新婚ハンバーグ ～失意の結婚休暇 Vol.1

木曜日の朝に、こんにちわ。
巨人の連敗が引き分けを挟んで「10」で止まりました。今シーズンの残りは２試合。さすがに今年は長年のファンであっても理解に苦しむ采配が多かった････　局長です。

─── さて、昨日のつづきで、我々夫婦の「結婚休暇」のお話を。

新婚旅行に出掛けるべく、行き先や時期を絞り込んでいたというのに、新型コロナウイルスの発生で散々踊らされることとなった我々。

時系列にまとめるとこんな感じ。

出口の見えない新型コロナの状況に加え、産まれてくる子供のことを考えると「向こう２～３年は旅行どころではないだろう」と考えた我々は、新婚旅行は諦めて普通に結婚休暇を消化しよう── という判断を下した。

そして、2020年の12月14日(月)～18日(金)までの５日間で休暇を取得し、前後の土日と合わせて「９連休」という大型連休を手に入れた。

コロナ禍と妊娠中という身の上ゆえ、かなり行動は制限されるが、それでも家の中で鬱屈するのではなく最大限に外へ繰り出そうと決め、アクティブに行動することに。

最初の土日はポメラニアン真熊の通院や家事などのルーティーンに費やしたところで、実質的な休暇初日である12月14日(月)───

お昼前に自宅を出発し、西へと車を走らせてやって来たのがここ。
静岡県は御殿場にあるアウトレットモール。

目的は、ここに新規オープンした『炭焼きハンバーグさわやか』だ。

だがしかし、13:30に到着した時点で、この日の席予約は終了。

人気店ゆえに数時間の待ち時間が生じることは覚悟して、アウトレットモールを有効活用しながら待つ作戦だったが、思い切り出鼻を挫かれてしまった。

やむを得ず、一ヶ月ほど前にも行ったばかりの「御殿場インター店」へと再び車を走らせる。

ここは以前に５時間以上も待つことになったほど激混みするので、できれば避けたかったのだが、この日は「102分」という長いのか短いのか判断に迷うような待ち時間であった。

【一ヶ月ほど前に行ったときの様子】

これまでも何度となく訪れている「さわやか」。

混んでいるのに、並んででも食べたくなるこの衝動は、『ラーメン二郎』のそれと同じだ。

こんなに人気があっても、決して全国へと踏み出すようなことはせず、静岡県にじっと踏み留まりつづける一貫した企業姿勢も魅力的である。

そうこうしていると、ようやく『げんこつハンバーグ』が配膳されてきた。

時刻は15:55。
自宅を出てから４時間半。
アウトレットモール店に到着してから約２時間半。

この一品を食べるために費やした時間が半端ない。
しかも結婚休暇を。

以前の記事でも綴ったが、このお店には「ダブルハンバーグ」といったメニューがないため、俺のような「一つじゃ物足りない」という育ち盛りの中年の場合、食べ終わったところでもう１セットの再注文をしなくてはならない。

ということで、２セット目。

実際には４セットくらいは行けてしまうのだが、席を待つ行列に並ぶ人たちのことも考えて２セットで終了した。

美味しかった。

長時間待っただけのことはあった。
こうして、結婚休暇の初日はハンバーグに丸々費やすという大盤振る舞いだった････