木曜日の昼下がりに、こんにちは。
昨日は「3.11」の日でしたね。あれから15年も経過したとは。現地の復興はまだまだ道半ばでしょうが、対岸の火事とは思わずに備えていかねばと気持ちを新たにしました。局長です。
─── さて、2月の最終日であった 2月28日(土)のお話。

その前々週の 2月14日(土)~23日(月)まで、実に10日間にわたって家族全員を漏れなく苦しめた病原菌による地獄から解放された直後の週末にあたるこの日は、我が家にとっては非常に大切な一大イベントが開催されていた。
小倅と小童が通う保育園の『おたのしみ会』と称したお遊戯会である。
【当日のリアルタイム記事はこちら】

小倅にとってはこれで4回目になるので、もはや慣れたものだろうが、2歳児クラスの小童にとっては人生初の舞台。
生まれて初めて人前に立って何かをする・見せる ── という人生初の経験を今まさに踏もうとしているのだ。

小童(こわっぱ)
局長の息子で、“人間”では次男。
2023年12月 6日生まれの2歳。未だに卒乳できていない。
予定日より1ヶ月も早産で出されたため、NICUに3週間も入院。
現時点でのポテンシャルは未知数。

保育士たちに引率されながらいよいよステージに立ったわけだが、今のところは取り乱す様子もなく順調そうに見える。
年末あたりから始まった練習も、最後の追い込みとなる期間を上述の病によって丸々1週間も休んでしまったため、他のクラスメートと比べて習熟度が浅いと思われる。

自宅での自主練でも、明らかに踊りや動きが頭に入っていないと感じる箇所が多々あったが、ひょっとしたら小童以外の子のパートなのかもしれないので、俺も嫁女房もこの時点での小童のポテンシャルは完全に未知数だった。
演目はまず、小倅のときも行われた、端から順番に園児の名前を呼んでいき ───

自分の番が来たら「は~い」と元気よく答えるターンから。
小童もこれは無難にクリアした。
さすがに自分の名前くらいはしっかり頭に入っているらしい。
だが、どうしても“ベンチマーク”になってしまうのが、同時期の小倅の初舞台 ───

他のクラスメートが不安で泣きながら保育士の元を離れられない状況で、小倅だけは満面の笑顔と大きな声で「は~い!」と返事をしてオーディエンスを驚愕させていた。
やはり小童と小倅のエンターテインメント性とでは、かなりの違いを感じてしまう。
【1歳の終わりだった小倅の初舞台】

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの5歳。 ※当時は1歳の終わり
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
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“点呼”が終わったところで、いよいよメインの踊りのターンに。

自宅での自主練のクオリティを見て、俺と嫁女房の間では当日の小童のパフォーマンスは以下のどちらかになるだろうと予想していた。
- 分からないなりに見よう見まねで体だけは動かす。
- ママを探し始めて不安定になり保育士にフォローされる。
結果は、そのどちらでもない「微動だにしない」であった・・・・

自主練では、頭に入っていないながらも1曲の中で何箇所か踊れる部分があったのだが、肝心の本番では曲が始まってからピクリとも動かない。
表情から推測するに、緊張で体が動かないわけではなく、何か自分の確固たる意志で「動かない」ようにしか見えない。
このとき俺と嫁女房は、小童がまとう“別の存在”の気配を感じずにはいられなかった。

そう、“にいぼん”こと石像猫のにいなだ。
我が家では「小童はにいなの生まれ変わり」だと信じられているが、まさににいなの佇まいがステージ上でそのまま再現されており、生前のにいながよく見せていた“石化”そのものなのだ。
【小童がにいなの生まれ変わりだと感じた経緯】

にいな
局長家のロシアンブルーみたいな雑種猫。♂
普段はピクリとも動かず、その色味から石像にしか見えない。
2021年2月3日(水)、15歳10ヶ月の生涯を閉じた。
☞ 詳しいプロフィール
結局、1曲の最初から最後まで不動のまま終えてみせた小童。

それでいてステージを降りる姿はいやに堂々としている。
小倅のときは、他のクラスメートはほぼ全員が泣きながら保育士にしがみ付いていたものだが、このクラスの園児たちは誰一人泣くこともなく、みんないいパフォーマンスを見せていた。
ゆえに小童の石化ぶりが悪目立ちしてしまった。

ご褒美なのか記念品なのかをもらい園を出て、立て看板の前で記念撮影。
何か大きな仕事をやり切った男の顔だが、実際のところキサマは何もしていないじゃないか。
こうして、小童の人生初舞台はほろ苦かったのか、逆に甘美だったのか、良くも悪くも無事に終了したのであった。
改めてにいぼんの生まれ変わりだと強く感じた一幕。俺にも嫁女房にも似ていない一面なのだ







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