二度目の大雪でてんてこ舞い

皆さま、こんにちわ。

――― さっそくだけど、昨日のお話。

その前夜、職場でもテレビでも 「深夜から翌日にかけて関東地方に大雪」 という注意喚起が繰り返しされていた。
しかし、yahoo！天気予報を見る限り、俺の住むエリアは 「みぞれ」 となっていた。

そして深夜の ０：１０頃、真熊の散歩をしていると、空からポツポツと何やら雨ではないものが降り始めた。
「来たか！」 と思い、その降下物を見るとやっぱり 「みぞれ」 だった。
これなら明日も大丈夫と確信し、気が付くと俺はそのままソファで眠りに就いていた。

日が明けて昨日の朝。
寒さで目を覚ました俺は、「そういえば本当にみぞれのままなのか」 と、ふいに気になってしまい玄関のドアを開けてみた。

家の周りは、一面の銀世界と化していた・・・・

「これはヤバイ！」

大急ぎで、先日 “ハイパーママ” さんから戴いたスヌーピー柄の雨合羽を真熊に着せて、トイレのための散歩に連れ出した。

おぅよ、どえらい雪だよ！

前回の大雪では、職場までの道中が完全に交通麻痺を起こしていた。
つまり、今回のこの雪もいつも通りに出発してしまったら間違いなく遅刻だ。

とにもかくにも早いとこ真熊のトイレを済ませて、出発しなければならない。

どうでもいいから、早く排泄せぃ！

そういえばこの雨合羽、薄い縞模様の上にスヌーピーや他のキャラクターが描かれているのだが、こうやって少し遠目に見ると、浴衣か甚平を着てるみたいだ。
まるで、バカボン。（パパじゃなくて子供のほう）

庭も真っ白。

せっかくの大好きな雪だが、よりによって朝がピークだったので、時間との闘いの真っ最中。
テンションを上げたり、手放しで浮かれるようなこともできず、非常に不完全燃焼の中で仕事に向かうこととなった俺。

そして、いざ車を走らせてみると―――

この大雪の中、ノーマルタイヤのまま交差点の真ん中で車をスタックさせる阿呆な輩などが多数いて、案の定なかなか進まない。
結局、職場近くの陸橋の上でも両車線でスタックする車が出て、遅刻ギリギリで３０分以上もそこで停まることとなった。

このレベルの雪なのにノーマルタイヤで走行する数名の阿呆どものおかげで、方々で大渋滞が起こっていた。
本当に迷惑な話である。

――― 帰宅後。

とりあえず真熊の散歩へ。

帰りの道中は、タイヤの轍（わだち）がそのまま凍結した箇所が所々に発生し、新調したばかりのスタッドレスタイヤでもツルツル滑る状態で、やっとも思いで家までたどり着いた感じだった。
ここまで神経をすり減らしながら運転したもの久しぶりである。

そんな疲労困憊の中で直面した問題がこれ。

朝のうちに家を出てしまった俺の家だけが、玄関先も雪まみれ。
よその家は、きっちり雪かきがされている。

明朝のデンジャラス・ゾーン化や世間体を考えると、ここは形だけでも雪かきをしておかねばならない状況・・・・

結局、真熊の散歩から帰宅するや否や、小一時間ほど雪かき。

しかも、時間がたっているせいか圧雪されていて重いし固い。
真熊が不思議そうに見つめる中、玄関の前と駐車場の前だけだがアスファルトがくっきり見えるまで雪を除去した。

完全に体力の消耗にトドメを刺された。

文字通り、猫の手も借りたかった・・・・・

そういえば、凍結してスリップする道中、業務用のスーパーに寄って食材も購入していた俺。

当座の間を凌げる分を購入。
中でも肉は、携帯と比べてもその大きさが分かるくらいの大量サイズで各種。

それを、一回分ずつに分けてポーションして冷凍庫へ。

なんか、えらく所帯じみてるな、俺・・・・・

そんなこんなで、雪に踊らされながらもやることはキッチリやったので、なんとなく充実感に包まれた一日だったが、最後はソファで撃沈してしまい、こんな時間に目が覚めている始末。

この悪循環をどうにかしなくては。

新しい雨合羽のおかげで、お腹が濡れずに済む真熊と、お腹を拭かなくて済む俺に―――

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　只々雪で歩きづらそうにしていた・・・・
　

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【今日の一言】
ここで二度寝したら起きられないかな・・・・
どうしよう。

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