8月23日(水)に、こんにちは。
今日で最愛のポメラニアン真熊が、俺の腕の中から虹の橋の向こうに旅立ってしまって半年です。
早かったのか、長かったのか、それさえも判断がつかない局長です。
─── なかなか重い腰を上げることができずにいる、例のレポートの続編。
とはいえ、今日という節目の日を逃すわけにはいかないので、腹を決めて綴ることに。
そう、記憶が薄れてしまう前に残しておきたい、真熊の“最後の戦い”の「記録」を。
「余命1週間」の宣告を受けて8日目となる 2月22日(水)。
立つことも歩くことも困難な状態から始まったこの日、午前中に一度逝きかけてしまったものの、なんとか踏み止まって戻ってきてくれた真熊は、図らずも最後の通院となった点滴を経て、引っ越し前の散歩コースを歩くことも断念して、まっすぐ帰宅し安静にしていたが ───
夜からは「キャイ~~ン」という鳴き声を上げたり、遠吠えのような鳴き方をしたりと、今まで見せたことのない姿を表すようになり、俺もそうは思いたくはないが「今夜がヤマかも」と少しだけ腹積もりせざるを得なかった。
そして26:00(深夜2:00) ───
それまで真熊を苦しめていた後ろ足が突っ張る症状も治まり、吠えるのも止まり、俺の左脇を腕枕にして寝息を立てて眠りに就いた。
- 8:00頃~
- 10:00頃~
- 11:30頃~
- 15:30頃~
- 17:30頃~
- 20:00頃~
日をまたぎ、「余命1週間」の宣告を受けて9日目となる 2月23日(木) ───
未明の4時頃、さらに早朝6時頃と2時間おきくらいに目が覚め、真熊の様子を確認するも、寝息を立てて熟睡している。
目を覚ます都度、真熊のお腹を触って呼吸を確認する。
呼吸は浅いが安定した状態で熟睡できているようだ。
8:30頃 ───
「そろそろ水素水を飲ませないと」とタイミングを窺うのだが、あまりにも熟睡しているので起こせずにいた。
本来ならずっと安静にしていなければいけない中、とくにこの3日間は意識障害による「ウロウロ徘徊」が発動しっぱなしで、一日3時間くらいしか眠れておらず睡眠不足が続いていたのだ。
それまでは一日20時間くらい寝て過ごしていたというのに。
このあとも小まめにお腹を触って呼吸を確認するも、浅いものの安定していた。
8:59 ───
真熊が後ろ足を少し動かした。
目を覚ましたと思い、このタイミングで水素水を飲ませようと、腕枕(脇枕)していた真熊をそのまま抱きかかえて起き上がる。
念のためお腹を触って呼吸を確かめると、さっきまでの動きが感じられない。
「あれ?」
触る位置を変えて何度も確かめるが、一切の動きがない。
急ぎ嫁女房を呼び、真熊の耳元で呼び掛ける。
「まぐ! どぉした! まぐ! 起きろ!」
反応があるようでない。
目は半開きながら開いている。
だが、体の“芯”にまるで力が感じられない。
「まぐ! 逝くな! ここじゃないって言ってるだろ!」
何度も呼び掛けるが反応がない。
しかし、体は暖かい。
心臓マッサージをしながら、口から息を拭き込む。
心臓の部分を押し込むたびに、息を吐き出す音はするが呼吸は戻らない。
「まぐ! 戻って来い! まだ逝くな!」
心臓マッサージと人工呼吸をしながら、必死に叫び続けた。
俺の腕枕の中で熟睡していたはずの真熊に哀悼のクリックを
コメント
題名を見で夜読もうかと思いましたが…
まぐちゃん局長さんの腕の中ですやすや寝てて…あぁ良かったなぁ、気持ち良さそう、安心して寝てるなぁとホッとしました。
大好きな人の匂い、暖かさを感じながら眠るのは幸せです。
呼吸をしてない事に気がついたら時の局長さんの気持ちを考えると何も言えないです。
ちゃちゃは、無機質な手術台の上で私が行った時には心臓マッサージをされてました。思い出しちゃいました😭
マグちゃんは
局長さんの腕枕の中で
安心して静かに息を引き取ったんですね、、
マグちゃんとっても幸せな犬生でしたね
まぐちゃん 局長さんの腕の中でゆっくりいっぱい眠れて良かったね
本当に親孝行のまぐちゃん
思考が停止したようで言葉が出ませんが最期は痛がることもなく逝けたと思います
まぐちゃん 虹の橋の向こうでいっぱい走ってるよね( ◠‿◠ )
まぐちゃん
あなたは幸せだったでしょう。
大好きな父上の腕の中でお空へ旅立って行ったんだもん😢
でもその時の局長さんの気持ち……
辛かったですよね😢
やはり涙がポロンです
いつもならば、更新されているのに気づいてすぐ読むのですが
今日は、今は読めないって思って閉じました。
在宅勤務だったから読む時間は簡単に確保できたのに。
マグちゃんの最後の日はどんなだったんだろうと気になっていました。
大好きな父上の腕の中で、父上の体温とにおいに包まれていたんですね。
やっとぐっすり眠れたんだね。よかったねマグちゃん。
耳は遠くなってたけど、父上が呼びかけてる声はちゃんと聞こえていたよね。
心臓マッサージ人工呼吸までされたんですね😢
亡くなる前のまぐちゃんは元気な頃より少しなんとなく小さくなった気がします(違ってたらゴメンナサイ)
けど逝きかけたり辛くなる都度一生懸命その小さな身体で局長さん達にこたえようとしてきました
それが……。
局長さん嫁女房さんの辛さがぐっと込み上げてくるので
無理せずどうかゆっくりゆっくり綴って下さい
まぐちゃん、心から信頼している局長さんの腕の中で、本当に安心して息をして寝ていたんだと、体温や優しさを心身感じて幸せだったんだと思います。
私も愛犬の最期に、気がついたら心臓マッサージ人工呼吸を叫びながら必死にやったのを思い出しました。
でも、マグちゃんは大好きな局長の腕の中で眠るように逝ったのですね。
ただ、思い出すのは、お辛いでしょう。読んでいてもヤバいです。