敏腕トリマー

お待たせです、こんにちわ。

お盆休みも最終日ですよ。 毎度のことながらアっという間でした。 局長です。
ヨーロッパのように一ヶ月くらいのバカンスが欲しいですよね、毎年思いますが。

――― さて、一昨日、つまり８月１４日（金）のお話。

例によってお風呂場のタイルの上で涼んでいた真熊。

夏になると、日中はここか玄関のタイル。
朝と夜は和室の畳の上が真熊のホームポジションとなる。

そんな、くつろいでいるところを申し訳ないのだが、おもむろに捕獲して「もふ毛」のメンテナンスを実施した。

ずっと調子の悪かったバリカンがついに途中、しかも序盤でお逝きなされたため、残りは敏腕トリマーのように “すきバサミ” で仕上げることに。

指先から足の裏、肛門周りをいつものように短くカットし、お腹周りを少し「夏仕様」に。

脱ぎ捨てられたアフロのヅラの如く、大量のもふ毛が取れた。
しかし、当の真熊にはあまり変化が見られない・・・・・

極度に太った人が３kg程度痩せたところで何も変化が分からないのと同じ現象だろうか。

でも、涼しくなったからか、単に昼寝を邪魔されただけか、大あくびをかます真熊。
獣のような一面を見せる。

そのまま一気にシャンプーへ。

実は、二週も連続で伊豆に行きながらも、まだシャンプーできていなかったのだ。
もふ毛に絡み付いた砂はブラッシングで落とせていたのだろうか。

とにかく、これで磯臭さからもサヨナラできるだろう。

サマーカットにしてみたい気もするが、キャラクターがかぶってしまうポメラニアンが数匹思い浮かぶので、その欲求はグッとこらえる俺。

そういえば、最近は “ミミズク” 姿にも何やら貫禄が出てきたような気がする。

何かを悟ったような菩薩の如き表情ではないか。
みずぼらしい姿なのに。

グレムリンの亜種にすら見えてしまう。

サマーカットにはしてみたい思いもあるが、この姿をデフォルトにする気だけは絶対に起きないのが不思議だ。

シャンプーとタオルドライが終わったところで、いちばん面倒くさいドライヤーがけ。

写真の状態までいくのに、かなりの時間を要する。
もふ毛がチリ毛になって絡まるし。

丹念にブラッシングしながら乾かし、ようやく元の姿に近付いてくる。

パグ犬とかは簡単に乾くんだろうなぁ・・・・と羨ましくもなるが、ポメラニアンは毛が命。
ここで丁寧な仕事をしてこそ、ポメラニアンを育てる価値が見出せるのだ。

そんなこんなで、真夏の暑さの中での重労働がようやく終了。

磯臭さも汗臭さも、きれいすっきり。
塩水で固くなってしまっていた毛も柔らかな仕上がりに。

いつもなら、お出掛け前にシャンプーしているので、条件反射的に「この後はお出掛け」とテンションが上がってしまったらしい真熊。

残念ながら、この日はもうお仕事終了だ。

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【今日の一言】

次の大型連休（シルバーウィーク）が待ち遠しい。 毎月大型連休が欲しい・・・・