節分の昼下がりに、こんにちは。
朝から小倅に鬼のパンツを履かせている局長です。どちらが鬼役をやるのか時間をかけてインプットして、夜に豆をぶつけてやるつもりです。
─── 今日 2月3日は、我が家にとって重く苦しい節目の日。
そう、“にいぼん”こと石像猫にいなの3回目の命日。
俺にとって“体の一部”のような存在だったにいぼんが駆け足で虹の橋を渡って、早いもので3年もの月日が流れてしまった。
ポメラニアン真熊のケースと同じで、にいぼんについても「記憶の蓋」が作動して、死後1ヶ月くらいの頃から生前の元気な姿がまったく思い出せなくなってしまっていたが、昨年あたりから少しずつ記憶が蘇ってきている。
洗面化粧台の上で石化したように座っている姿や、無言のまま俺の横に佇んでいる姿、ツンデレ三毛猫の稚葉にクッション扱いされている姿など、微笑ましい思い出が浮かんできて懐かしい気持ちになっている。
そんなにいぼんだが、俺と嫁女房の間では「来世」が来たと考えている。
なんだか急に怪しいことを言い出したみたいだが、それなりに根拠があるのだ。
まずもって俺には霊感やスピリチュアル的な能力は1ミリもない。
その手のものを見たこともないし、不思議な体験をしたこともない。
とはいえ、慣習的に神事や仏事は大切にしている。
嫁女房が第二子を身籠もったことが発覚したのが5月初め。
真熊が逝って2ヶ月という時期だったので、二人して「これは真熊の生まれ変わりに違いない!」と考えるのは当然だった。
毎晩、アライグマ千寿とにいぼん、真熊の墓前にお線香を上げて手を合わせるのだが、その際に真熊に問い掛けてみた。
嫁女房のお腹にいる赤ちゃんは真熊か?
当然だが、回答も得られないし、なんらリアクションはない。
同じことを千寿にもたずねるが、こちらも無反応。
最後ににいぼんにもたずねてみると、突然全身に震えが走った。
よく怪奇現象を特集したテレビ番組を見ているときや、怖い話を聞いたときなどにも、体が震えることがあるが、その手の場合に感じる「悪寒」はない。
気味悪さや怖さは何も感じず、只々震えだけが長々と続くのだ。
自分でも初めての体験で、低周波治療器を全身に流しているような震えが続く。
にいぼんが「それ俺です!」と答えているようにしか受け止められなかった。
その場で嫁女房に、
その子、にいぼんだ!
と、今自分に起きている現象と共に伝える。
嫁女房も、俺がおかしなことを言い出したといった反応ではなく、素直に「にいぼんが帰ってくる」という嬉しさをにじませた。
確かに、にいぼんは必ず俺の元に帰ってくるといった確信があった。
あそこまで忠誠心の強い猫はそういないだろう。
同じ「局長派」だった真熊も忠誠心は強かったが、どこか俺にビビっているような感じがあった。
だが、にいぼんは純粋に俺のことが好きで仕方ないという実感があったのだ。
以来、お腹の中にいる第二子はにいぼんの生まれ変わりと信じて、生後2ヶ月が経とうとしている今日に至っている。
今のところ、にいぼんからのメッセージめいたものは何も感じないが、きっと“小童”は育つにつれてピクリとも動かない石像のような子供に成長するのだ。
何か危険な思想に取り憑かれているように感じてしまう人もいるかもしれないが、だから昨年からにいぼんの記憶が蘇ってきたのだと感じている俺。
それはそうと、そもそも猫から人への生まれ変わりってあるのかな・・・・
きっと“小童”として再び俺の元へ戻ってきたにいぼんにクリックを
コメント
今日の一言を見て、先日カリモク60のソファの上で一緒に寝ていたわかばちゃんと小童くんを思い出し妙に納得しました。
生まれ変わりはにいぼんなら納得の光景です。
が、
>きっと“小童こわっぱ”は育つにつれてピクリとも動かない石像のような子供に成長するのだ。
これは😅いかん😆
冒頭の豆まきの結果はいかに。
何でも全力な局長さん、楽しいイベントになりますね♪
私も先日の写真のふたりの姿に納得しました。
あのわかばちゃんが小童君と並んでるなんてと驚いたけど
大好きなにいな君の生まれ変わりなら当然ですね。
局長さんの問いかけに応えてくれるなんて可愛いにいな君じゃないですか。
にいな君もお父さんからの問いかけを待っていたんですね。
伝えることができて嬉しかったでしょう。
どっちが鬼役をやりました?
小倅君も歳の数だけ豆を食べたのかな?
小童ちゃん、にいな君だったんですね…
ちょっと目に涙がにじんできました。。
ご夫妻がそう思うなら、それでよろしいと思います
ただ小童ちゃん次男ですからねぇ 周りの次男坊はだいたい
お兄ちゃんが叱られたり褒められたりを良く観察しているもので
身の処し方が上手です
にいなくんの猫生で出来なかったことを色々仕出かす
小倅ちゃんの楽しくて良い弟に育ちますように