最後のドライブ(後編) ~さよならセレナ【第三章】

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新しい週に、こんにちわ。

改めて坂本勇人の2,000本安打おめでとう。今季の東京ドーム最終戦で決める姿も、“もってる男”がにじみ出ていましたね。局長です。

─── さて、先週綴った愛車セレナとのお別れレポートの最終章。

ポメラニアン真熊

車検が切れる10月22日(木)、「さよならドライブ」と称して宮ケ瀬湖までやって来た我々は、湖畔に点在する公園をハシゴすることに。

2箇所目にやって来たここでは、ポメラニアン真熊の前にとてつもなく長い階段が。

【前話のおさらい】

野良猫

二つ目の踊り場で真熊の向かって右側方に目をやると、まさかの「野良猫の街」が広がっていた。
「そういえば駐車場にもいたな」と思い出し、彼らのエリアを侵害しないよう気を付けることに。

そして、真熊はこの位置からお馴染みの ───

階段ダッシュ”。

やはり加齢からか、13歳のソレはかつてのスピード感や躍動感こそ影を潜めたが、とはいえ体育会系の魂は健在であった。

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ポメラニアン真熊

駆け下りた先には、だだっ広い芝生エリアが。
コロナ禍の平日で、且つ田舎の湖畔とくれば、そりゃ野良猫以外には人っ子一人いない。

ポメラニアン真熊

真熊としてはテンションが上がる要素が見当たらないが、それでも久しぶりのお出掛けと運動をそれなりには楽しんでいるようである。

ポメラニアン真熊

15年間連れ添った愛車セレナ(C25式)が車検切れを迎えるこの日、最後の“そのとき”まで時間を共にしようとこの宮ケ瀬湖くんだりまでやって来たというのに ───

ポメラニアン真熊

肝心のセレナを公園の駐車場に置き去りにして、真熊と公園で遊び出すという本末転倒な状況に、なかなか気付けていない俺。

一体ここまで何しに来たというのか・・・・

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ポメラニアン真熊

一方の真熊は、ここが過去に来たことある場所ではないかと、必死に記憶をさかのぼっていた。
そう、実は何度か遊びに来ているのだ。

ポメラニアン真熊

記憶の点と点がつながったらしく、急に嬉しそうな顔になる真熊。

コロナ禍も何もなく平和だった当時は、ここも人でごった返していたが、この日は隅から隅までまさかの独り占めである。

ポメラニアン真熊

そして、ひとしきり芝生を歩き回ったところで「また今度じっくり遊びに来ようぞ」と真熊を諭し、いよいよラストドライブの帰路に就くことに ───

こうして、【第一章】冒頭の写真へとつながったのであった。

セレナC25

15年にもおよぶ楽しい時間をありがとう、C25式のセレナ。
16万キロ弱にもおよぶ長い距離をありがとう、オレンジ色のセレナ。

あれから早2週間が経過したが、今なお“セレナロス”に苦しむ俺なのであった・・・・

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まだまだ階段ダッシュも健在な若さにも二発目を。
今日の一言

坂本の2,000本安打と、横川の初勝利で花を添えるはずだったのに、あんな形で負けるとは・・・・

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コメント

  1. ラブママ より:

    オレンジセレナとの最後のドライブは、
    広い公園をひとり(一組)占め状態で楽しめましたね。
    久しぶりのまぐちゃんの階段ダッシュも見られたし、
    何よりまぐちゃんのこの笑顔が見られて良かったです。
    それにしてもまぐちゃん、若いですね(#^^#)
    13歳でこの健脚ぶりは素晴らしいです。

    オレンジセレナさんの慰労ドライブのわりには、
    駐車場に停めてしまったために主役の写真があまりありませんが、
    それもご愛敬でしょう。
    山に登ってしまうとその山が見えないのと同じで(同じ?)、
    走っているセレナを写真に撮ることは難しいですよね。

    兎にも角にも、本当にお疲れさまでした、セレナさん。

  2. クッキー&ちゃちゃ より:

    こんな広い場所に人っこ1人居ないとは、平日とは言え…
    まぐちゃん、他人が居ないから寂しそうな顔をしているのか、セレナとのお別れを意識してなのか浮かない表情。
    だけど、ちゃんと笑顔が出てきて良かったです‼️

    階段ダッシュ、久しぶり〜
    まぐちゃんは足が丈夫なんですね。
    ポメラニアン は足が弱いと言われますが、良かった良かった^ ^

    セレナさんは第二の人生があるのかな?
    兎にも角にもお疲れ様でした^ ^

  3. とりっこ より:

    ここの公園は野良猫たちの住処となっているんですね!
    今時こんなにたくさんの野良猫を見るのは珍しい気が…

    そんな野良猫ちゃん達を横目にまぐちゃんの久々の階段ダッシュはやはり写真でも躍動感がありますね^^
    13歳だけどまだまだ元気!
    笑顔もとっても可愛いです(*´ω`*)

    結局オレンジセレナとの写真はあまり無かったけど、セレナはきっと最後まで局長さん達を目的地まで連れていくことが出来て本望だったと思います^^

    兎にも角にもお疲れ様でした、オレンジセレナさん(^-^)

  4. ajisai より:

    マグちゃんは、若いですね。
    毛の量も多いし、余裕の階段ダッシュだし13歳には見えませんね。

    新しい愛車とのお付き合いも、長いお付き合いになっても大丈夫!の若さですよ。

    セレナロスに苦しむ局長様のそばに、お嫁ちゃんが居て良かった。
    寂しさも半分になるでしょう。

    物でも命が宿り、擬人化して情が移る・・・・
    よくわかりますよ。お優しい局長様だからなおさらね。

    愛車との思い出はこのブログに詰まっているので、
    たとえ別れてもいつでも思い出して逢えますよ。ファイト‼

  5. つばめ11号 より:

    マグちゃんの階段ダッシュ、久々に見ました。
    相変わらずの健脚ぶりが見られて嬉しいです。
    それに、数年前の記憶がちゃんとよみがえってくるのもすごい!
    マグちゃんは見た目だけじゃなく、脳も足もまだまだ若いですね。

    今でも駐車場にオレンジのセレナを探してしまうとか?
    15年も共にしてたら、2週間では忘れられませんよ。
    車の中での独り言を黙って聞いてくれてた相棒ですもの。

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