推定14歳の良くない変化点

三連休明けの昼下がりに、こんにちは。
未だ熱が冷め切らない参議院選挙の結果ですが、自民党は正直もっと惨敗するかと予想していたので、思いのほか踏み止まった印象の局長です。

─── さて、我が家で唯一の“獣けもの”となってしまったツンデレ三毛猫の稚葉わかば。

「ツンデレ」という、これまで10年以上にわたり死守してきた自分のアイデンティティを捨てて、今さら「甘えん坊」に“キャラ変”を試みていることは何度か綴ったとおりだが、実は他にも懸念すべき点があった。

登場人物紹介

稚葉（わかば）
局長家のメス猫。
ゴリゴリの野良猫出身で推定14歳。
病の治療の甲斐あって最近増量中。
☞ 詳しいプロフィール

それは、健康状態について。

ツンデレだろうが甘え猫だろうが、稚葉も今年で推定14歳。
一緒にいた４匹の中で最年少だったので、ずっと“お転婆娘”のようなポジションだったが、今ではれっきとしたシニア猫であり、言い換えればババア、婆さん猫なのだ。

2013年3月に立派な成猫として俺の前に現れ、我が家に加わってから丸12年。
しかも、当時妊娠していており、獣医師の見立てで「生後２歳くらい」とのことなので、少し若かったとしても今年で13歳、逆だったら15歳以上ということになる。

三毛猫物語①

いつからか我が家の庭先に姿を見せるようになった野良の三毛猫。気が付くとベランダから寝室に侵入するまでになっていたのだが････

つまり、いつまでも健康なドラ猫でいられるわけもなく、大なり小なり体にガタが出てくるのが当たり前の年齢で、実際に前回の定期検査では少しだけ心配な兆候も見られた。
“体重の減少”である。

昨年2024年半ばまで、稚葉の持病である甲状腺ホルモンの不具合を示す「T4」の値が、基準範囲（正常値）を超えたところでの乱高下が続いてしまったため、同年の７月以降、稚葉がどんなに嫌がろうが、稚葉に嫌われてしまおうが、心を鬼にして１日２回の投薬を徹底したところ、たちどころに数値が下がり、基準範囲内で安定するようになってくれていた。

改善への道のり｜稚葉の定期検査の結果【後編】

いよいよ稚葉１匹のみとなった毎月恒例の血液検査。それなのに、なぜか７ヶ月間も更新を失念していた稚葉の結果レポートの続編を。ずっと悪かった「T4」値が劇的に改善した理由は････

「T4」と連動して体重もしっかり増え、稚葉の健康のバロメーターとも言える４kg台をキープしていたのだが、今年の３月に４kgを割り込んで以降、再び増加することなく３kg台後半が続いてしまっていた。
だが、先月（６月）の検査では、“3.54kg”とさらに落ちてしまった。

投薬は変わらず１日朝夜の計２回を継続しており、「T4」の数値は基準範囲内で安定している。
それなのに、体重だけ減ってしまったのだ。
血液検査の数値を見る限り、何か特別な変動や兆候は見られないので、別の疾患が発症しているとも考えづらく、加齢によるものだと思われるのだが ───

とはいえ、稚葉はこれまでポメラニアン真熊まぐまや天然猫の寿喜ことぶき、さらには志熊しぐままでが年に一度受診してきた人間ドッグのような精密検査「バースデー健康診断」を受けたことがない。
デリケートな性格の稚葉には、シャレにならないほどストレスになるからと、院長先生とも話した上でそうしてきたのだが、結果として健康状態の確認精度は少しだけ落ちる。