アンパンマンミュージアムと道中の地獄

2月22日の「２」並びの日に、こんにちは。
東証の日経平均株価がバブル経済期の水準を上回って、約34年ぶりに史上最高値を付けたニュースが飛び込んできたけど、なぜ生活水準は１ミリも変わらないのでしょう････　局長です。

─── さて、ポメラニアン志熊しぐまの悲しいお話が続いてしまったので、今日は緩い内容にて。

昨日の「嫁女房日記」でも触れていたが、最近“お兄ちゃん業”を頑張る小倅こせがれを労う目的で、とある場所へとお出掛けしてきた。
『横浜アンパンマンこどもミュージアム』へ。

実際の「アンパンマン」のテレビ放送は、ちょうど保育園の時間帯と丸被りするため一度も見たことがないのだが、なぜか主要キャラクターなら全員の名前を言える小倅。
きっと保育園でおもちゃや絵本があって、お友達から知識を得ているのだろう。

それと同じで、一度もテレビを見せたことがないのに「ピカチュウ」や「ドラえもん」、さらには「ガンダム」のことも把握している。

････なんて情報はさておき、この行きの道中では地獄を見ることとなった。

渋滞がひどく、想定以上に時間を要していたのだが、その中で小倅が嘔吐したのだ。

しかも、一度ならず二度も。
車酔いしてしまったようだが、よりによって首都高速や自動車専用道路を運転中だったので、パーキングエリアもなく停車できず、ケアも後処理もできないままひた走ることに。

結局、駐車場に到着と同時に俺は近くにあった『西松屋』へ走り、代わりの服を購入。

洋服の上下だけでなくインナーもだ。
嫁女房は、小倅の顔や服を拭きながら、同時に吐しゃ物の片付け。
先日購入して設置したばかりの「ジュニアシート」にも大きな被害が及んでしまった。

当の小倅は少しスッキリした様子で、アンパンマンミュージアムに入場してからは絶頂のハイテンションぶりだった。
逆に俺と嫁女房はダメージが大きく、早々に疲労困憊だというのに。

そして、新たな発見もあった。

小倅は“着ぐるみ”が苦手ということ。
「アンパンマン」や「カレーパンマン」の着ぐるみが登場してタッチやハグをしてくれるのだが、思い切り怖がってしまった。

二次元で見る分には親しみがわくが、三次元のそれは怖いらしい。
「こりゃ、ミッキーマウスの実物にも会わせられないな」と、そう遠くない時期を想定していたディズニーランド行きの計画すら、想像して暗い気持ちになった。

そんなこんなでアンパンマンミュージアムでの一日が終了。

小倅は大いに楽しんだようだったが、俺は明日からの三連休で、汚されたジュニアシートの掃除という余計な仕事を強いられるのだった。