実は俺はこれまでかなりの数の野良猫たちを保護して、里親探しをしてきた。
今日はネタがないので、その子たちのことを振り返りながら紹介します。
俺は 「愛玩動物飼養管理士」 の資格を(一応)所有し、なまじアライグマなんか飼っているせいか、職場では 「ムツゴロウ」 扱いされている。
ムツゴロウといっても――
←コイツじゃないよ?
←こちらの偉人のことですよ。
数年前、俺の職場で、恐らく親鳥と飛行訓練をしていたのであろうヒヨドリのヒナを見付けて「巣から落ちてる」 と言って保護してしまった女性社員がいたんだが、「私、一人暮らしだから飼えないんですぅ」 と言いながら、なぜか一人暮らしの俺のところへ持ってこられたことがあった。
このあたりから、「動物を保護した場合は局長へ」 みたいな図式が出来上がってしまったように思う。
結局、このヒヨドリは動物園などに飼育方法を問い合わせながら、爪楊枝でトマトなどを与え、「人の手による飼育」 を行うことに。
しかし、成長したら放してあげるつもりでいたんだが、この子は羽の骨が曲がってしまうという不運に見舞われてしまい、野生の子たちのように高く飛べないことが判明してしまった。
想定外の事実にうろたえながらも、「こうなったら、この子を一生面倒見てやるしかない!」と心に決め、このまま俺の手で育てていくことにしたのだった。
このヒヨドリ、「クラムボン」 と名付けた。
特に意味は無し。
あまり飛べないから、外へ連れ出しても逃げない。
「手乗りヒヨドリ」 として第二の人生を歩み始めたのだ。
↑これは散歩風景。
アライグマの千寿と一緒に、大きな公園へ。
アライグマを連れてるだけでも傍から見たら異色な風景なのに、さらに野鳥を手に乗せて・・・
俺って気味悪いヤツに写ったかなぁ。
そうそう、クラムボンを育て始めてから気付いたことがあった。
それは、「鳥も慣つく」 ってこと。
必ず人のいる部屋にいるのだ。
一人になるのは嫌らしい。
そして、腕や足のホクロをついばんできたりする。
遊んでるのだと思う。
水浴びの後なども面白い。
インコとかが水浴びするシーンを見たことがあったので、恐らくヒヨドリもするだろうと思い、お風呂場に洗面器に水を張って、クラムボンを放してみた。
すると、本当に洗面器に入ってバシャバシャ遊ぶのだ。
しばらく放っておこうと思い、俺は部屋に戻る。
そうすると、クラムボンはひとしきり水遊びを終えた後、「ピ~~!」 と大声で鳴き始める。
自分で戻ってこればいいものを、人が迎えに行くまで延々鳴き続けるのだ。
甘えてるのだろう。
やむを得ずお風呂場へ迎えにいくと、手や肩にピョンっと乗ってくる。
これは新鮮な経験であった。
――う~ん。
猫たちのことを書こうと思ったら、ヒヨドリの話になってしまった・・・・
このクラムボン、その当時お付き合いしていた彼女が、すごく欲しがっていたので託すことに。
その後、俺は彼女とは別れることになってしまったんだが、クラムボンは、彼女のもとでヒヨドリの平均寿命をまっとうしたそうだ。
猫たちの里親探しについては、明日以降にまた紹介します!
コメント
なんか、ジーンとしたお話でした。
子供の頃、みーちゃんも仔猫をよく拾ってきては親に怒られて
もらってくれる人を探してました。
今度から動物を拾ったら局長に!(爆)
鳥って懐きますよね
ウズラ飼ってたことがありましたが 後ろをついて歩いてきたり
してましたよ♪
あと、ニワトリも意外と懐く~
昔、実家でセキセイインコ飼ってました。
ほぼ放し飼いで、呼んだら手のひらに乗ってくるんですよね。
桃太郎さんのお話もできたんですよ。
懐かしいな~。思い出しちゃいました・・・。
ふぅん。ギラギラしてたんだ………
ギラギラした男とヒヨドリとアライグマ……
うん、確かに怪しいよね~(爆)
↑かなり失礼。
私実は鳥って苦手なので飼った事はないですが
飼えなくなった九官鳥を飼い主見つかるまで
預かった事はあります。
口ばっか達者で可愛くないヤツだった……
鳥ってそんなに甘えん坊なんですね~。
そんなに懐いてくれたらカワイイかも。
小さい鳥はスキなんで(*^_^*)
私も小さい頃は実家がお店やってたので
野良犬さん野良猫さんがよくた訪ねて来てました。
飼い主さん探すのって大変ですよね[e:330]
今度野良猫見つけたら、飛行機乗せて
局長さんとこ送ります(笑)
今回は鳥の話だし、ここに遊びに来てくれる人は愛犬家だけに反響ないだろうな~って思ってたら・・・・
コメントまで戴けてビックリしてる次第ですよ★
>みーちゃん
みーちゃんも仔猫を拾い集めてたって?
心優しい子供だったんですね? ウンウン…
でも私のところへ持ち込まないで下さいね![注]
ときにウズラもなつくんですか?(◎Д◎;)
ニワトリ…
私、「このチキン野郎!」って言われるくらい鶏肉好きなんで、
ニワトリだけは絶対に飼わないようにしてるんです。
感情移入しちゃったら食べられなくなっちゃうし…(^^;)
>武蔵かーちゃん
昔話をしゃべるインコ??
それってよくテレビで紹介されてるじゃないですか!
アレって武蔵かーちゃんちのインコだったんですか?
…そんなわけない?
でもインコって、そんなにみんなしゃべれるんですか??
>pompogさん
ギラギラしてたんですよ、ナイフみたいに尖ってね・・・・
体中から染み出る危険な匂い・・・・
(加齢臭じゃないよ)
九官鳥を預かったのに愛情を感じなかったってことですね?
きっとヒナから育てることになっちゃったら、情もわくんでしょうね★
pompogさんも子供の頃は里親探し経験者だったんですね。
だから!
私に届けないでいいですからって!(`´)
会社から… ブロガーから… 動物愛護センターになっちゃいますよ!
俺も羽が悪く飛べないヒヨドリのヒナを知人に託され、13年間一緒に生活しました、8月27日に天に召されるまで。バカで、きかない奴でしたが、いなくなってとても悲しいです。見晴らしのいい山のてっぺんに墓を作ってあげました。さよならピヨベエ……。
ギラギラしていた局長さん☆
野鳥も、愛情と適切な飼育をすれば
育つんですね(さすがです。。局ゴロウさん)
みすずも数年前の早春の朝に、大通りの面するローソン前で
やたらカラスが鳴いて上空から急降下していたので
気になって、入り口付近に近づくと・・・
マットの上に子鳥が足から血を流してうずくまっていました
急いで手に乗せて、お店の方に事情を話し、おでんの容器にティッシュをひいて蓋をいただいて帰宅しました。
取りあえず、獣医さんに電話をしたら、動物園につれていったほうがいいと言われ、幸い実家の近くに福岡市動物園があるので、そこに連れて行き保護して頂きました。
うすーい緑の子鳥は「鶯」の子供でした。
「必ず元気にしますから」と言われた係りの方の言葉とおり
きっと元気になって園の裏山で毎早春に美声を披露していると信じています[絵文字:v-521]