新しい週に、こんにちは。
今日はびっくりするほど暖かいですね。そして明日は一気に冷え込むというから、もう体調を崩してくださいと言わんばかりな気候じゃないですか。局長です。
─── さて、先週に続き、公開し損ねていた過去の写真を「今さら放出してみる」シリーズを。

前回に続き、またもマタニティフォト。
・・・・といっても、同じ時期に撮ったものではない。
賢明な読者のアナタなら、みなまで言わずともお分かりだろう。
前回は小倅を身ごもっているときのものだったが、この写真では当の小倅はもう“外”に出ている。
【小倅を身籠っていたときのマタニティフォト】


嫁女房(よめにょうぼう)
局長の女房。
喜怒哀楽の“怒”が抜け落ちている女。
「スタバ」が大好きな40歳OLでこのたび二児の母に。
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小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。※当時は1歳8ヶ月
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
☞ 詳しいプロフィール
そう、小童の出産を間近に控えた、2回目のマタニティフォトである。

否、間近どころか“翌日”に控えた状況なのだ。
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)を患い、血圧が上がったままどうにも下がらない嫁女房が、このままではリスクが高くなるだけということで、予定日よりも1ヶ月も早い12月6日に帝王切開で赤子を取り出すことになった。

入院日はその前日の予定で、これはまさに病院に行く朝に撮ったものだった。
つまり、2023年12月5日(火)、小倅を保育園に連れて行く直前に大慌てで自宅で撮影したのだ。
12月の中頃にまた「スタジオアリス」に撮りに行こうと予定していたのだが、突然の緊急入院となってしまったため、このような即席フォトセッションに。
ちなみに、この当時の嫁女房の顔はまったくの別人。

上述の不調により全身がむくみまくっており、顔は人相が変わるほどの腫れぼったさだし、足などはパンパンで靴も履けないレベルで常時サンダル履きに。
“つわり”も小童を取り出すその瞬間まで続いていたし、本当に出産とは命懸けなのだと思い知らされた。
そして、この撮影後に小倅は保育園に登園し、ママとはしばしのお別れに。

午後から嫁女房を病院に連れて行き、手術にあたっての書類にサインなどをして、嫁女房はそのまま入院、俺だけ帰宅。
翌12月6日(水)に俺は再度病院を訪れ、手術室に向かう嫁女房を送り出し、待合室で小一時間ほど待機し ───
保育器に入れられた小童との初対面を果たしたのだった。

こうして改めて見返すと、今の小童の面影など1ミリも感じない、紫色の弱々しい姿だ。
まさか、この貧弱な存在が1年も経つと家族を振り回す暴君に進化するなど、当時は想像することすらできなかった。
【小童はこのまま年末までNICUに入院となった】
少しすると、今度は呼吸器を付けられた嫁女房が手術室から出てきた。

麻酔で意識が朦朧としていたが、命懸けの大仕事をやってのけた彼女に只々感謝してこの日は別れ、俺はNICUで主治医から今後の治療方針などの説明を受けた。
結果的には、こんなドタバタの2日間の火蓋を切る儀式のような形となったマタニティフォト撮影だったが、前回からちょうど3年が経過しているのに、やっぱり「ぴょん吉」のTシャツに落ち着いていた当時の自分に、今さらながら理解に苦しんでいる・・・・
昨日のちょっとした騒動の続報
昨日の記事、“米軍基地の中にある公園”でのひとコマについての続報を。

帰り際に“アスファルトにチョークで自由に落書きできるエリア”で遊ばせたところ、アスファルトではなく自分の手に緑色のチョークで色を塗って喜んでいた小倅に対し ───

チョークの成分が手を伝って全身に回っちゃうから、明日起きたら超人ハルクみたいにカラダ全体が緑色になってると思うよ
と脅かしていた件。
俺クラスの父親にもなると、何事も中途半端では終わらせないので、トドメを刺すことに。

「お風呂に入って手のチョークも落ちた」といったことを小倅が話していたので、寝る前に不意に小童と嫁女房とのスリーショットを撮影。
急ぎ書斎に走り、その画像を「Photoshop」で加工した上で小倅に見せる。

小倅は、全身が『超人ハルク』と同じ緑色になった自分の姿に衝撃を受けつつ、恐る恐る腕を見つめて肌の色を確認しながら言ってくる。

普通の色だよ?
緑になってないよ?

なに言ってんだよ
緑色になってるよ!
明日その姿で保育園行くのか?
「お前にはそれが普通の肌色に見えるのか」くらいの勢いで否定する俺。
さらには嫁女房まで「だから言ったじゃん」と話を合わせながら参戦してくる。
すると、一生このまま緑色で過ごすことになるのかと恐怖に駆られ始める小倅。

どうしよう…
ずっとこのまま?

たくさん寝て体力チャージすれば
朝には治るかもしれないよ?
そこで俺と嫁女房は「たっぷり眠れば治る」という設定で大人しく寝る方向に誘導。
小倅はいつも、寝室に入ってからもふざけてばかりでなかなか眠りに就かないので、強引に“ハルク化”と結び付けることで、この日は驚くほど素直に入眠させることに成功したのだった。
こんなに苦労して出産したけど、実際は出てきてからのほうが苦労が大きい小童の厄介さ・・・







コメント
局長家、面白すぎます!