４ヶ月ぶりの結果レポート｜稚葉の定期検査の結果

週の真ん中に、こんにちは。
巨人の新外国人オドーアが開幕２軍通達を受け入れずに電撃退団して帰国しちゃいました。オープン戦で打率１割台のくせにプライドばかり高くて････　怒り心頭の局長です。

─── さて、先日の続きで、月に一度の「猫２匹の定期検査」の結果レポートを。

直近の記事で綴った天然猫の寿喜ことぶきについては、さかのぼること12月度のレポートを最後に、３ヶ月も更新をサボっていたのだが、ツンデレ三毛猫の稚葉わかばに至ってはさらに酷かった。
昨年11月を最後に、４ヶ月間も更新していなかった。

【前回レポート｜2023年11月の検査結果はこちら】

理由をたどってみたところ、思い出した。

寿喜の12月度の結果レポートに続いて“稚葉編”を更新するつもりだったのに、直後に寿喜が突然の食欲不振に陥り、急遽追加の検査を実施し、「老衰」だの「小腸の異常」だのといった要因の可能性を探りながらの投薬や通院に追われていたのだ。

いやはや、まるで稚葉をないがしろにしているかのような凡ミスを猛省しつつ、改めて検査結果レポートの稚葉編を。

昨年11月の検査では、“T4値”も下がり、体重は増え、肝臓の数値は下がり ── という“いいことづくめ”の嬉しい結果だったが、今回は果たして･･･

まずは、“本丸”である甲状腺ホルモンを示す「T4値」から（下グラフの茶色の折れ線）───

多少のアップダウンはありながらも、一定のペースで安定していたのだが、12月に突如として急上昇してしまい「測定不能」という事態に。
だが、この後は、“測定不能 → 19.0 → 17.1 → 13.7µg/dl” という推移で、順調に下降（改善）してくれている。

ちなみに、この12月の急上昇には心当たり････ というか、明確な原因があった。

嫁女房が“小童こわっぱ”出産のため緊急入院してしまったことで、稚葉に薬を飲ませられないことが何日かあったのだ。
そもそも警戒心の強い稚葉への投薬作業は、非常に難易度が高い。

いつもは、嫁女房が稚葉を抱っこして保定し、俺が口をこじ開けて「インプッター」で薬を打ち込む ── という夫婦の共同作業で対応しているのところを、嫁女房がいないこの期間は俺一人で行わなくてはならなかったのだが、一人で保定しながら口をこじ開けてインプッターで････ という作業は想像以上に難易度が高く、みすみす稚葉に逃げられてしまい、投薬ができずに終わることも。

その結果が、この12月度の急上昇（悪化）に直結してしまったのだった。

では、「T4」と完全に連動する体重はというと（下グラフの紫色の折れ線）───

やはり「T4値」の悪化に連動して、少し落ち気味に。
稚葉にとっての「デブ猫基準」である４kg台を割って、３kg台を推移している。
食べる量も若干減っているので、「T4値」の改善と共にまた太ってもらわなければ。

写真では、顔だけ見ると痩せたように感じるかもしれないが、首から下は相変わらずムッチリしているのでご安心を。
デブ猫ではなくなったが、シニア猫になったこともあり、以前のような俊敏性も失われつつある。

最後に、同じく「T4」の影響を受けやすい肝臓かんぞうはというと ───

こちらも実に分かりやすくかき乱されていた。
「T4値」が急激に悪化した12月には、きれいに比例するようにALT(GPT)の数値も振り切れて「測定不能」という状態に。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、「T4」値との完全連動を見せ “1,000U/L” を超えて振り切れ「測定不能」に。
  １～２月で “981 → 887U/L” まで回復したが、３月に入ると再び振り切れてしまった。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPも、同じように12月から上昇し、一旦は下がりつつも “435 → 332 → 370 → 494U/L” という上昇カーブを描いている。

─── といった４ヶ月間の推移で、決して良くない結果が出てしまっている稚葉だが、当の本人(猫)は調子悪そうにすることもなく、マイペースで過ごしている。
小倅こせがれとも普通に仲良しになったようで、一緒にいる時間が急増し、微笑ましい姿を見せてくれる。