繰り返される嘔吐 ~ 新たな地獄の顛末【後編】

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3月最初の花金の昼下がりに、こんにちは。
WBCが開幕しましたね。前回は仮住まい生活中だったので我が家にとっては分かりやすく3年ぶり。地上波で見られないのが悲しいですよ。局長です。

─── さて、少し空いてしまったが、我が家を苦しめ抜いた例の「地獄」レポートの続編を。

小倅とツンデレ三毛猫の稚葉

もはや“月に一度のルーティーン”と化しつつある小童こわっぱの発熱に端を発した家庭内ショートサーキットによる感染の連鎖。
家族全員が病に伏すという地獄の沙汰だったわけだが、レポートが長引いていることと、途中で小休止が入ってしまったことで、話が見えづらくなっているかもしれないので、念のため時系列をまとめてみよう。

─── ということで、2月21日()から22日()に日をまたごうとしている頃。

メディカルセンターの薬局から持ち帰って来た吐き気止めを小倅こせがれに飲ませ、その後も喉の渇きを訴え続ける彼に、ティースプーン1杯の水を5分おきにしか与えないという医師の指示を心を鬼にして遵守しながら、ようやく1時間が経過。

【前話のおさらい】

登場人物紹介

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの5歳。 ※当時はまだ4歳
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
☞ 詳しいプロフィール

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1時間嘔吐がなかったことで吐き気止めが効いていると判断し、今度は併せて処方された整腸剤を飲ませることに。

子供用の薬というものは、飲みやすく甘い味付けがされているのだが、この整腸剤にはそれがないという。
そのため、薬用の『ねるねるねるねを使ったほうがいいと助言されていたのだが、まずもってそんな商品が存在していることすら知らなかった。
メディカルセンターからの帰り道、最寄りのドラッグストアに寄ってみると本当に売っていたので、少し驚きながらも購入したのだった。

小倅

この整腸剤を吐き気止めと一緒に飲ませてしまうと、仮に嘔吐が止まらなかった場合、せっかく飲んだのにすぐ吐いてしまうとことになるため、吐き気止めからさらに1時間空けるよう指示をされていたのだ。
喉の渇きに苦しんでいた小倅だったが、不意に目の前に現れた「ねるねるねるね」に少しだけテンションが上がる。

小倅

工程はお菓子の「ねるねるねるね」とまったく同じ。
少量の水と“素”の粉を混ぜるだけで泡状に膨らみ、そこへ整腸剤も混ぜるのだ。
味も甘くて美味しいらしい。
さっきまで虫の息だった小倅に、久しぶりに笑顔が戻った。

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しかし、一度足を踏み入れた地獄道は、そう簡単に終わってはくれないらしい。

小倅

吐き気止めも整腸剤も飲んだし、少しずつ良くなっているようだから、あとは寝室に移動して引き続きティースプーンで水を飲みながら、眠気に任せて寝かせてしまおう ── という算段でリビングを後にしようとした瞬間、小倅が再び吐いてしまった。

どうやら、痙攣が治まりつつあった胃を「ねるねるねるね」が再び刺激してしまったらしい。

小倅

飲んだ(食べた)ばかりの「ねるねるねるね」がそのまま出てきた。
結果、これで胃を休める工程はリセットされることに。
整腸剤を飲んだ後は、ティースプーン2杯の水にステップアップしていたのに、再び1杯を5分おきというフローに逆戻り。

小倅

寝室に移ってからも、ふとした拍子に嘔吐があり、嫁女房はシーツを剥ぎ取って洗濯へ。
代わりのシーツに交換するもまた吐いてしまい、もはやシーツの在庫もなくなりバスタオルを敷くことに。
ティースプーン1杯の水ですら吐いてしまう。
同時に洗濯物が増えるという地獄絵図。

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ツンデレ三毛猫の稚葉

この只事ではない空気感をツンデレ三毛猫の稚葉わかばも読み取ったようで、さっきまで2階のリビングで小倅に寄り添っていたが、一緒に下りてきては少し離れた場所に心配そうに寄り添っている。
だが、俺と嫁女房にとって最大の懸念事項は、ここで小童が起きてしまうこと。

登場人物紹介

稚葉(わかば)
局長家のメス猫。
ゴリゴリの野良猫出身で推定14歳。
病の治療の甲斐あって最近増量中。
☞ 詳しいプロフィール

ツンデレ三毛猫の稚葉

小倅が吐いても、決して慌てず狼狽えず、大きな声も音も出さずにシーツを外し、小倅のパジャマも着替えさせ、何事もなかったかのように小倅を介抱する ── という作業を粛々と繰り返す。
こうした攻防が延々と繰り返され、22日()の未明 4:30頃にようやく小倅も眠りに就いた。
小童の下がらない熱に1週間苦しんだところに、それを上回るレベルの「胃腸炎」という地獄が口を開き、なす術もないままに一家もろとも落とされたのだった。

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小倅を心配してずっと寄り添っていた稚葉にも二発目を。
今日の一言

寝てくれれば本人も我々も楽になるのだが、喉の渇きで眠れないという悪循環に。地獄だった

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