師走の終盤に、こんにちは。
大谷翔平選手の真美子夫人が妊娠という今年最後の吉報。あの夫婦はなぜこんなにも日本中を幸せな気持ちにさせてくれるのでしょう。いやはや良かったですね。局長です。
─── さて、終わりが見えない、先週の「鼻中隔湾曲症」の矯正手術での入院レポート続編を。
賢明な読者のアナタにとっては非常にどうでもいい内容かもしれないが、自分の備忘録としてこの6日間の経過を記録しておく件の第6話に、どうかお付き合いを。
【前話のおさらい】
入院4日目となる12月18日(水) ───
この日の朝食もお粥。
俺のコンディションがいまいちなのは、もはやお粥のせいとしか考えられず、看護師に「もうお粥がツライっす」「俺にはお粥は無理っすよ」「お粥に殺される」と泣きを入れて、昼食から白米に変えてもらうことに。
この日は体を拭くための熱々の蒸しタオルが支給されなかった。
聞くところによると、決して毎日支給ではないとのことだが、猫バリにきれい好きな男としてはどうにも耐えられないので、特別にもらって体拭きをして、レンタルパジャマを着替えた。
早くシャワーが浴びたい・・・・
朝の申し出がちゃんと反映されており、昼食は普通の白米に変わっていた。
久しぶりに目にする銀シャリ。
しかし、動いてないから必要ないのだろうが、食事の全体量が少ない。
減量中のボクサーかというほど、育ち盛りの51歳にはどうにも物足りない量である。
昼食後は「リアルタイム入院レポート」を綴るべく、談話室に移動してパソコンを起動してみる。
談話室は、なかなかゆったりできそうな空間だが、いかんせん詰め物で鼻が塞がれているので、気持ち的にくつろげない。
すると、看護師さんが俺を見つけて、談話室で点滴をすることに。
病室に行ったらいなかったので探していたらしい。
なんだか面倒な入院患者みたいになってしまった。
15時から、2階の耳鼻科へ降りて診察を受ける。
この日は鼻腔の奥に詰めていた止血用のガーゼを抜き出す予定だった。
やたら長いピンセットを鼻の穴から奥まで入れられると、激痛というわけではないのだが、反射的に「うっ!」となる。
だが、ガーゼを抜き出す処置は痛かった。
てっきり2㎝程度のガーゼを想像していたのだが、7〜8㎝のもの長さで、血で真っ赤に染まったものがそれぞれ出てきた。
「こんなに長いものが鼻の穴に入っていたのか」とひっくり返りそうになった。
当面は血圧が上がるような行為は厳禁ということで、運動もダメ、お酒もダメ、湯船に浸かることもノンノンだという。
さらには、鼻の穴に引き続き綿球を1ヶ月も詰め続けるとのこと。
だが、シャワーだけは明日から解禁。
そして、止血も順調ということで、20日の金曜日に退院させてもらえることに。
18時前に、当ブログでは久しぶりの登場となる“オモシロPちゃん”がお見舞いにやって来た。
互いの近況など他愛ない話をしただけだったが、やはり孤独な入院生活にお見舞いは励みになる。
その後、オモシロPちゃんを見送りがてら1階のセブンイレブンで「チョコボール」とほろ苦い珈琲を買い、8階の病室に戻って夕食。
夜は、嫁女房や子供たちとビデオ通話。
ここまで、面会に同行していた小童とは1階のロビーで会ったが、小倅とは一度も会えておらず、そんなに親バカではないはずなのに、かなり寂しさを感じていた俺。
「二日後には会える」と自分に言い聞かせて、なんとか頑張っていた。
そういえば、この日は朝からinstagramで海外の「ストリートピアノ」の動画ばかり見ていた。
ピアノ自慢のインフルエンサーが、駅などにあるストリートピアノを弾き出すと、偶然居合わせたのか“仕込み”だったのかが微妙なバイオリニストやチェリストが参戦してきて、最後は壮大なセッションになる ── という流れの動画なのだが、とにかく心を癒されていた。
そういえば、ポメラニアン真熊が逝ったときは、なぜかスイスの動画ばかり見ていた。
弱っているときは、何かに癒しを求め傾向があるのだろうか、俺は。
大自然の広大な風景だったり、ストリートミュージシャンの演奏だったり、見る動画には法則性が見られないのだが・・・・
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コメント
ガーゼ取るの痛そう〜💦
止血だから大きめのを入れるにしても取るのは痛いですよね、鼻だし。
大変でしたね。
お粥じゃなくなって良かったです。
お粥の必要はなかったって事ですかね。
動かないから量はそう多くなくても満足したかな?
あ、局長さんは育ち盛りだから満足できないですね🤭
ビデオ面会出来るからいいですよ〜
私の父はコロナ禍で面会できず、高齢なので携帯も持ってなく全く会話が出来ず手紙を書いて渡してもらいました。
明日が大晦日なんて信じられないです😅
半端ない止血ガーゼの量ですな…ほんとに失神しそうな量ですな…
よく我慢しはりましたね‼よく頑張りはった‼
止血ガーゼを取り出すところ、読んでいてイーってなりました。
想像しちゃうと自分も痛くなりそうで。
鼻は出血しやすいところなので、そういう処置になるんですね。
自由にお見舞いできていた頃って、本当によかったな~と
今日の話を読んで思いました。
面会時間ギリギリまでいることもできたし、花火の日なんて
談話室で21時過ぎまで見たりして自由でしたから。
年賀状は26日に投函するという私にしては奇跡のようなことができて
昨日はほったらかしだったレンジフードの部品を外してきれいにしました。
明日家の中をちゃんと掃除して、スッキリと新年を迎えようと思っています。