週の真ん中に、こんにちは。
冬将軍のヤロウが襲来してきたのか、昨日から急激に寒くなりましたね。小倅もダウンジャケット着用で保育変に登園するようになったほどです。局長です。
─── さて、本日は11月20日(水)。
毎年綴っているが、アライグマ千寿が旅立ってしまった11月19日の翌日であるこの日は、天然猫の寿喜が我が家にやって来た記念日である。
ただ、例年と違うことが一つだけある。
寿喜本人(猫)がいないこと ───
誕生日代わりの大切な「うちの子記念日」を、初めて寿喜がいない中で迎えなければならない。
いつかはそうなることは分かっていたが、やはり寂しいし虚しい。
【昨年の記念日のおさらい】
2008年のこの日に、近所の小学校の路地裏で日向ぼっこしていた寿喜と出会い ───
すったもんだの末にそのまま我が家へ連れ帰ることになって、そのまま家族の一員に。
それがもう16年も前のことになるとは。
【すったもんだの詳細はこちら】
当時のことは何度か綴ってきたとおり、いくら人見知りも猫見知りもしない寿喜とはいえ、さすがに知らない家に突然連れて来られたことに不安を覚えたようで、和室の押し入れに籠ったまま丸3日間出て来なかったのだが ───
押し入れに逃げ込む直前の、まだ我が家の床に足すら降ろしていないときの姿がこれ。
前日に亡くなった千寿を火葬場に連れて行く直前に寿喜を保護させられたので、家を出る前に「取り急ぎ千寿と家族の最後の写真を撮ろう」と、まだ家族になったわけでもない素性の知らない猫(寿喜)を抱っこしたまま写真撮影をしていた。
ワケも分からず、見ず知らずのオッサンに抱っこされたまま写真に納まる寿喜。
撮影が終わると同時に俺は寿喜を離し、千寿の亡骸が入った箱を抱えて車で火葬場へ。
寿喜のことを気にする余裕などなく、完全に放置したまま家を出たのだった。
帰宅すると寿喜の姿はどこにもなく、探しに探してようやく和室の押し入れの中に発見した ── という顛末だったのだが、それが16年前の今日ということだ。
当時は「なんでこんな日に」という迷惑な思いが先に立っていたが、今思えば心の底からありがたいと思える出会いだった。
実際に寿喜との楽しい日々が始まるのは、上述のとおり3日後の19日からなのだが、そこから15年と8ヶ月にわたり家族として一緒に暮らせたことに只々感謝。
姿形は変わっててもいいから、もう一度ひょっこり現れてくれないかな・・・・
千寿が逝った翌日にひょっこり現れて15年が経った寿喜にクリックを
コメント
昨日千寿くんの命日でしたから今日はことちゃんの日だと思ってました。
ことちゃんおめでとう。
天国でお祝いしてるかな。
ことちゃんのすったもんだエピソード好きなんですよねぇ。
局長さんのツッコミが何度読んでも面白いです。
家に来たばかりとは思えない写真ですね。
丸々してるし、野良猫とは思えません。
千寿くんが引き合わせてくれたのかな。
いい出会いでしたよね。
私も千寿君がコトちゃんと出会わせてくれたように感じます。
局長さんが寂しくないように、楽しい時間を過ごせるようにと。
その役目をしっかり成し遂げたコトちゃん。
あなたのおかげで猫にはこんなに面白い子もいるんだと知りましたよ。
寿喜君、きっと帰ってきてます。
姿が見えないだけでです。