地獄のフルコース ~海の幸編~

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花金の朝に、こんにちわ。

いよいよ全国が緊急事態宣言下となりましたね。一人当たり10万円支給も決定して、布マスク2枚も投函開始。だからといって抑え込めるのだろうか。局長です。

――― さて、「親父の喜寿祝い旅行」レポートの続編を再開。

海の幸

箱庭の露天風呂ではなく、館内の大浴場での入浴を済ませた我々一行は、いよいよメインイベントでもある晩ごはんのタームに。

事前情報によると、外房の宿だけあって、海の幸によるメニューが売りとなっているようだった。

海の幸

そしてこれが、当日のお品書き。
どれも豪華そうで美味しそうだ。

しかし、これがちょっとした地獄への“片道切符”となったのであった・・・・

海の幸

まずは、お品書きの前菜、「四点盛り」。

「三点じゃん!」と思うかもしれないが、右端のお皿はホタテと何かの二点が盛られているのだ。
まぁ、普通に美味しかった。

海の幸

お次は造里(つくり)の「桶盛り伊勢海老付」。

二番目に出てくるものがこれでいいのか?
むしろメインじゃないのか?

海の幸

つづいて強肴(しいざかな)、「蛤鍋」。

九十九里といえば蛤(はまぐり)。
その他にも鯛やすり身も入っていて、なんのかんのボリューミーだった。

海の幸

つづいて煮物、「本日の煮物」。

豚の角煮」だった。
しかも、小鉢ではなく、御飯茶碗よりも大きなお碗。

この辺りから、俺は少しばかり様子のおかしさを感じ始めていた・・・・

海の幸

写真を撮り損ねてしまったのだが、蒸し物で「茶碗蒸し」があり、その次に焼物としてこの「陶板ステーキ」。

ステーキだし、これがメインなのだろうか。
いや、さっきの「桶盛り伊勢海老付」のほうが海の幸だしメインだろうか・・・・

そんな混乱が始まっていた。

海の幸

そして揚げ物、「天麩羅」。

海老の天ぷらだし、むしろこれがメインか?
終盤に出てきたわけだし・・・・

海の幸

これは最初から出ていた食事「長生村アイガモ農法米釜飯」。

この長生村でアイガモ農法により育てたお米による釜飯”という意味だろう。
釜で炊いたごはんだけあって、そのままでも美味しく平らげられるような旨さだった。

海の幸

最後に止椀、「伊勢海老頭味噌汁」。

二品目の桶盛りにいた伊勢海老を途中で回収して、この味噌汁にトランスフォームしたのだ。
贅沢すぎる美味しさだった。

海の幸

最後にデザート、「季節のフルーツ」としてメロンとケーキ。

ここで序盤から抱いていた違和感にようやく気が付いた。
デカいのだ、すべてが。
ゆえに、どれがメインだか判断がつかないのだ。

ポメラニアン志熊

嫁女房親父は、最初から無理をせず、食べられる範囲で少しずつ全品を美味しく堪能したらしい。

しかし、その親父から「出されたものは一切残すな。残すくらいなら腹を斬れ」くらいの教えを受けて育ってきた俺は、“三つ子の魂百まで”というやつか、当たり前のように全てを食べきってしまった。

ポメラニアン真熊

おかげで部屋に戻ったときには、もはや臨月のようなお腹に。

日頃「ラーメン二郎」で鍛えている俺ですら、完全に動けなくなるほどのボリュームだった。
蛤、ステーキ、天ぷら、刺身、一体どれがメインでどれがサブだったんだ!

ポメラニアン真熊

さらに、先の“教え”が災いして、嫁女房が食べきれず残したものまで代わりに食べてしまったので、余計な苦しみまで背負う形になっていたのだった。

ちなみに、俺の枕の先にある“小上がり”みたいな個所は ―――

ポメラニアン真熊

ベッドエリアになっている。

ベッド×2人、布団×2人――という構成なのだが、ここに横になってしまったら最後、絶対に朝まで起きないと分かっていたので、あえて畳の上に横になって体を休めていたのだった。

ポメラニアン真熊

にもかかわらず、もっとも苦しい部位であるお腹の上に乗ってくる真熊
悪気がないだけにタチが悪い。

俺たちの食事中、大嫌いな志熊と2匹だけでここに残されたストレスもあるだろうからと、そのままにして自分だけが我慢しようする俺。
半分は優しさでできているという「バファリン」よりも、優しさの配合が1~2割ほど多いのだ。

ポメラニアン真熊

そんなこんなで時は経ち、就寝の時間に。
頑なに「布団で寝る」と言い張る親父は、志熊と共に眠りに就き、俺と嫁女房と真熊はベッドへ。

お腹いっぱいで写真を撮り損ねてしまったが、ちゃんと3人での晩酌も済ませて、初日を終えたのであった。

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俺を地獄に突き落とした海の幸フルコースにも二発目を。

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コメント

  1. ラブママ より:

    たしかに、どのお料理も一品一品がしっかりメインになっていますね。
    しかもどれも美味しそうなので、どれもはずせません。
    これは困った!!!(←え?

    前菜はやっぱりお食事の入り口ですから、食べたい。
    お造りも、房総の宿ですから名物でしょう。
    蛤鍋は絶対に食べないと。
    豚の角煮も侮れないし、
    陶板ステーキは食べなかったら後悔しそうです。
    海老の天ぷらは大きくて立派、食べたいです。
    釜飯は炊き立て、伊勢海老のお味噌汁を頂かないなんて
    考えられません。
    食後のメロンもお口直しにいいですね。

    ・・・わたくしも臨月のお腹になること間違いなしです。
    そしたらまぐちゃん、お腹に乗ってこないで~( ̄▽ ̄)

  2. クッキー&ちゃちゃ より:

    ぷぷ
    面白い。

    これはなかなかですね!
    ラブママさんの言う通り、これは全て外せないメニューですね。
    食べない選択肢はない…
    そうなると、私のすでに臨月なみのお腹は………産まれてしまいます。

    ご飯は楽しみな一つなんですが、量が多いと嬉しいんだけど、大変ですよね。でも少ないと物足りない。
    バファリンより優しい局長さん、これは皆の分まで食べたら…
    翌朝は10キロほど走らねば。

    いつもの局長さんのお腹と違って乗り心地良かったかな、まぐちゃん。

    しぐまくんは寝る時もじぃじと一緒。
    まぐちゃんは本当はじぃじと寝たかった?

  3. まっくろくろすけ より:

    局長さんのお腹の上に乗るマグちゃん可愛すぎです  (*´∇`*)
    お腹の上の乗り心地はいつもと違ったのかな?
    豪華過ぎるメニュー 一口ずつ食べたい
    ( ◠‿◠ )

    • とりっこ より:

      これはなんとも豪華!!!!
      全て食べないという選択肢はありません!!(笑)
      でも量が多かったんですね~^_^;

      私もご飯は絶対残しません。
      幼少期から「お残しはゆるしまへんでぇー」と親からも忍たま乱太郎の給食のおばちゃんからも言われ続けてきましたから。
      と、なると私も臨月のお腹になる事は確定です(笑)

      まぐちゃん、父上はバファリン以上に優しいからお腹に乗せてくれて良かったね^^
      きっとまぐちゃんは父上と離れて寂しかったんだね(>ω<)

  4. つばめ11号 より:

    ホントすごいボリュームでしたね。
    でもラブママさんの解説通り、どれも外すことはできません。
    私も「残しちゃいかんに」と教育されてきたので残せません。
    双子入り臨月のお腹くらいになりそうです。

    寝てる局長さん、臨月のお腹を見せてるのかと思っちゃいました。
    そこを遠慮して乗ってるようにみえるマグちゃんも
    ファリンくらいの優しさを持ち合わせてるみたいですよ。

    夜はそれぞれの家族で分かれて寝たんですね。
    志熊君はじぃじとどんな風に寝たのかな~
    あっ、寝る前のブラッシングは、ここでもやったんでしょうか?

  5. もんちゃん より:

    待ってました!ディナー編!

    どれも美味しそうですね(^-^)
    私は好き嫌いが激しいので、お泊まりの時はビュッフェを選ぶんですが、このメニューなら食べれそう!
    …でも量は多いですね(^^;何かは残してしまいそう。お刺身は残したくない!!

    『おかげで部屋に~』の上の写真は局長さんがお腹出してるように見えました(笑)洋服の色でそうみえてるんですよね??
    (つばめ11号さんと同じところでしょうか?笑)

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