新年度最初の木曜日に、こんにちは。
入学式を待たずに桜はほぼ散ってしまいましたね。なんとなく、ここ数年はずっと満開が早まっているような印象です。局長です。
─── 本日は、月に一度の「3匹の動物全員の」・・・・もとい、猫2匹の定期検査レポートを。
ポメラニアン真熊が虹の橋を渡ってしまったことで、前回から寂しいメンバー構成となってしまったが、それでも残された2匹の闘病は続いていく。
ということで、先週の 3月29日(水)に行ってきた。
まずは、ツンデレ三毛猫の稚葉編を。
前回は“本丸”である甲状腺ホルモンの値「T4」が上がって(悪化して)しまったが、これまでもアップダウンを繰り返していたことから、すぐに薬の量を増やすようなことはせず、ひとまず「経過観察」となっていた。
【前回の検査結果のおさらい】
約1ヶ月が経過した今回の結果はいかに。
まずは、その「T4」の数値から(※茶色の折れ線グラフ)───
またも上がってしまった・・・・
年末に薬を飲むことを拒んで急上昇した後は、心を鬼にして投薬を続けたことで見事に急降下してくれていたのだが、ここ2ヶ月間は 1.8㎍/dl → 5.8㎍/dl → 8.2㎍/dl と連続で悪化している。
薬は飲んでいるのに、一体なぜ・・・・
次に、この「T4」値と密接に影響し合う体重はというと(※上表紫色の折れ線グラフ)───
そこそこ下がってしまった。
前回、再び 4.0kgの大台に乗ったというのに、たった1ヶ月で 3.71kgに。
「T4」値が上がると、体は自動車の“空ぶかし”のような状態に陥り、食べても食べても体重が増えなくなるのだが、まさにその因果関係による減少なのだろう。
実は、そんな気がしていたのだ。
ここ最近の稚葉を触っていると、ほんの1ヶ月前まで感じていた「デブ猫」感がなく、気持ち小さくなったような印象だったので、「今回はT4が悪化しているだろうな」という、ある種の覚悟じみたものさえあった。
案の定・・・・といった気分だ。
2ヶ月連続で悪化してしまったことで、今回は薬の増量が決まった。
これまでの1.5倍。引き続き心を鬼にして飲ませなければ。
お次は、肝臓 ───
「T4」との関係性が深いために数値も引っ張られてしまい、主要項目であるALT(GPT)に至ってはメモリが振り切れるほど上昇してしまった。
- 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前々回と同様「T4」に引っ張られて “1000オーバー” の「測定不能」まで急上昇してしまった。
- 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、前々回から “173U/L → 172U/L” とほぼ横ばいの安定した推移だったが、今回は「T4」の影響か “414U/L” に悪化。
とはいえ、こちらは「T4」値が改善すれば連動して下がるはずなので、経過観察。
前回に続き、あまり良くない結果になってしまったが、当の稚葉本人(猫)はとくに変わった様子もなく、相変わらずよく食べ、小倅が寝付いたら甘えてくるという“すれ違い生活”を継続中。
次回はいい結果になりますように。
2ヶ月連続でいい結果が出なかった稚葉に応援のクリックを
コメント
T4の値、上がってしまったんですね。
せっかく下がって体重も増えてきてたのに。
薬の量は増えてしまうけどそれでT4の値が安定してくれれば他の値も良くなって体重も増えてといい方向にいってくれると信じます。
まずは薬をしっかり飲むことですね、最近のお薬事情はどうなのかな?
素直に飲むとは思えないし大変そうです💦
小倅ちゃんが寝た後に甘えてくるなら、毒薬を飲まされて嫌!とは思ってなさそうですが。
仮住まいの出窓、すっかりお気に入りの場所になったみたいですね!
数値が悪化して体重は減少、お薬は増量になってしまったんですね。
わかばちゃん、がんばって飲んで体重増やそうね。
出窓に猫ってなんだかいい感じですね。