予定外で想定外の「大阪・関西万博」

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7月最後の花金の夕方に、こんにちは。
沖縄に「ジャングリア」という新しいテーマパークがオープンしましたね。実は未だ一度も沖縄に行ったことがない局長です。子どもたちと行ってみたいな。

─── さて、先週から出張が続いていたのだが、今週は大阪に行っていた。

3連休明けの 7月22日()。
朝の6時には家を出て、7:18新横浜発の新幹線で大阪までやって来たのだが、この日は先週までの荒れた空模様が嘘のような快晴。
清々しさを通り越して、只々危険な猛暑に見舞われていた。

しかも、この初日は肉体労働で、ようやく仕事が終わって時刻は18時 ───

俺は大阪地下鉄の中央線でこの駅に到着していた。
夢州駅。「ゆめしま」と読む。
そう、『EXPO2025 大阪・関西万博』が開催されている地の最寄り駅である。

なんと、この日の肉体労働中 ───

お得意先から突然チケットをいただいたのだった。
「行きます?」の問いかけに、二つ返事どころか、むしろ食い気味に「行きます!」と答え、仕事終わりと同時に急遽向かうことになったのだった。
※画像のQRコードは悪用されると困るので「布袋マーク」に変えてある。

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想定外もいいところで、ノー準備のままやって来た夢洲駅は、当たり前だが時間的に帰りの客でごった返していた。
天井に設置された液晶画面には「大阪・関西万博へようこそ!」の文字が。

駅舎を出ると、そこは万博一色の世界。

この駅は今年の1月19日に開業した新しい駅だそうだが、2008年の大阪オリンピック構想や、2014年の大阪IRの誘致、そしてこの万博などの予定に踊らされながら、工事が着工したり休止したりしていたとか。

さらに、駅とつながる会場ゲートへ向かうと、万博と言ったらコレ!とばかりに万国旗が。
実は過去に一度も万博に来たことがなかったので、この万国旗だけでもテンションが上がってくる52歳。

万国旗の前で公式アプリをダウンロードしたり、チケットのQRコードからアプリとの紐付けをしたりと、明らかなノー準備のしわ寄せを食らうことになったが、なんとか突破して入場ゲートへ。
しかし、スマホ画面へのチケットの連動作業はかなり煩雑で、改善の余地はあると思うぞ。

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空港の手荷物検査とまったく同じX線検査で荷物を確認され、苦労したチケットを読み込ませ、ようやく万博会場の中へ入場。
公式キャラクター『ミャクミャク』をバックに写真を撮るも、そもそも1ミリも予定していなかったので、肉体労働後のTシャツ&ジャージ姿という残念なビジュアルに・・・・

目の前には、この万博のシンボルとも言える「大屋根リング」が。
テレビでもよく紹介されているアレだ。

神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的なぬき接合に、現代の工法(恐らく金具による接合部の強化)を加えて建築しているとのことで、とにかく柱と梁が格子状にエンドレスで張り巡らされているイメージ。

「リング」という名前のとおり、会場の中央にリング状の橋として建造されているのだが、その外形は675mにもおよぶという。
今年の 3月4日、つまり小倅こせがれの4歳の誕生日というメモリアルな日に「最大の木造建築物」として2025年ギネス世界記録に認定されたそうな。

【この日にそんなことが・・・・】

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会場内の至るところには「竹のベンチ」が。

長い竹は日差しを遮る役割を、短い竹は背もたれとしての役割を果たしているそうで、「船の帆」に見立てながら日陰を作るために、ベンチはすべて同じ方向に向いているという。
実際に座ってみると、背もたれの竹が脊柱起立筋せきちゅうきりつきんに当たって心地よかった。

そして、いざ「大屋根リング」に上がってみる。
いかんせん18:30にゲートインしただけあり、早々に夕暮れに。
だが、これはこれで非常にムーディーな景色。

ここに上る前に、まずは興味深い国のパビリオンを回ろうとしていたのだが、事前にアプリから予約をしておく必要があるようで、人気のあるところはどこも時間的にエントリー不可。
そんな理由で「大屋根リング」に上がったのだが、それもまた悪くなかったかもしれない。

「大屋根リング」をのんびりと歩き、「この国のパビリオンはどんな世界なんだろう」などと想像を膨らませながら眺めていた。
まさか万博に来るなんて夢にも思っていなかったので、とにかく事前の予習が何一つできておらず、予備知識ゼロでの参戦となってしまっていたことを後悔しながら・・・・

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言葉は悪いが、さほど人気のない国や地域が複合的に入っているパビリオンも何箇所かあり、待ち時間なしで入ることができた。
そこには、見覚えのある乗り物が置かれている。
アフリカのジャマイカが冬季オリンピックに出場したことで話題となったアレだ。

そう、「ボブスレー」。

この出来事は『クールランニング』という映画にもなり、俺も大学時代に観に行ったのですぐに気付き乗らせてもらうことに。
ジャマイカ人スタッフからこのポーズを指定されたのだが、こんなシーンあったっけな・・・・

会場が広いので歩く距離も長く、数軒のパビリオンしか回れていないというのに、あっという間に時刻は20:30に。
辺りも真っ暗で、ミャクミャクも電飾していた。

話題になっていた「等身大ガンダム」もライトアップされながら佇んでいた。

万博の会場には展示物の高さ制限があるため、18mもある等身大ガンダムは、いつもの立ちポーズでは設置ができず、このような片膝をついた形になっている。
強風や地盤の影響を受けやすい埋立地という夢洲の立地環境の面からも、こうせざるを得なかったようだが、劇中でこういったシーンがなかったので違和感が大きかった。

【本来は立っているはずの等身大ガンダム】

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お土産を買っていたら、時刻は21:30を回ってしまい、22時の閉園時間が迫っていた。

こうして、あっという間の「大阪・関西万博」巡りは終了してしまったが、とにかく来れて良かったという一言に尽きる。
テレビではネガティブな報道ばかりがされていたが、その理由が分からないほど興味深いイベントだったし、もっと時間をかけて来たかったとさえ思っている。

翌日も引き続き大阪での仕事だったのだが、イベント運営で立ちっぱなし業務なので、前日に万博会場で2万歩も歩いてしまった足は完全に死んでいた。
「イベント5日目の足」くらいの疲労度の中なんとか乗り切ったが、新大阪駅では『551』の行列に並んだことでトドメを刺され、倒れ込むように新幹線へ。

京都で会いましょう」企画の際にいただいた「柿の葉寿司」が美味しかった覚えがあったので、駅弁で購入してビールを飲みながら帰路に就いた。
予定外で想定外な思い出ができた出張となり、充実感に満たされながら新幹線に揺られ帰宅したのだった。

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賛否あったが可愛く見えてきたミャクミャクに二発目を。
今日の一言

つくば万博にも愛知万博にも行けなかったので、52歳でまさかのドキドキ初体験。良かった!

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“非公式”なんて見たことないけど・・・・

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    いいなぁ万博!!!
    行きたいけど無理だなぁ。
    大屋根リングすごい迫力ですね!
    昼間は暑いから夕方からで良かったかもです。
    ミャクミャクも何と言うか味があります。
    等身大ガンダムが居るの知らなかったです。
    高さ制限で倒立してないとは驚きです😆
    羨ましい限りの万博です。

    551も無事買えたんですね!

  2. 匿名 より:

    局長さんの万博レポート、面白かったです

    (いや、いつもの全てのブログも面白いです)

    しかし、局長さんの肉体(言い方w)素晴らしい筋肉ですね

  3. つばめ11号 より:

    万博に行けるなんてラッキーでしたね。うらやまし~
    日が長い時期だから、仕事帰りでもまだまだ明るくて楽しめますね。
    夜はこんな感じになんですか。これはこれでまたいいですねぇ。
    暑すぎなくて、このくらいの時間に行くのがベストかも。

    職場が会場に近い義妹が行ったと言ってたので、どうだった?と聞いたら
    行って良かったと教えてくれました。
    実際に会場に行った人は、よかったって感想を言っている人が多いですよね。
    局長さんの話を読んで、やっぱりそうなんだと思いました。
    大屋根リングを見るだけでも価値がありそうです。
    よくこんなすごいの作ったなと、実際に見たら圧倒されて感動するだろうなぁ。

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