新居への引っ越し直後の猫たち

新しい週に、こんにちは。
今日から新居での新生活が本格的に始まります。段ボールまみれの状況は未だ１ミリも変わりませんが、仕事と並行しながら少しずつ片付けていくしかないっすね。局長です。

─── さて、本日も「引っ越し」がらみで、昨日の記事の続きに当たるお話を。

9月22日(金)の夜。

新調した家具や家電の新居への搬入も終わり、もう玄関ドアを開け放つシーンがなくなったところで、小倅こせがれを保育園に迎えに行った足で仮住まいに向かい、待機させていた猫たちをピックアップ。
ついに新居へ解き放ったのだった。

【引っ越し作業中の猫たちの様子はこちら】

一体どこへ連れて来られたのか、明らかに頭の中が混乱した様子の２匹。

ツンデレ三毛猫の稚葉わかばは、長い野良猫キャリアで培った危険予知能力がそうさせるのか、身を隠せる場所を求めて早々に家中を探索を開始。
とりあえず子供部屋にあった『引越しのサカイ』の“布団用大袋”の上に落ち着いたらしい。

天然猫の寿喜ことぶきは、何をどうしていいのか分からない様子で、解体して積んでおいた『引越しのサカイ』の段ボールの上におもむろに乗り、そのまま佇み始めるという謎の行動を見せた。

その後、小倅をお風呂に入れたり、寝かし付けたりして、夜も深くなった頃 ───

新調したソファに腰を下ろすと、「待ってました」と言わんばかりに寿喜が飛び乗ってきて、俺の膝に手を掛けてきた。
これは明らかに不安なことがあるときに寿喜が見せる仕草。
状況が飲み込めず、心細かったのだろう。

さらに時間が過ぎると、稚葉もようやく少しだけ落ち着いたのか、ソファの上で寿喜の隣でくつろぎ始めた。
普段は“犬猿の仲”で、お互い一切関わろうとしないくせに、２匹そろって不安な状況に陥ると、急に協力体制へと移行する不思議な関係

寿喜はまだ表情が硬いが、稚葉は「とりあえず危険はなさそう」と判断したのか、けっこうリラックスした姿で眠りに就き始めた。
この辺りの判断能力はさすがである。

こうして、猫たちにとっての引っ越し初日は過ぎていった。

本日（9/25）現在、寿喜は未だどこでくつろげばいいのか悩んでいる様子で、稚葉も「ここ！」というベストな場所を見つけられずに彷徨い続けている。