三連休明けの昼下がりに、こんにちは。
また宮崎県で大きな地震が。昨夏の大地震では「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたり緊張状態が続いただけに、早いとこ余震含めて収まってほしいです。局長です。
─── さて、昨年に【前編】を綴ったきり、続編をアップできていなかった記事があった。
12月中旬から、手術入院レポートやお正月休み関連のお話が続いてしまい、俺自身がその記事の存在を忘れかけていたほどだが、偶然にも思い出したので今さら続編を。
我が家の問題児“小童”がようやく1歳を迎えた誕生日レポートである。
12月6日(金)、誕生と同時にNICUに収容された小童が、無事に1歳に。
嫁女房が手配していた装飾をバックに記念撮影をしたり、俺たち親だけでなく、義母や義妹たちからも届いた誕生日プレゼントの贈呈式を執り行ったり、慌ただしく“式典”が進行していた。
【前話のおさらい】
それだけではなく、夜には「第二部」が開催されるという盛大なお祝いに。
“第一部”は、当初から小倅が保育園に行っている間に行う段取りだった。
これまで常に自分が“主人公”だった小倅が、この日だけは“脇役”に追いやられることを受け止められず、大騒ぎしてしまうだろう ── というリスクヘッジである。
小倅が不在の日中に大方の儀式は済ませた上で、満を持して夕方の帰宅に備えたのだが、やはり小童の「柵」の中に初めてみるおもちゃが数点存在していることに目ざとく気付いた。
前々から、この日は小童の誕生日だと説明を続けてきて、さらに改めて「今日は小童が主役」と念を押すも、それでも消化できないのが3歳児。
隙あらば自分が使おうとおもちゃを狙ってくるが、それは俺が確実に弾き返す。
そういったストレスもまた必要な人生経験なのだ。
この先いつまでも自分が王様のようにチヤホヤされるわけではなく、さらに誕生日というものは「年に一度だけ自分が主役になれる日」で、他の人は総じて脇役となる運命にあることも学習させなければならない。
だが、こうした小倅のメンタルを事前に予想してくれていたのか ───
義母からのプレゼントは、小倅の分も含めた兄弟お揃いのトレーナーのセットだった。
自分が手にできる一品があることで、なんとか気持ちをつなぎ止めた小倅。
小倅のメンタルケアも同時並行で対応できたところで、いよいよクライマックス。
誕生日ケーキである。
さすがにロウソクの火を「ふっ」と消すことはできなかったが、嫁女房の手作りのイチゴのケーキで誕生祝いの締めくくりに入る。
実は、小倅の1歳の誕生日でも同じように嫁女房の手作りケーキでお祝いしていた。
市販のケーキの場合、生クリームに含まれる糖分や油分が多く、1歳になったばかりの赤ちゃんには消化吸収が難しいため、嫁女房が水抜きしたヨーグルトで手作りしているのだが、それ以外にも「スマッシュケーキ」の儀式をさせてあげたい ── という思いが強いらしい。
ということで、さっそく自由にスマッシュさせてみるが ───
カオス・・・・
想像以上にカオスな世界観。
スマッシュとはいえ、小倅はもう少し上品に食べていた印象だが、小童のそれは、例えるなら肉食の“UMA”とでも言うべきか、野性的を通り越した危険性をはらむような姿だった。
【小倅の1歳の誕生祝い】
現に何にでも悪ノリする小倅でさえも、小童のこの姿には何も触れないし、むしろ視界にすら入れないようにしている。
こうして、小童の初めての誕生祝いは滞りなく終了したのだった。
初めて自分が主役の儀式を経験した小童にお祝いのクリックを
コメント
スマッシュケーキ⁉️
初めて聞きました〜
これをさせるのはなかなか勇気が入りますね。
すごい事になりそうで😅
小童くんは楽しかったでしょうね!
小倅ちゃんが居ない時に第一弾を決行するとは流石です!
お揃いの洋服をチョイスするお義母さまも流石です!
私もスマッシュケーキは初めて聞きました。
行事を大事にする嫁女房さん、外国のことにも詳しいんですね。
実はこれを会社のトイレでこっそり読んでいたんですが、
「カオス」のところで笑い声がもれそうになり読むのをやめました。
小倅君のを見てみたら確かにもう少しお上品でしたが
小童君は大物になりそうなスマッシュぶりですね。
この先が楽しみです。