人生初のバレンタインデー

日曜日の朝に、こんにちわ。
そういえば、一昨日の 4月15日って「タイタニック号」が沈没して110年という節目の日だったんですよね。映画は何年たっても色あせないですよね。局長です。

─── さて、本日も従来の時系列に沿いつつ、少し順番が前後してしまうが２月中旬のお話。

小倅こせがれが「柵」の中から、おでこに丸いシールを貼ったおかしな姿で、嫁女房の姿を追っていた。
賢明な読者のアナタなら、小倅がこのシールを貼る理由などすぐに思い出していることだろう。

「資源の再利用」を目的とした、我が家での“鉄の掟” ───

未だしっかりと守られているのだ。
ウォーターサーバーのボトルを交換するたびに、小倅はこんな姿になっている。

そしてこれは、また別の日 ───

小倅のミルクの消費量に比例して、この姿になる頻度は早まりも遅くなりもする。
「けっこうサステナブルな局長」と呼ばれているだけあって、俺は絶対に手を抜かずに再利用を継続していくのだ。

しかし、小倅もさすがに頭部に違和感を覚えるようになったらしい。
ここ最近は頭に手をやるシーンが増えてきた。

だが、その違和感の“元”がどこなのかはイマイチ分からないようだ。

おかげで、この渋い表情に。
いつか自分で剥がそうとする悲しい瞬間がやって来るのだろうか････

この小倅の不思議な姿が気になるのか ───

ポメラニアン真熊が“パーソナルディスタンス”を遵守しながらも様子を見に行っていた。
決して必要以上に近寄ろうとはしないまでも。

関わりたくはないが、気にはなるらしい。
とはいえ、気になるのは小倅の存在ではなく、おでこにシールを貼るという行為だけだが。

真熊と同様に、小倅とは決して絡もうとしないもう一匹 ───

ツンデレ三毛猫の稚葉は、２階の寝室で過ごす時間が増えてしまった。
一時は小倅に興味を示しているらしい姿も見せていたのだが、小倅の成長と共にその興味は失せていった様子だ。

夜になって小倅が寝付いたあとに、リビングに戻って来ては嫁女房に甘えるといった寂しい生活パターンが完全に固まってしまった････

話は変わって、2月14日(月)のこと ───

嫁女房から、高タンパク質を売りにしたチョコレートやお煎餅をたくさんプレゼントされた。

そう、この日は“のりピー”こと酒井法子の誕生日････ であると同時に、バレンタインデー。
愛のこもった“手作りチョコ”ではなく、実用的な商品群であった。

さらに、“バレンタインの宴”も催されたのだが、メニューは宅配寿司だった。
どうも嫁女房から見ると俺は、お寿司さえ食べさせておけば満足する男だと思われているらしい。

一方で、小倅には何やら手作りの一品が用意されていた。

専用のケーキだ。
赤ちゃん用の蒸しパンにイチゴを乗せただけのようだが、明らかに愛情はこもっている。

中学生くらいになったとき、ちゃんと女子からチョコをもらえる男に成長しているのだろうか。

まぁ中学生になろうが、ウォーターサーバーのボトルを交換した際には、丸いシールはきっちり貼らせてもらうけどな････