花金の朝に、こんにちわ。
昨夜の日本シリーズは、オリックスが劇的な逆転勝ちでしたね。シーズン終盤から不調がつづく村神様とは対照的に、吉田正尚がいよいよ本領発揮になっていますね。局長です。
─── さて、10月26日(水)に行った動物たち3匹の定期検査の結果レポート続編を。
本日は、天然猫の寿喜編。
ご存知、「肥満細胞腫」という“癌”に侵された、推定15歳の猫である。
癌の進行を抑えるための「分子標的薬」という抗がん剤と、慢性腎臓病の治療薬、その他アレルギー薬による毎日の投薬をしながら、月に一度の血液検査による経過観察をかれこれ1年以上もつづけている。
だが、7月辺りから薬を飲むことを頑なに拒むようになってしまっている。
何があっても抗がん剤だけは飲ませるのだが、その反動で他の薬への拒絶がなお一層強くなってしまい、最近は本来飲ませなければならない量の半分程度しか服用できていない。
決して手をこまねいていたわけではなく ───
『メディボール』や『ちゅ~るポケット』といった、薬を混ぜて食べさせるおやつから始まり、オブラートに包んでごはんに混ぜたりと、あらゆる術を試みてきているが、どれも数日で看破するようになり、そうなるとごはん自体も「薬が混じっている」と警戒して拒否してしまう・・・・ という負のスパイラルに。
結果、現在は「インプッター」と呼ばれるスポイト状の器具を使って、強引に口をこじ開けて飲ませる── という強硬手段となっている。
投薬量が減ってしまっているにもかかわらず、前回の検査結果は「ほぼ横ばい」という謎の安定感だった寿喜だが、今回の結果は果たして・・・・
【念のため前回の検査結果はこちら】
まずは、腎臓から ───
BUN(尿素窒素)、Cre(クレアチニン)共に少しだけ上がってしまっていた。
- BUN(尿素窒素)は、6月末から急上昇と急降下を繰り返しており、前回 “53.0mg/dl” まで上昇しているが、今回も “53.9mg/dl” と微増してしまった。
- 重要視すべきCre(クレアチニン)は、2回連続で下がり(改善し) “2.26mg/dl” まで落ち着いていたのだが、今回は少し上がってしまい “2.44mg/dl” に。
つづいて、肝臓は ───
こちらは完全な“横ばい”。
ALPは数値としては上がっているが、基準範囲(正常値)内なので何も問題なし。
- 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前々回からほぼ“横ばい”の推移で “149U/L” だったが、今回もピッタリ同じ数値で落ち着いていた。
- 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、基準範囲内に落ち着いてくれており、前回の“46U/L”から、今回も基準範囲内の “49U/L”と安定を見せている。
腎臓・肝臓ともに大きな悪化はなく、且つ数値上は癌の進行も見られず、投薬量が半分以下に減っていることを考えると、今月も謎の生命力と治癒力を見せ付けている感じだ。
次に、体重は ───
3.5kg。
前々回に激減しまってからは、前回につづき順調に増えてきている。
ただ、4kg目前の稚葉と比べるとまだまだ物足りないので、もっと太ってもらわなければ。
次の一ヶ月間もこの調子で「不健康なりに健康」をキープしながら、小倅の子守りに精を出してくれ。
でも、夜中に大声で鳴きつづけることだけは、なんとかやめさせなければ。
せっかく寝付いた小倅が起こされてしまうので・・・・
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コメント
余命なんてなんのそのです!
数値が若干悪くなってしまってますが、元気に過ごしてますから!
小倅ちゃんの子守りというミッションもあってことちゃんのやる気になってるのですかね。
体重、増えたんですね。
夜中の大声は何とかならないものか、、、
局長さんは起きないけど小倅ちゃんが起きるのは厄介ですよね。
ことちゃんは前回に続き、投薬が減っても悪化もなくまずまずの結果だったんですね!
体重も少しずつ増えていて安心です😊
夏の暑さが和らいできて冬に向けて蓄え始めたところでしょうか?
この調子でこのまま悪化せず、体重を増やして行けるといいですね^^
そして、これからも小倅くんと仲良く遊ぶ姿を見せてね、ことちゃん😊
体重が増えたのはいい傾向ですね。
小倅君とのふれあいが、何にも勝るお薬になっているのかな。
飲まないで数値が安定するなら、それに越したことはないですから
このまま元気に過ごしていって欲しいです。