【番外編】 巨人-阪神 伝統の一戦

皆さま、こんにちわ。

果たして何人の読者がこの記事に気付くことか。
最新の記事に目を奪われ、きっとスルーされるであろう位置にあえて埋め込んでおく。
なぜなら、ペットブログとはかけ離れた内容だから。

――― さて、７／６（金）に行ってきた 巨人-阪神、伝統の一戦、in 東京ドームのお話。

仕事を半休で上がる予定も、ちょっと上がり損ねて、ようやく１６：３０過ぎに球場入り。
阪神のシート打撃が行われていた。

すると、巨人の長野と村田がなぜだか敵将・阪神の和田監督に頭を下げてご挨拶。

昔お世話になったとかの関係性もないはずだが、なぜにこの二人だけが。
素人には分からない縦社会があるのだろうか。

阪神の打撃練習が終わると、今度は巨人の守備練習がスタート。
ベンチ入りしているレギュラーメンバーが全員守備位置につく。

さすがはプロ。
俺が少年野球時代に最も苦戦したショートバウンドを、いとも簡単にさばく。
ノッカーも、あえてショーバンになるように打っているようだ。

そして、肩がみんな強い。
ゲッツー、バックセカン含め、ベース間の送球が山なりでない速球で投げ込まれる。
このスピードをかいくぐって盗塁するのは本当に至難の業なんだと改めて感じた。

そういえば、入場する時に、付属の引換券でこのオレンジのタオルをもらった。

さて、今回の巨人戦。
すごくいい席なのだが、職場の偉い方からもらった大阪出身の阪神ファンがどうしても行けなくなり、熱狂的な巨人ファンである俺に託してきたのだ。

仕事はえらいことになっている俺だが、巨人戦だけは話が別だ。
星一徹よろしく 「巨人を見ずにメシが食えるか」 というものだ。

しかし、久々に観戦に訪れてみると、驚くべき新事実が待っていた。

巨人のマスコットキャラクターである “ジャビット” が５匹に増殖しているのだ。

メスらしきヤツもいる。
いつの間に・・・・

子供なのか、兄弟なのか、同胞なのか、その関係性はよく分からないが、とにかく 「ジャクソンファイブ」 のような５人体制。
オス２匹はバック転もこなす。

そして５匹全員がセブンイレブンの制服を着ている。
そんな資本関係あったかなと思っていたが、セブン＆ｉホールディングがこの試合のスポンサーになっているだけだった。

ジャビットの謎に心を奪われていると、時刻は１８時ちょうどに。
ついに試合開始となった。

ダッグアウトから飛び出してくる巨人ナイン。
ポジション別に、
１）澤村　２）阿部　３）エドガー　４）古城　５）村田　６）坂本　７）谷　８）長野　９）高橋由

澤村 VS メッセンジャー という投げ合いだ。
希望としては、杉内 VS 能見 だったのだが、まぁ良い。

ちなみに、この試合は親父を誘ってみた。
親父との野球観戦なんて、中学校時代に行った 阪神-横浜 という横浜球場でのマニアックなデーゲーム以来だ。

さて、なぜ親父を誘ったかというと・・・・・

チケットを２枚もらったものの、誰を誘えばいいのやら迷った俺。
とりあえず熱狂的な野球ファンで、ウグイス嬢のバイトもやっていた “モスキート” でも誘ってみるかと思い声を掛けてみた。

但し、サクッと断られたら恥ずかしいし、俺のプライドが許さないので、ちょっとジャブを打ってみた。

局　「なぁ、お前ってどこの球団が好きなの？」

モ　「ベイスターズです♪」

う～～～ん、センスは微妙だが、神奈川県民としては間違った選択ではないな。
とはいえ、お前は川崎市民であって、横浜市民じゃないけどな。

ベイスターズファンと言っても、伝統の一戦を観れるとなれば話は別だろう。
とりあえず質問を続けてみた。

局　「じゃぁ、嫌いな球団とかってあるの？」

モ　「巨人が大嫌いです！」

局　「・・・・・・」

この瞬間、俺の中で親父を誘うことが決まったのであった。

目黒生まれの品川育ち。
バリバリの江戸っ子である親父は、ＮＨＫ以外で見る番組といえば巨人戦のみだ。

そんな親父は予想以上に気合い満々で、駅弁まで買ってきていた。

「元気豚 佐倉味噌漬け」

さすがだぞ、親父！
佐倉といえば、長嶋茂雄終身名誉監督の出身地。
巨人ファンの聖地じゃないか！

そうこうしている間に、初回を三者凡退で抑えた巨人の攻撃は、メッセンジャーの立ち上がりを攻め立て、早くも打者一巡で４点も先取。
続く２回の攻撃では、ベテラン・谷の特大ホームランも飛び出し、早くも６点。

すごいぞ、谷！
奥さんは小沢さんについて民主党を離党したようだが、貴殿はそれに流されずに巨人に骨を埋めてくれ。

さて、野球観戦といえば、ビール。
この日も数多くのメーカー、銘柄別に売り子が階段をダッシュで上り下りをしていた。

ちなみに、東京ドームは一律８００円。
同じ金額なら、エビス以外の選択肢などない。

そのエビスの売り子がこの娘。
話し掛けると、笑顔で乗ってきてくれる非常に可愛らしい子で、いろいろ話してくれた。

カメラにもしっかり目線をくれるサービス精神。

このバイトを始めた頃は、運動量が激し過ぎて筋肉痛がすごかったらしい。
そりゃそうだ。
佐川急便のセールスドライバーの如く、客席の階段をダッシュで駆け下りて、挙手を促して注文を募る。
手が上がると、再び階段を駆け上がって行く。
過酷すぎる。

ちなみに、彼女は千葉ロッテのファンだそうな・・・・・

東京ドームでのバイト理由は、
「学校が近いんです♥」 とのこと。

このエビス娘のおかげで、イニングが７回に達した時には、すでに５杯も飲んでいた。
その後も飲んで、５，０００円以上も彼女に貢いでしまった。

そんな俺の邪な気持ちが起因したのか、ノーアウト満塁のピンチになってしまうも、なんとか澤村が踏ん張りツーアウトまでこぎつけたところで、リリーフエースの山口がマウンドへ。

ラッキーだ。
今日の点差なら、澤村の完投になりそうだったが、俺の “押しメン” 育成上がりの山口まで見られるなんて。

相変わらず満塁という絶体絶命の場面で出される山口も災難だが、キッチリ三振で関川を仕留めるのは天晴れとしか言いようがなかった。

そして、９回表の途中で、親父は終電の都合で帰還。
俺の家に泊まれば最後まで観られたのだが、なぜかこの日は二人ともそれが思いつかず、終電を逃すまいと帰路に就かせてしまった。

その裏、６／２８から抑えを任されているマシソンがマウンドへ。
少し前に１６０km/hを叩き出した豪腕だ。

実際に生で見てみると、早い早い。
この日の速球は平均１５２km/h。
１５０km/h超えを連発してくる。

そして、１３０km/h台のスライダーを効果的におり混ぜる。
すごいぞ、新守護神！

こうして、２１：３０過ぎにゲームセット。
６-３ で我がジャイアンツが勝利。

ヒーローインタビューのお立ち台は、特大ホームランを打った谷（３９）と、二打席連続タイムリーの高橋由伸（３７）。

二人とも、もうそんな歳なのね・・・

さて、この日の席は、バックネット裏から少しだけ三塁寄り。
ちょうど三塁側ダッグアウトの真上で、前から１４列目。
エライいい席だった。

そんな間近から観た感想は・・・・・

プロ野球選手って、みんなデカイ。 ってことだ。

マシソンとメッセンジャーは２mくらいあるんじゃないのかってほどだ。
坂本も大きかった。
野球とは、大男のみがやるスポーツって思われても仕方ないくらいのサイズ構成だった。

とにもかくにも、ナイスゲームだったぞ、我がジャイアンツ！

小学校時代、日曜日の夕方にやっていた 『ビバ・ジャイアンツ』 を見て育った世代だけに、心の底から楽しめたぜ。
勝ちゲームだったし。

チケットをくれた大阪人の “ダニー” 、ありがとう！

そうそう、この記事に気付いた上、さらには最後まで読んでくれたアナタ！
一名様のみプレゼントを用意しました。
※例によって非常にくだらない一品ですが。

７／８（日）の１２：００までにコメントをくれた方の中から、厳選なる抽選で１名様にお送りします。

「そんなモンいらねぇよ！」 という人は、１２時を過ぎてからコメントを下さい。
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