木曜日の昼下がりに、こんにちは。
日本野球機構(NPB)が来季からのクライマックスシリーズ(CS)開催方法の見直しを本格的に検討し始めたようですね。本当におかしな制度なのでお願いしますよ。局長です。
─── さて、先週の我が家で起きた、少しだけほのぼのとしたお話。

小倅が保育園での制作物を持ち帰ってきた。
不規則な形状にカットされた色紙の片面に『ベイマックス』の顔が描かれ、もう片面に家族それぞれの名前が書かれており、俺の名前が2枚、嫁女房が2枚、小童が1枚という内訳で、家族全員へのプレゼントという名目で手渡された。

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
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しかし、俺は「ありがとう」と併せて一つ指摘を入れる ───


わかちゃんの分がないじゃん。
わかちゃんだって家族なのに可哀想。
しかもお前より家族歴が長いのに。

あっ・・・・
そう、ツンデレ三毛猫の稚葉の分がなかったのだ。

稚葉(わかば)
局長家のメス猫。
ゴリゴリの野良猫出身で推定14歳。
病の治療の甲斐あって最近増量中。
☞ 詳しいプロフィール
この指摘は4歳児にはかなり堪えたらしい。

“獣”というだけで無意識のうちに区別してしまっていた自分に気付き、反省と共に失望もしてしまったのだろう。
翌日には、保育園でこんなものを作って持ち帰ってきた。
「わかちゃんのごはん」だと言う。
特筆すべきは、このカップの裏側。

俺たちへの「ベイマックス」と同様に稚葉の名前を書いたと言うのだが、これがツッコミどころ満載だった。
ば は か
順番を入れ替えると「は か ば」・・・・「墓場」?
どうやら小倅は、未だ「は」と「わ」の読み方が正しく理解できていないようなのだ。

「○○は、」という場合は“わ”と読み、「はみがき」などの場合は“は”と読むといった違いへの理解が乏しく、小倅の中では「はかば」と書いて「わかば」と読んでいたらしい。
しかも、文字が揃ってさえいれば、置き方(書く場所)はどこでもいいといった独自ルールも存在している。

それでも、稚葉の分を作り忘れたことを激しく後悔し、こうして翌日にはすぐに作ってくる優しい性格は親として素直に評価してあげたい。
ちなみにカップの中身は、ペットボトルの蓋と短冊状にカットしたオレンジ色の色紙で、ウェットフードにツナをトッピングしたメニューをイメージしているとのこと。
そんなアーティスティックな小倅だが、絵画の才能も前衛的だったりする。

少し前に描いた『アンパンマン』がその最たるもの。
体と比べてあまりに大きな顔。
それでいて顔の中心に集められた目鼻などのパーツ群。
やなせたかし先生も卒倒するレベルの作品を描き上げてきた。
しかし、嫁女房的にはこの作品が思いのほかスマッシュヒットだったらしく ───

キーホルダー化までしていた。
絵や写真をキーホルダーなどに加工できるサービスがあるようで、自分の分だけ発注していた。
運動神経はどん臭い文化系の小倅だが、芸術面ではアバンギャルドな才能が潜んでいるのかもしれない・・・・
小倅が描く「ドラえもん」も藤子・F・不二雄先生が気絶するレベルの破壊力をもっているんです




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