【振り返り】寿喜の病状が判明、緊急入院|11月8日(火)

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11月最後の週末に、こんにちわ。
サッカーW杯の狂乱に隠れるかのように、プロ野球の契約更改が始まりましたね。実働年数が少ないとはいえ、夢のような金額が動く世界の話にはため息が出てしまいます。局長です。

─── さて、一昨日からのつづきで、寿喜ことぶき緊急入院についての備忘録としての振り返りを。

天然猫の寿喜

11月7日()の診察で、“微かな希望”として「胃の動きが悪くなっている」という仮説の元、蠕動ぜんどうを良くする薬を投与したものの、1ミリも効果を見せてくれなかったので、翌11月8日()は予定どおり血液検査を行うことに。

登場人物紹介
天然猫の寿喜

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫。
元野良猫で推定15歳。
「肥満細胞腫」という“”と戦っている。
詳しいプロフィール

天然猫の寿喜

これは、服薬や経過観察をつづけている腎臓じんぞう肝臓かんぞうの数値が、なんらかの理由で急激に悪化していないかを確認するためである。
とはいえ、ほんの11日前にも血液検査を行っており、そこでは異常がなかったので、可能性としては低いらしい。

天然猫の寿喜

院長先生によるここまでの見立ては、可能性順にすると以下のとおり。

  1. 癌の転移」の拡大・進行
  2. 胃の動きが悪くなっている
  3. 腎臓・肝臓の数値が急激に悪化している
  4. 抗がん剤の副作用
天然猫の寿喜

それぞれの現状や備考を添えると、こうなる。

  1. 癌の転移」の拡大・進行
    全身麻酔の上でCTスキャンでの検査となるので、現実的でない。
  2. 胃の動きが悪くなっている
    ☞ 蠕動を良くする薬を投与するも変化なし。⇦ 前日に実施
  3. 腎臓・肝臓の数値が急激に悪化している
    10/26の血液検査で異常は見られなかったが、念のため再び実施。⇦ 今ここ
  4. 抗がん剤の副作用
    ☞ そもそも副作用の少ない分子標的薬を使用しているので、可能性は低い。
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結局のところ、検査結果はというと ───

まさかの、腎臓の数値が急上昇(急激な悪化)という内容だった。
診断の詳細については、当時のリアルタイム記事に詳しく綴っていたのでご参照を。

診断名は「尿毒症」。

天然猫の寿喜

急性腎障害」により発症したらしい。
その急性腎障害を引き起こした理由はというと、癌なのか、他の要因なのかは不明。

用語説明 尿毒症にょうどくしょう

腎臓の機能が著しく低下して、通常はオシッコと一緒に体の外に排泄される有害物質(尿素など)が体内に溜まってしまう状態。
血中に毒性物質が回ることで、脳や消化器など、さまざまなところに害を及ぼすため、一刻も早く治療を行わないと死に至る、とても危険な症状。

【尿毒症の症状】
・体重の減少
・食欲低下
・多飲多尿
・活動的でなくなる
・嘔吐が多くなる
・口臭がする
・突然ぐったりする
・意識の低下
・無尿 など

治療方法としては、点滴で毒素(老廃物)を体外へ流し出すしかないという。
この点滴治療について、院長先生からは二つの選択肢を与えられた。

  1. 入院して24時間集中的に静脈点滴
  2. 通いで点滴治療を行う
天然猫の寿喜

寿喜のストレスを考え、後者を選択したものの、すぐに嫁女房と家族会議を実施した。

嫁女房
嫁女房

本来は24時間つづけて点滴する必要があるのに、それを通いで20~30分程度やったとして、ちゃんと効果は表れるのかなぁ?

局長
局長

それなら入院して短期間で治してしまったほうが、寿喜にとってもプラスに働くんじゃないかな?

─── 最終的には、こういった意見にまとまり、寿喜への申し訳なさでいっぱいになりながらも、入院治療に変更。
嫁女房は、脾臓摘出のために手術入院したとき同様、大泣きで寿喜を送り出した。

つづく・・・・

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腎臓の数値が想定外の急上昇だった事実に二発目を。
今日の一言

動物は人間と違って数日で体調が急変してしまうことを再認識させられた一週間弱だった・・・

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“非公式”なんて見たことないけど・・・・

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    11日前に血液検査受けて問題なかったからまさかの結果でしたよね。
    本当に急に悪化してしまうと覚えておかないと…
    尿毒症は本当に怖いです。
    とにかく毒素を点滴で外に出す、これに尽きるみたいですから嫁女房さんと局長さんの「入院」の判断は間違ってなかったと思います。
    入院はかなりのストレスでしょうが、やはり病院を治すのが優先。
    コトちゃん、入院して点滴して本当に良く頑張ってくれました。

  2. つばめ11号 より:

    私も入院しての治療を選択したと思います。
    何かあった時のことも考えると病院に預けるのは安心できますし。
    間に合うタイミングで病気が判明して本当に良かったですね。
    嫁女房さんの涙を見て、コトちゃん頑張れたのかもしれませんよ。

  3. とりっこ より:

    局長さんと嫁女房さんの入院判断、苦しかっただろうけど間違っていなかったと思います。

    その時の判断によって今退院して体調が落ち着いたことちゃんがいますもんね。
    ことちゃんも入院生活よく頑張りましたね。

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