アップダウンの繰り返し｜稚葉の定期検査の結果報告

週の真ん中に、こんにちわ。
江戸川で女の子の遺体が見付かってしまいましたね。まだ身元は確定していませんが、先日の富山の件といい、非常に辛いニュースでした。局長です。

─── さて、9月28日(水)に行った動物たち３匹の定期検査の結果レポートの最終章を。

トリは、もっとも病院慣れしていない、ツンデレ三毛猫の稚葉。

この日も、まずは“捕獲”から苦労させられた。
捕獲に手こずると、予定していた時刻に通院できなかったり、いろいろスケジュールが狂うのだ。

嫁女房が一瞬の隙を突いて抱き上げ、俺が大急ぎでハーネスを付けて事前に準備しておいたキャリーに押し込む ─── という流れ作業で稚葉の身柄を確保。

そこには「獲ったど～！」などというネタを差し込む余裕など１ミリもない。

血液検査のため朝ごはんを抜きにしなければならないのだが、稚葉の場合はこれだけで「今日は病院だ」と勘付いてしまう。
それで、２階の寝室から一切出てこなくなるのだ。

【念のため前回の検査のおさらい】

こうして、やっとの思いで連れて来た稚葉だが、まずは体重から ───

“横ばい”で推移。
８月に記録したMaxの 3.91kgには届いていないが、まぁ大きく下がることもなく 3.68kgで、“現状維持”といった感じか。

甲状腺ホルモンの値である「T4」は、前々回から２回連続で基準範囲に納まっていたことから、今回の血液検査では調べず、肝臓のみのチェックとなっっていた。

「T4」の検査費用はそこそこ掛かるので、院長先生が気を利かしてくれたのだ。

つづいて、未だ上がったり下がったりを繰り返す肝臓かんぞうは ───

ALT(GPT)／ALP、共に上がって（悪化して）しまっていた。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、急降下していたところ、前回少し上昇して “239U/L” になっていたが、今回はさらに上がって（悪化して）しまい “512U/L” に。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは前回、過去最良の数値を更新し “102U/L” だったが、今回は再び上がってしまい “171U/L”に。

これまでの傾向から、「T4」と肝臓の値はけっこうリンクすることが分かっている。

今回はT4の検査はしていなかったが、この肝臓の値の上昇を見ると、院長先生とも「ひょっとするとT4も上がってるかもね」という推測に。

昨日の真熊編でも綴ったが、稚葉は難しい性格なので、バックヤードでの採血のタイミングで診察も行ってもらい、血液検査の結果が出るまでの待ち時間のうちに帰宅させてもらっている。

つまり、今回はこれでミッション･コンプリート。

肝臓の数値は上がり傾向だが、本人（猫）は至って元気である。

ただ、“にいぼん”こと石像猫のにいなが逝って以来、２階の寝室で一人黄昏れている時間が長くなっているのだが、最近はその傾向が顕著で、ごはんの「アスリート食い」の回数が減っている。

【アスリート食いとは】

それが、体重が増えなくなった原因だと俺は見ている。
サバでも焼いて、この「食欲の秋」に再び太らせなければ。