ウィーン市街をトラムで回る| 局長、世界を歩く

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木曜日の昼下がりに、こんにちは。
お米が値下がりしてきているなんて報道もありますが、我が街では未だ高止まりのままキープされています。新米が出るまで続くのでしょうかね。局長です。

─── さて、かなり空いてしまったが「途中でストップしたままのお話」シリーズを再開。

職場の「永年勤続20周年」なる表彰の賞品としてもらった旅行券を使っての『局長、世界を歩く』と称した、ヨーロッパはチェコのプラハと、オーストラリアのウィーンを巡る旅で、2018年4月7日にチェコへ入国し、4日目の 4月10日にはプラハからウィーンへ鉄道で移動。
ウィーン市街を視察し、夜はビールも飲んで、明けて翌2018年4月11日のお話。

【前話のおさらい】

7:00過ぎにゴソゴソと起き出し、8:00前にホテルの朝食ラウンジへ。

俺は起き抜けでもカレーや揚げ物を食べられる屈強な胃袋を装備しているので、ビュッフェでスタッフが引くほど料理を盛っては、さらにおかわりもしてしまう男。
おかげで部屋に戻ってからもベッドの上で「げふっ」っと苦しみ、ようやくお腹が落ち着いた 9:30頃に最寄り駅のウィーン・レンヴェーク駅(Wien Rennweg)へと歩き、電車を待った。

初めてウィーンに降り立った前日は、この切符購入にえらく苦戦したが、2回目ともなれば慣れも出てきてスムーズに改札を通過でき、そのまま近郊電車「Sバーン(S-Bahn)」に乗車。

【初日は苦戦した券売機】

ひと駅先のウィーン・ミッテ駅(Wien Mitte)で地下鉄の「Uバーン(U-Bahn)」に乗り換え。

Wien Mitte-Landstraße

このウィーン・ミッテ駅は近郊電車と地下鉄が数線ずつ乗り入れており、さらには空港への特急「CAT」も直結している交通ハブ駅。
日本で例えるなら品川駅といったポジショニングだろうか。
「渋谷」以上「東京」未満といったところで、間違っても「町田」ではない。

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ウィーン・ミッテ駅からさらにひと駅先のシュヴェーデンプラッツ駅 (Schwedenplatz)、直訳すると「スウェーデン広場駅」で下車。
ウィーン初日だった前日は、言ってみれば「ウィーンの下見」だったが、この日は「ウィーン市街観光の本番」ということで、その一発目として、市街を一周する観光用路面電車『リングトラム』に乗りにきたのだ。

【ウィーンの下見だった前日】

日本から持参した「抹茶」を飲みながら、自分の中の「I am a Japanese Businessman」「俺は昭和日本の侍だ」という矜持を確かめる。
しかし、路面電車など若い頃の営業マン時代に、担当エリアだった広島市街や高松市街で乗って以来かもしれない。

Wien Ring Tram

この「リングトラム」はウィーンの観光客向けの特別な環状トラムで、ウィーン市街を途中停車なしのノンストップで一周し、その所要時間はおおよそ30分。
料金は約8ユーロで、チケットはウィーン市交通局の窓口や事前のネット購入も可能だが、車内で車掌さんから買うこともできるので俺はそうした。

2018年4月の為替レートを基準にすると、8ユーロは約1,0401,060円ほど。
車内では多言語対応の音声ガイドでの観光スポットの解説を楽しめる。
このあとウィーンの名所を巡る予定の俺には、ありがたい“予習”となった。

車両に乗り込む際にイヤホンを渡されたのだが、対応言語は写真のとおり。

ヨーロッパ圏以外の国では唯一日本語に対応。
前夜のレストランでの思い出とかぶるが、これもバブル全盛期に多くの日本人観光客が押し寄せてお金を落としていった産物なのだろう。
経済が停滞している今となっては過去の栄光。
現に、ウィーンに到着してからここまで、日本人とは誰一人すれ違いもしていない。

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とはいえ、そんな現在でも車内スタッフは日本に好感を抱いてくれているのか。
右腕にまさかの日本語タトゥー。
しかもカタカナで「ヴァネッサ」。
彼の名前なのか、それとも愛する女性の名前なのか、真相は不明。

ちなみに2025年時点では、この「リングトラム」は運行を停止している。
利用者の減少や効率化のためらしい。
観光専用トラムとして、リング通りを途中下車なしで一周する路線なのだが、近年では通常路線のトラムでもリング通りを巡ることが可能になったため、需要が減少したとのこと。

通常路線のトラムとは、リング通りを走りつつも郊外まで延びている路線で、左回りの「1番」と右回りの「2番」に分かれている、山手線みたいなイメージ。
停留所ごとに停まるし、途中で乗り換えも必要になるが、リング通りを一周することはできるので、運行コストや観光プランの再編成の観点から「リングトラム」は廃止となったそうな。

こうして、朝から ──
●近郊電車 (S-Bahn)
●地下鉄(U-Bahn
●路面電車 (Tram)
の3路線を乗り継いで、挨拶代わりのウィーン市街一周を堪能。
時刻は11:00過ぎ。ウィーン市街観光は、まだまだ先が長いぜ・・・・

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ウィーンでも日本人の誇りを忘れない局長に二発目を。
今日の一言

ウィーンの街は現代風の建物が一切なくて360°歴史的遺産のような、京都以上の景観なんすよ

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“非公式”なんて見たことないけど・・・・

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    このトラムも🚋オシャレですねぇ。
    建物だけでなく乗り物も絵になります。
    日本語対応しているとは!
    イヤホンをくれて日本語での説明が聞けるとは有り難い。
    お茶は持っていったものなんですね。
    一瞬売っていたのかと思いました。

    局長さんは上着着てるのに、「ヴァネッサ」の男性は半袖。
    季節は?😆

  2. つばめ11号 より:

    どこを見てもおしゃれな街ですね。
    青空が広がっていて絵葉書の中に入ったみたい。
    ゴミが落ちていなくてきれいだと訪日外国人がみんな言ってますが
    ここも同じくらいきれいです。
    日本語での説明があるなんてすごいですね。
    詳しく教えてもらったら見たいところだらけになりそうです。

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