人生初の「夢の国」へ

３連休明けに、こんにちは。
連休を襲った大寒波が今日から撤退していくようですね。明日からは全国的に暖かくなるとか。いやはや昨日は外で遊んだのですが極寒でした。局長です。

─── さて、冒頭に「３連休明け」と綴ったが、実はこっそりと「４連休明け」だった俺。

2月21日(金)に有給休暇、略して“有休”という、仕事を休んでいるのに給料は入る会社員の権利を行使して、３連休を４連休にしてしまう暴挙に出ていた。
前々から計画していた我が家での一大イベントがあったのだ。

7:00に家を出るという予定だったのに、なんでも計画どおりに進行させてくれないのが幼児。
結局、8:40出発という、１時間半以上も後ろ倒しになる先行きの不安すら感じるスタートとなってしまったが、当の本人たちは後部座席で『BabyBusベビーバス』のDVDに夢中になっていた。

途中、さらに想定外の首都高速の事故渋滞にも巻き込まれ、予定は押しに押し ───

11:00、ようやく目的地に到着。
そう、『ディズニーランド』にやって来たのだ。
千葉県にあるのに「東京ディズニーランド」。
誰もが知る世界一有名なネズミが躍動する夢の国である。

ディズニーリゾートは３歳までが入場無料。
3月4日で４歳になってしまう小倅こせがれをタダで楽しませるには、もう時間が残されておらず、この日に計画していたのだが、よもやの大寒波がジャストミートしてくるとは････

実は、小倅の感動や興奮を最大限まで引き出すために、事前の入念な“仕込み”も行われていた。

２月に入ってから、動画配信サービス『Disney⁺ディズニープラス』に加入したのだ。
これまで小倅は、ぬいぐるみや保育園で得られる情報から“ミッキーマウス”の存在は知っていたし、それなりに好きだったのだが、ディズニーの動画といえばYouTubeの「ディズニー公式チャネル」にアップされている限られたものしか見たことがなく、ウォルトが作り出したその“世界観”という視点は持ち合わせていなかった。

また、保育園のお友達からも「ディズニーランドに行った」という言葉がチラホラ聞かれるようになったことで、「ディズニーランド」という本物のミッキーマウスがいる国があることを知り、興味は十分にそそられていた。
このような潜在的な“ウォンツ”が水面下で醸成されていた中でのディズニーランド。
しかも、本人には知らせていなかった。

「いつものショッピングモールの別のお店に行く」とだけ聞かされていた小倅は、この時点ではまだその言葉を信じており、立体駐車場から出て入場ゲートに向かう道中でも「とにかく広いお店」という印象しか抱いていなかった。

いつの間にか完備されていた空港みたいな金属探知ゲートをくぐり、同様に知らない間に廃止されていた紙チケットに代わるアプリ上での電子チケットを入場ゲートにかざして、いざ夢の国の中へ。
「東京ディズニーランドへようこそ」という場内アナウンスが聞こえ、初めて小倅も ──

と気付いたのだった。

とはいえ、どれほど壮大なスケール感でディズニーの世界に没頭できるのかは、３歳児の経験値ではまだ想像すらできていない。
これから、間違いなく３年間の人生で最大の脳への刺激が始まるのである。

つづく････