12月ですよ、こんにちは。
毎年言っている気がしますが「先生も忙しさのあまり走り回る」と書いて“師走”というくらいバタバタな1ヶ月間が始まりますね。局長です。
─── さて、大井川鉄道の『きかんしゃトーマス』に乗りに行ったお話の続編を。
先月末の11月22日(金)に、小倅を実物の蒸気機関車「トーマス号」に乗せるべく、静岡県は島田市にある大井川鉄道「新金谷駅」まで片道3時間を掛けて家族総出でやって来た我が家。
無事「トーマス号」に乗ったところで、今度は駅の隣に併設されている『きかんしゃトーマスフェア』で小倅をひとしきり楽しませる。
【前話のおさらい】
レール点検車の「ウィンストン」や消防車の「フリン」に夢中で、「トーマス号」のフォトセッションが始まっていることにまったく気付いていない小倅を我に返らせ、むしろ最後の家族くらいの順番でようやく写真撮影を始めた我が家。
ひととおりアトラクションを回ったところで、最後に残っていた「てトロ」という手回しペダルでレールを進むトロッコに小倅乗せたが、これはあまり面白くなかったのか、無表情のままひたすらペダルを回していた。
「きかんしゃトーマスフェア」の会場を出ると、小倅が何かを見付けて走り出した。
名前も分からないし、決して可愛くはない、やたらリアルなカエルの着ぐるみだ。
だが小倅は嬉しそうにハグして何かを語り合っていた。
他愛もない“幼児あるある”だが、俺と嫁女房にとっては感慨深いものがあった。
なぜなら、小倅は少し前まで着ぐるみを怖がっていたのだ。
『アンパンマンミュージアム』でも、アンパンマンやカレーパンマンの着ぐるみに恐怖して、満足にハグすることもできなかったことを考えると、この半年でずいぶん成長したものだ。
ここで我々は大きな岐路に立っていた。
このフェアは、もう一つの「サテライト会場」があり、小倅が好きな「ヒロ」や「パーシー」の“実物”がいるのだが、問題はそこに行くのか否かということ。
千頭駅という、かなり離れた場所なのだ。
先日綴ったとおり、コロナ前までは「トーマス号」は終点の千頭駅まで運行していた。
さっきまで楽しませてもらった「きかんしゃトーマスフェア」の会場も、この千頭駅だったのだ。
新金谷駅から「トーマス号」で終点の千頭駅まで行き、そこでフェアを楽しみ、再び「トーマス号」に乗って新金谷駅まで帰ってくるという往復コースが基本プランだったらしい。
だが現在は、豪雨や台風の被害の影響で ───
川根温泉笹間渡駅~千頭駅間は全面運休中。
「サテライト会場」となった千頭駅へ行くには、「トーマス号」を家山駅で降りて町営バスに45分ほど揺られるか、新金谷駅から車で行くかの二択。
だが、町営バスの時刻表を確認したところ、家山駅で下車してから次のバスまで1時間待ち。
さらに、千頭駅でバスを降りてから、次の最短のバスに乗って戻ってきたとしても、一日2本しかない「トーマス号」の次の家山駅発の時間までには物理的に間に合わないのだ。
つまり、千頭駅に行くには、新金谷駅から自分の車という選択肢しかないのだが ───
ナビによると所用時間1時間半。しかも峠道。
車酔いが激しい小倅が耐えられるのかどうかが大きな不安材料。
それもあって小倅に行くのか判断を委ねたところ ───
「行く!」という力強い返答が。
幸い3歳になり、飲める酔い止め薬も手に入るようになり対策はできるので、あとは小倅の三半規管に期待しながら峠道をひた走ることに。
結果、天が味方してくれたのか、小倅は酔うことも“車内リバース”することもなく無事に千頭駅に到着。(アンパンマンミュージアムに行ったときはリバースされて地獄を見た)
そして、1時間以上の疾走の末に到着した千頭駅で我々を待っていたのは ───
「パーシー」、「ヒロ」、そして「ジェームス」。
「トーマス号」を第1ラウンドとすると、「きかんしゃトーマスフェア」が第2ラウンド。
今ここに第3ラウンドが幕を開けたのだった。
トーマスのためなら車酔いも耐えられるらしい小倅にクリックを
コメント
過去記事読みました。
アンパンマンミュージアムでは怖がってましたね。
なのに、何でカエルが居たのか…🐸カエルの着ぐるみに駆け寄るとは!
成長って早いですね〜
小倅ちゃんに行くか聞けばそれは行く!になりますよー
今回は無事に辿り着けて良かったです。
酔い止め飲んだのかな?
全線運行してれば電車降りてフェア行ってまた折り返す事が出来て完璧なのに。
千頭駅でもこんなフェアやっているんですね。
新金谷駅から1時間以上かかっても、これは行ってよかったと思いますよ。
小倅君にとってテレビの中の世界が目の前にあるって
どんな感じなんでしょう。
第3ラウンドの小倅君の様子が楽しみです。
局長さんの「先生も忙しさのあまり走り回る」を読むと
12月になったな~といつも感じています。
トーマスが二つの苦難の克服をてだすけしてくれたのかもしれませんな。
あのリアルなカエルの着ぐるみにビビらないなんて…恐らく、子倅ちゃんが今後あうであろう着ぐるみのなかでも最恐クラスであると思います。
あれ見たら私、逃げます。。
車酔い、そうそう薬飲んで症状が出なくなる人を見たことはありません。
それを克服したとは…トーマスの力、そしてなにり局長さんと嫁女房さんの力です!