木曜日の昼下がりに、こんにちは。
猛暑は今日までで明日以降は一気に気温が落ち着いてくるようですね。9月いっぱいは真夏日が続くと予想されていただけに、ちょっと気持ちが楽になりますね。局長です。
─── さて、一昨日から“5年ぶり”に再開した「途中でストップしたままのお話」の続編を。

ちょうど6年前の今頃、2019年9月16日のこと。
俺と嫁女房の結婚披露宴レポートである。
ポメラニアン真熊や志熊も、共に主役扱いで執り行った愛犬と一緒の結婚式だ。
【前話のおさらい】

嫁女房(よめにょうぼう)
局長の女房。
喜怒哀楽の“怒”が抜け落ちている女。
「スタバ」が大好きな30代OLでこのたび二児の母に。
☞ 詳しいプロフィール

真熊(まぐま)
局長家の黒ポメラニアン。♂
小さな子供や小型犬が大嫌いな器の小さな15歳。
2023年 2月23日(木)、15歳10ヶ月の生涯を閉じた。
☞ 詳しいプロフィール
いよいよ縁もたけなわとなり、終盤の見せ場でもある「新婦による両親への御礼の言葉」。

事前に綴った手紙を読み上げる嫁女房。
このシーンで新婦と母親が共に涙することが結婚披露宴での“お約束”というか予定調和というか、むしろデフォルトとなっているものだが、嫁女房はこの手のことでは絶対に泣かない。
案の定、仕事のプレゼンの如く淡々と、無表情のまま最後まで読み上げてしまった。

涙ひとつ見せず、感謝の気持ちを形にした贈呈品と共にその手紙を渡す。
結婚式プランナーさんたちが作り出す“演出”も何も考えない鉄の女。
ちなみに、この1年後に執り行われた義妹の結婚披露宴では、義妹が涙々で手紙を読み、両親も涙ぐみ、贈呈品と手紙を手渡す際には義妹が義父とも抱擁を交わすという感動的なシーンが見られたというのに・・・・
【義妹の結婚披露宴】

ちなみに贈呈品は、嫁女房が見つけてきた一品で、写真を印刷したキャンバス生地を木枠にピンやステーブルで張り留めた、油絵の画枠のようなもの。
両家それぞれ別バージョンで用意し、俺と嫁女房が赤ちゃんのときから幼児・小学生・中学・高校・・・・、そして社会に出て二人が出会って結婚に至るまでの写真を、コラージュのようにデザインしてみた。

最後に、新郎である俺からゲストの皆さまへ御礼の言葉。
昔から“プレゼン大王”、“アドリブ兄さん”等の異名を欲しいがままにしている俺にとっては、こんなことはお手の物。
ウィットに富んだ小粋なジョークも交えて、難なく終わらせてみせた。

こうして、すべての式次が終わり、いよいよ披露宴も結びに。
出口でゲストをお見送りするために、俺と嫁女房が先に退場する。
写真の撮り方だろうか、なんとなく嫁女房が俺の手を引いているように見えてしまうが。

ブーケではなく生花でアレンジしたリースを手に持つ嫁女房と、真っ黒いモフモフした生き物を小脇に抱える俺が、二人そろって感謝を込め頭を下げる。
真熊は完全に“装飾品”の一部と化してしまうほど、俺の存在と同化していた。

そして、俺たちが会場を後にし、披露宴が完全に結びとなった。
会場の片隅には、念のため人工芝とケージを運び入れていたのだが、真熊も志熊も幼児用のイスで最後まで大人しくしていたので、結局は一度も使われることはなかった。
そういえば、前話で紹介した「キャンドルサービス」について ───

「キャンドルの裏面にメッセージを書いた」と紹介したが、正確には違っていた。
火を消すために蓋をするとメッセージが炙り出される ── という凝ったギミックだった。
もう6年も経ってしまったので完全に忘れてしまっていた・・・・
派手なことを嫌う嫁女房の希望もあり非常にこじんまりした結婚披露宴だったが良い式だった
コメント
まぐちゃんの収まりがとても良く犬じゃないみたいです😆
フクロウ🦉みたい。
嫁女房さん、自分の式の泣ける場面で泣かなかったんですね〜
鉄の女 笑
意外と冷静なのに妹さんのお式では全く違う顔を見せる嫁女房さん素敵です。
キャンドルサービスの蓋がそんな仕掛けになっていたとは参列者もびっくりですね。
最後は“プレゼン大王”、“アドリブ兄さん”の局長さんがキッチリ締めてバッチリでしたか。
さすがです。
ほんといいお式です。
まぐちゃんもしぐまくんもいい子だし。
あぁ可愛い🩷