃんやまぐちゃんの闘病生活の中で、治療に関する考え方を導いてもらいました。
『一度だけ元の状態に』の記事は今でも心に残っています。
嫁女房さんもお辛い時期があったのですね。
私の愛犬モコは8歳。
いつか訪れるお別れのことを考えるだけで胸が苦しくなります。
他の方のお別れエピソードを見たり聞いたりするたびに、不安な気持ちにもなります。
この子が虹の橋を渡ってしまったら、きっと私は壊れてしまうことでしょう…
でも不安になるだけじゃなく、だからこそ今この時を大切にしたい、大事に過ごしたいとも思います。
局長さん、書くことを決めてくださり、ありがとうございます。
局長さんが綴る想いをしっかりと受け止めて、参考にさせていただきます。
まぐちゃん、ありがとう。
私も、コタローに対して死ぬほど後悔していることがあります。
私の判断が遅かったせいで3ヶ月近く入院させ、大切で大好きだった尻尾も
7歳の若さで失うことになってしまい。。。
元気にはなりましたが、それから18歳で亡くなるまで尻尾のない姿で
過ごさせてしまいました。謝っても謝り切れないほどです。
虹の橋を渡って数年経つのに、今でもふとした時「本当にごめんなさい」
とコタローに謝っている自分がいます。
局長さんの問い掛け、確かにあるあるです。
でも、局長さんには胸を張って、
”真熊の犬生は良い犬生だった”
と、言って欲しい。
局長さんがまだ言えなくても、言える心持ちになっていなくとも、俺は認めています。
局長さんの綴ったこのblog ”熊猫犬日記” が、俺にそう言わしめる根拠です。