良いのか悪いのか対照的な結果に｜真熊の定期検査の結果報告

火曜日の朝に、こんにちわ。
富山県で２歳児が行方不明になっている件、やっぱり最悪の結果になってしまいましたね。他人事ではないと肝に銘じます。局長です。

─── さて、8月31日(水)に行った動物たち３匹の定期検査の結果レポートを再開。

最後は、慢性腎臓病と戦うポメラニアン真熊編を。

ここ最近は、２月辺りから上昇（悪化）しつづけていた腎臓じんぞうの数値が、５月をピークに、以後は順調に下降（改善）をつづけてくれている。

おかげで、ここ３ヶ月間は血液検査のスパンも “月に一度” にペースダウンさせてもらえていた。

肝臓かんぞうは、多少のアップダウンはあるものの、基準範囲（正常値）内に納まっていたり、“予備軍”レベルの数値だったりと、同じく３ヶ月ほど安定してくれていた。

【前回の検査結果のおさらい】

果たして今回の検査結果は。まずは腎臓から ───

今回もさらに下がってくれていて、とくにBUN（尿素窒素）は急降下だ。
とてもいい傾向じゃないか。

• BUN（尿素窒素）は、5月18日に過去最悪の数値“119.5”を記録したが、その直後から下がり始め、今回はとくに “70.6” と大幅に改善。
• 重要な数値であるCre（クレアチニン）も４月から急激に悪化して“２”台に突入していたが、BUNと共に下がり始め、今回は “1.75”。ようやく３月末以来 “１” 台に。

４月末からは投薬による治療をつづけていたが、院長曰く ──

という推測の元、“Cre” の数値が “１” 台に突入こそしたが、もうしばらくこの投薬生活はつづけていくことになった。

【４月末から投薬が始まっていた】

つづいて肝臓の数値 ───

逆に、なんということだ････
見たこともないレベルの急上昇となってしまっていた。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前回 “150U/L” まで大きく下がってくれていたが、今回は異常なまでに跳ね上がり、過去最悪の “867U/L” に。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPも、前回の“81U/L”から、ALT(GPT)同様に突然の跳ね上がりを見せてしまい、今回は “157U/L” と急激に悪化。

だが、グラフを見てもらえれば分かるとおり、この手の急上昇は、これまで何度となく繰り返してきている「急激に悪化するものの、投薬を始めるとすぐに改善する」という “例の症状” である可能性が大だ。

【直近の “例の症状” はこちら】

ということで、またも肝臓病の薬が処方されることとなった。
さらには、せっかく “月に一度” にペースダウンされていた血液検査も、次回は２週間後に行い経過を確認することに。

当の真熊はというと、ここ２週間ほどは食欲が異常なまでに旺盛で、散歩でもよく歩くので、コンディション的には良さそうだ。

ただ、たくさん食べているのに、体重が過去最低の “2.2kg” まで減ってしまっていたりと、心配の種も多い。

よって、２週間後の血液検査で、肝臓の数値が落ちていなかったり、体重がさらに減るようなことがあれば、再び腹部レントゲンやエコー検査を実施して、腫瘍の有無などを調べることとなってしまった････