クリスマス画像生成 ～ AIの暴走

メリークリスマス！ 局長です。
もう今週は夫婦そろって筆舌に尽くしがたいほど忙しく、今日はこんな時間の更新になってしまいました。局長です。サンタクロースに八つ当たりしたいくらいです。

─── さて、本日は12月24日、つまり「クリスマスイヴ」。

全国的にあいにくの雨だけど、夜更け過ぎに雪へと変わることもなさそうで、さらには明日も雨が続くようなので、単なる「雨のクリスマス」で終わりそうだ。
Silent night, Holy night.

ということで、我が家も昨夜、大急ぎでクリスマスの飾り付けを。

イベントを大切にする嫁女房がいながら、なぜこんな“一夜飾り”にって？
例のクロス貼り直し工事が入っていたので、何も装飾ができなかったのだ。
子供たちにとっても寂しい限り。

それはさておき、１枚目の写真はAIに生成してもらったのだが、昨年はこんな画像を用意した。

「夜の都会の街をサンタクロースがトナカイのソリに乗って飛んで行く」というプロンプト（指示）で生成したのだが、実はここに行き着くまでにかなりの苦労をしたことを思い出した。
その履歴が残っていたので、今日は１年前の、まだAIとの呼吸が合っていなかった頃の作品を、とくに必要はないけど放出してみようと思う。

【当時のリアルタイム記事】

最初の画像はこれ。

「写真」って指示だったのに、CG感が強すぎる、しかも欧米の絵本みたいな世界観で生成されてしまった作品。
夜空に地球らしき惑星が見えるが、だとすると「ここはどこなのか」という疑問もわいてくる。
当然、ボツに。

お次はこれ。

ランドマークタワーがあるので横浜と思われる街で、且つ「写真」チックなところはいいいのだが、トナカイとソリが白いシルエットになっており、何よりサンタクロースの姿が････
ソリに後ろ向きに座っているではないか。

このフォームに、俺は昭和の時代を思い出していた ───

そう、小学生当時のチャリの二人乗りでは、後ろのヤツが後ろ向きに座ることがお約束だった。
前が見えないので、ちょっとスリリングだった。
ひと晩のうちに何億もの家々を回らなければならないサンタクロースが、こんなおふざけをしている場合ではないので、この作品もボツに。

その次はこれ。

東京タワーが見えるので港区界隈の街並みで、且つ白いシルエットではあるがトナカイのソリが飛んでいるところまでは良しなのだが････
サンタクロースが置いて行かれてるではないか！
じゃぁ、トナカイの手綱を引いてるのは誰なんだ？
もちろんボツだ。

「サンタを置いて行くな」と修正指示を出して、できあがったのがこれ。

白いシルエットのソリを追い掛けるトナカイの群れ････
もはやAIも世界観を見失っているらしく、暴走し始めている。
港区の街も大パニックに陥るだけだ。

その後も何度修正指示をしても、サンタクロースかトナカイのどちらかが置き去りにされる写真しか生成されず、プロンプトを抜本的に変えたりと苦労をしながらようやく生成できたのが、昨年の記事に投稿した３枚目の写真だったのだ。

こうした苦労を経ながら少しずつAIとの息を合わせながら、今日改めて生成してみると ───

お～～い、トナカイはどこへ行った････
まだそこまで息は合っていなかったらしい。
かろうじて街中ではなく、上空でトナカイに置き去りにされたサンタクロースが生成された。

だが、俺だってこの１年間を怠惰に過ごしてきたわけではない。

プロンプトを修正して、２回目でこのレベルで生成完了。
俺が成長したのか、AIが進化したのか。
まぁ後者なのだろうが････