寝るタイミングを誤る幼児と黄昏れポメラニアン

9/9、ゾロ目で花金の朝に、こんにちわ。
新型コロナの飲み薬がついに発売されるんですね。いよいよ終息宣言への道も見えてくるんですかね。早くマスクを外して大はしゃぎしたいです。局長です。

─── さて、昨日のつづきで 5月29日(日)に行った“中くらいの公園”レポートの後編を。

土日は保育園が休園で、体力があり余って夜の寝付きが悪くなってしまう小倅こせがれのため、その体力を削り取るべく、徒歩20分ほどの道のりを「エアバギー」に乗せ、ポメラニアン真熊も一緒に歩いて、この“中くらいの公園”までやって来たのだった。

【念のため前編のおさらい】

だが、しかし ───

夜の寝付きを良くする目的だというのに、ここで寝付いてしまうとは。
エアバギーの振動が心地よかったのか、公園に到着する少し前からもう眠りの世界に落ちていた。

車の通りが少ない道に入ってから、この公園まで、そして公園に入ってから、この園内奥のエリアまで、それなりの距離を歩いた真熊は、一旦ベンチで休憩。

俺と嫁女房も、買ってきたパンを食べながらひと休みすることに。
みんなで記念撮影と洒落込みたかったのに、小倅が起きる気配は１ミリもない。

一方で、嫁女房が構えるカメラに対し、真熊はなかなか視線を向けない。

あれだけ得意だったカメラ目線は、どうしたというのだ。

実は、パンの匂いが気になって、それどころじゃなくなっていた。
俺が食べ始めると同時に“おねだり”しようと、タイミングを窺っているのである。

【全盛期の真熊はカメラと目がつながっているのかというレベル】

パンを食べて、園内を少し探索して、小倅も寝たままなので、気持ち良さそうに黄昏る真熊には申し訳ないと思いつつも帰路に就くことに。

いつもの倍以上は歩いたし、真熊も帰宅後は心地よい疲れを感じることだろう。

その帰り道、サンバイザーにゴーグル型サングラス姿で、ノースリーブのランニングウェアを着て颯爽と走る市民ランナーとすれ違ったのだが、その瞬間に彼が驚きがながら言った。

よく見ると、かかりつけの動物病院でいつも診てもらっている院長先生だった。
病院と全然違う方向だというのに、こんなとろこまで走りに来ているとは。
なんてストイックなんだ。

それはそうと肝心の小倅はというと、中途半端なタイミングで寝てしまったせいで、帰宅してからはむしろ覚醒してしまっていた。

でも、それなりに気分転換はできたのか、夜はさほど嫁女房を手こずらせず寝てくれたのだった。