土曜日の昼下がりに、こんにちは。
メジャーリーグのワールドシリーズ初戦は劇的な結末でしたね。日本のプロ野球でもないのに、こんなに熱中して観たのは初めての局長です。
─── さて、最近とんとご無沙汰となってしまっいた「月に一度の定期検査」シリーズを。
元々は「月に一度の動物たち3匹の定期検査」と称していたものが、ポメラニアン真熊の死去によって「月に一度の猫2匹の定期検査」となり、さらに天然猫の寿喜もこの世を去ってしまったことで、今回からは「月に一度の稚葉の定期検査」と改称し、その結果レポートをお伝えすることに。
とはいえ、そのツンデレ三毛猫の稚葉のレポートとなると、なぜか忘れがちになる。
前回も4ヶ月間も更新を怠っていたというのに、今回に至ってはそれ以来の「7ヶ月ぶり」となってしまった。
【前回のレポートは3月の検査分】
さすがに期間が空き過ぎてしまったので、稚葉の健康状態についての“おさらい”を。
稚葉が抱えている持病は「甲状腺ホルモンの分泌異常」で、「甲状腺疾患」の診断に用いる検査項目「T4」の数値によって判断ができる。
治療開始前の稚葉は、この数値が検査可能な上限を振り切って「測定不能」となるほどの異常ぶりで、その影響で食べても食べても体重が増えなかったり、肝臓の数値も上限を振り切るといった弊害を引き起こしていた。
投薬治療を始めてからは、基準範囲(正常値)に納まってくれたが、少し経つとオーバーしてしまい投薬量を増やし、今度は下がり過ぎたので投薬量を減らし ── といったチューニングを繰り返しながら、なんとか基準範囲に納まり続けるように努力していた。
だが、昨年8月の検査以降はどうにも基準範囲に納まらなくなり、前回レポートの3月までかなりオーバーした状態が続いていた。
【前回3月までの「T4」推移グラフ】
これは前回も説明したとおり、警戒心が強い稚葉に朝夜の一日2回の投薬が非常に難しく、頑張っても一日1回の投薬しかできなかったことが原因だった。
そこで、「一回1.5錠を一日2回」という投薬量を、「一回2錠を一日1回」に変更してもらい、数ヶ月間様子を見ていた。
ちなみに動物病院の院長先生は、この変更にはあまり効果が望めないと予見していた。
長くなったが、以上の変遷を経た上で、最新の検査結果を見てみよう。
まずは、その本丸である「T4」の数値から ───
院長先生の言ったとおり、一回の投薬量を増やしつつも、回数を一日1回のする変更はとくに効果を見せず、高い数値のまま推移。
しかし、7月に一気に急降下し、以来ずっと基準範囲に納まっているのだ。
むしろ、基準範囲の下減を下回りそうな勢いで下がって(改善して)くれている。
Why? なぜに?
答えは簡単。
7月から本来の規定量である「一回1.5錠を一日2回」という投薬に戻し、毎日朝夜きっちり飲ませるようにしただけ。
「できるなら最初からやれよ」という感じだが、そこには俺と嫁女房なりの心の葛藤もあった。
それでも、背に腹は代えられない状況となり、ついに“ある決断”をしたのだった。
つづく・・・・
悪化していた「T4」の数値を下げ切っていた稚葉にクリックを
コメント
薬をちゃんと飲めば数値が良くなるのは分かってはいるもののわかばちゃんに飲ませるのは至難の業。
どうやって飲ませたのか。
おかげで7月から見事に範囲内に収まって安定してますね。
ある決断…
気になります。
規定量を飲ませると、ここまで見事に数値が下がるんですね。
良い数値になって良かったですね。
背に腹は代えられない状況とそれによるある決断って
何なんでしょう。
逃げちゃうわかばちゃんにどうやって1日2回飲ませることが
できるようになったのかも知りたいです。
稚葉ちゃんには、まだまだこれから長生きして欲しいです。
私が最初に飼った猫も三毛猫でした。
怒りんぼでしたが、賢い猫でした。
わかちゃん見てると、その子のことを思い出します。