近所の神社の夏祭りへ

火曜日の朝に、こんにちは。
夏の甲子園、我が神奈川県代表の慶應義塾高校が103年ぶりの決勝進出 ── という、とんでもない年数が明らかになりましたね。頑張ってほしいです。局長です。

─── さて、一昨日の日曜日、つまり 8月20日のお話。

夕方から仮住まいの前を、謎の群衆が太鼓や笛を鳴らしつつ、警察官に誘導されながら山車だしを引いて闊歩していた。
この日は、初詣にも行った近所の神社で、年に一度の「例大祭」と称した夏祭りが催されるのだ。

【初詣の様子】

俺も「疎開」していた小倅こせがれと嫁女房の帰宅を待って、19:30過ぎに３人で神社へと向かった。

仮住まいからは徒歩５分もかからない距離にあるこの神社。
実は建て替え工事中の自宅からも徒歩10分程度の位置関係なので、これまでも何度かは訪れていたのだが、賢明な読者のアナタならすぐにピンと来たことだろう。

そう、昨年はコロナ禍が縮小したことで３年ぶりに開催されて、俺も小倅や嫁女房はもちろんのこと、ポメラニアン真熊まぐまも連れて訪れていたのだ。

真熊が逝った際に嫁女房が綴っていたが、「真熊のいない初めての〇〇」というイベントが次から次へとやって来る。
たった一年前のこのお祭りでは、まだ元気に歩いていたんだな。

昨年は昼間に訪れていたため、小倅にとっては人生初の「夜のお祭り」。
大音量でリズムを刻むお囃子はやしの太鼓に目が釘付けになっていた。

それだけでなく、おかめの舞やら、笛やあたり鉦がねなどが作り出す独特の世界観に ───

ちょっと困惑気味だった。
普段「Youtube」で見聞きする歌やダンスとは明らかに様子が違うことは、ちゃんと理解できているらしい。

そこへ、囃子連の人が「おかめと握手してみますか？」などと予想外の提案をしてきたため、小倅を抱っこしておかめに近付けると、この真っ白い無表情のキャラクターにプチパニック寸前のところまで追い込まれていた。

とはいえ、子供が大喜びする“光るおもちゃ”も買ってもらい、二歳児に害のなさそうな出店のメニューも食べさせてもらい、カメラを向けたときの表情とは裏腹に、実際にはそれなりに楽しそうにしていた小倅。

そういえば、気付いたことも。

原価高騰の波か、夜店でのお好み焼きやたこ焼きは「１パック500円」という価格が相場だったのに、先日の七夕祭りも然り、軒並み「700円」に値上がりしていた。
世知辛い世の中になったものだ。

それでも、この後の自宅での晩酌のアテにと両方とも買ったのだが。
さらに「じゃがバター」まで。

帰り道、仮住まいのすぐそばにある公会堂の前に飾ってあるお神輿を小倅に見せていると、青年団のスタッフらしき兄さんが来て、小倅にハッピを着せて写真を撮ってくれた。

ちなみにこの写真、不自然に見切れているが、図らずも嫁女房が驚くほどムッチリした感じに写ってしまったため、本人から掲載不可の通知が発せられたのだ。
俺から見れば、ほとんど「いつもどおり」にしか見えないのに。