久しぶりに嬉しい結果｜真熊の定期検査の結果報告

火曜日の朝に、こんにちわ。
ヤクルトの村上選手がついにやりましたね。最終戦で。王さんを抜く56号ホームランと、史上最年少での三冠王。とんでもない選手が令和に誕生しましたね。局長です。

─── さて、9月28日(水)に行った動物たち３匹の定期検査の結果レポートを再開。

本日は、慢性腎臓病と戦うポメラニアン真熊編を。

週２回の皮下点滴（補液）をつづけているものの、症状は安定していることから、血液検査は他の２匹と同じで「月に一度」となっていたのだが、前回 8月31日の検査で肝臓かんぞうの数値が急上昇（悪化）していたことから、投薬と、２週間後の 9月14日に再検査が行われていた。

【8月31日の血液検査の結果】

結果は、これまで何度となくあった、“定期的に悪化しては、投薬を始めると治る”という「例の症状」だったようで、ものの見事に急降下していた。

念のため、今回の定期検査まで投薬を継続していたが、その後の経過は果たして････

では、その肝臓の結果から ───

ALT(GPT)／ALP、２つの数値とも基準範囲（正常値）に納まり、完治していた。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前々回に過去最悪の “867U/L” までに跳ね上がったのち、前回は “104U/L” に改善し、今回はさらに “64U/L” と一気に基準範囲（正常値）内まで改善。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPも、前々回に “157U/L” と急激な悪化を見せていたが、前回につづき今回も基準範囲（正常値）内の “83U/L” と安定。

まったく、この人騒がせな症状は一体なんなのか。
しかも今回は、過去最悪の数値を記録したというのに、たった２週間の投薬で、これまた過去最大の急降下を見せるなんて、アップダウンが激し過ぎる････

つづいて、本丸の腎臓じんぞうの結果は ───

こちらも、BUN／Creの２つとも数値が下がって（改善して）くれていた。

• BUN（尿素窒素）は、前々回に急降下（改善）してくれていたのが、前回再び “100.2” まで急上昇。だが今回は、“79.3” と前々回と同じくらいの水準まで下がってくれた。
• 重要な数値であるCre（クレアチニン）も、前々回ようやく３月末以来 “１” 台に戻り、前回まで “1.88” と「横ばい」で推移していたが、今回も “1.86” と微減ながら安定。

こんな風に、腎臓も肝臓も両方ともいい結果を出して、気持ち良く病院を後にしたのはいつ以来だろうか。
当然だが、肝臓の投薬は今回で終了となり、次回の血液検査もまた「月に一度」ペースに戻してもらえた。

ちなみに、猫たちは途中で帰宅している。

天然猫の寿喜は鳴きっぱなしでうるさいし、ツンデレ三毛猫の稚葉はデリケートな性格なので、ここ最近は特別に、バックヤードでの採血の際に、同時に聴診器や触診などの診察も行ってもらうようにしているのだ。

それらが終わったところで、血液検査の結果が出るまでの30～40分くらいの間に、猫たちだけ帰宅させてもらってミッション･コンプリートに。

真熊だけが再度病院に戻り ───

３匹全員の血液検査の結果と、猫たちの診断結果を“動物代表”として俺と共に聞いたのち、聴診器などの診察もしてもらう ─── という流れを取らせてもらっているのだ。

散歩のペースも速いし、食欲もあるし、15歳の秋は元気に過ごせていて嬉しい限りである。