局長、誕生日の宴と最高の逸品

木曜日の昼下がりに、こんにちは。
昨日は職場の“バースデー休暇”制度を使って休んでいたので、今日からGW明けの仕事復帰となる局長です。脳にクモの巣が張っているような気がしています。

─── さて、昨日の 5月7日(水)でまた一つ大人の階段を上ってしまった俺。

上述のとおり、職場の“バースデー休暇”制度を使ってGW後半戦を１日延長し、同じく有休を行使して育休からの仕事復帰をさらに延ばした嫁女房プロデュースの元で、俺の誕生祝いが厳かに執り行われていた。

小倅こせがれと小童こわっぱが保育園に行っている日中は、俺たちが勝手に考えている“小さな子供連れだと行くのが難しい飲食店ランキング”上位に位置する焼肉屋へ「今日が１年で２回しか来ないチャンスの１回目！」とばかりに駆け込んで肉を食らっていた。

夕方に子供たちを保育園に迎えに行ってからは、交代で２人をお風呂に入れて、何はともあれ小童に晩ごはんを食べさせて早々に寝かし付けたところで、“局長52th生誕祭・夜の部”へと移行。
小童は、昨日がGW明けの保育園初日で疲れていたこともあり、思いのほかすんなり寝てくれた。

何かにつけてスーパーのパックのお寿司を食べる俺だが、昨日は「デパ地下のパックのお寿司」にギネスビールといういつもより少し豪勢な組み合わせに舌鼓を打ち、お腹が満たされたところでメインイベントの誕生日ケーキの儀式へ。

写真の“撮れ高”を気にしながら、なかなかロウソクの火を吹き消さない俺の姿に興味津々の小倅。

どうやら何か面白い遊びをしているのかと勘違いしてしまったようで、なぜか主役でもないのに参戦してきてしまった。
最終的に俺が火を吹き消すと、それもまた面白かったらしく、よく分からない爆笑に。

肝心なケーキはというと、ここ２～３年で最大のヒットと言えるほどの美味しさだった。

小倅はオーソドックスな苺のショートケーキが大好きなのだが、昨日の主役は俺ということで、焼きプリンをベースとしたタルトをチョイスしたところ、小倅も４歳児ながらその大人の味に大満足の様子を見せていた。

俺の中ではこれだけで満足だったのだが、お次は誕生日プレゼント贈呈の儀式まで。

ちなみにプレゼントの選定にも購入にも小倅は１ミリも関与していないのだが、嫁女房が奥からゴソゴソをプレゼントを用意すると、「ぼくが渡す」とまさかの強引過ぎる“美味しいとこ取り”を。

びた一文たりとも懐を痛めていない小倅からプレゼントをもらうような形になりながらも、受け取って包装を開けると、今度は俺と一緒に中身を見て共に驚くという一人二役みたいな状況に。
どの写真を見ても小倅が写り込んでおり、もはや立ち位置がよく分からない存在になっているではないか。

そんなことより、気になるプレゼントはというと ───

『仮面ライダークウガ』のマークが入ったＴシャツ。
クウガは古代から蘇った戦士で、このマークもクウガを示す古代文字という設定なのだが、それがワンポイントにあしらわれた実にシックなデザインだ。

【俺も小倅も仮面ライダークウガが大好き】

劇中でもクウガに変身するオダギリジョー扮する五代雄介が、自分で作って常に着用しているのだが、それが放送から25年の時を経て商品化されていたらしい。
なんて俺の好みを隅々まで把握していることか、嫁女房のヤツめ。

小倅もクウガのマークが入ったＴシャツに大興奮だったが、いざカメラを向けると俺の肩に手を置いてのこのポージング。

てっきり五代雄介の変身ポーズが来ると思いきや、まさかの ───

「COWCOWカウカウ」じゃないか。
だが俺は残念さよりも、むしろ４歳児が「COWCOW」のポーズを見せたことに対するエキサイティングな気持ちのほうが大きかった。

とはいえ、これでは写真が“締まらない”ということで、ちゃんと変身ベルトを用意しての再撮影。
五代雄介と同じクウガのＴシャツを着る俺の隣で、恐竜のパジャマを着た幼児がベルトを巻いて変身ポーズをキメるというチグハグな絵になっているが。

こうして、イベント大好き嫁女房のおかげで、年に一度の俺が主役の一日が満足のままに終了。
ありがとう嫁女房よ。
ちょこまかとカットインしていたが、結果的に面白かったぞ、小倅よ。