お空へ上げる「旅支度」|2月24日(金) ~Vol.5

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週の真ん中に、こんにちは。
俳優の賀来賢人が、実は女優・賀来千香子の甥っ子だったことを昨夜のネット記事で初めて知った局長です。珍しい苗字だなとは思っていたけど、血縁だったとは。

─── またも10日以上も間隔が空いてしまった例のレポートを再開。

黒ポメラニアン真熊の死

そう、記憶が薄れてしまう前に残しておきたい、ポメラニアン真熊まぐまの“最後の戦い”の「記録」。

余命1週間」の宣告を受けて9日目となる 2月23日()の朝、ついに真熊は力尽きた。
翌 2月24日()の午後、いよいよお空へ上げるために家を出た。

黒ポメラニアン真熊の旅支度

余命宣告からの一週間、何度となく“見えない力”をくれた旧宅跡、すなわち「地鎮祭」が終わって着工を待つだけの新築現場に立ち寄り、今までのお礼を伝え、さらに大好きだった行き付けのドッグカフェ『SmileySmileスマイリースマイル』も経由してお別れを告げ、できれば向かいたくはない葬儀場へ。

2年前の2021年 2月4日() ───

石像猫にいな
※ 2021年 2月4日 撮影

過去にツンデレ三毛猫の稚葉わかばの子供たちを供養してもらったことをきっかけに、“にいぼん”こと石像猫にいなの際にもお世話になった葬儀場。
そのときの仕事がとても丁寧で、ボロボロになった心が少しだけ救われた感があったので、今回もお願いすることに。

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炉にそのまま入れられる台が「棺」代わりで、その上に真熊を寝かせる。

黒ポメラニアン真熊の旅支度

一人ぼっちで不安になることがあるかもしれないので、真熊が息を引き取る瞬間まで俺が着ていた黄色いフリースとTシャツで体を囲い、防寒用に着せていた赤いフリース地の服の上から、正装である新選組の羽織を被せる。

黒ポメラニアン真熊の旅支度

顔の周りには、天上までの49日間の道中でお腹が空かないよう、家を出る前に“共にした”「マクドナルド」や、晩年に好んで食べていた『ムギムギ』、大好きだった「いなば」の『』シリーズ、そして「SmileySmile」の店長が御花と共に用意してくれていたジビエ肉を添えた。

本当はもっともっと他にも持たせてやりたい食べ物はある。

黒ポメラニアン真熊の旅支度

ケンタッキー、誕生日のたびに2秒で完食してしまう犬用ケーキ、皮しか食べさせてあげられなかったクレープやたい焼き・・・・・
片っ端から持たせてやりたかったが、そうもいかず無念さが募る。

その上を、衣類が何も見えなくなるくらいの花で覆う。

黒ポメラニアン真熊の旅支度

クッキー&ちゃちゃ”さんが「棺用に」と持ってきてくれた御花、「SmileySmile」の店長が持たせてくれた御花、自分たちで用意した御花、そして弔問に来てくれた皆さまが持参した御花からも少しずつ使わせてもらった。

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生前、“近所の公園”へ散歩に行った際 ───

ポメラニアン真熊

花壇が荒野のようになっているときの真熊は決まって仏頂面だったが、花が咲き乱れているときは自然と笑顔のカメラ目線をくれていた。

【花壇が荒野のような場合】

【花壇に花が咲き乱れている場合】

黒ポメラニアン真熊の旅支度

そう、真熊はきっとお花が好きなのだ。
だから、この「お花の毛布」で体を包んであげるのである。

最後に、俺と嫁女房の写真を。
寂しくなったら、これを見て俺たちを思い出してほしい。

黒ポメラニアン真熊の旅支度

もう一つ、2014年に実施した『熊猫犬オフ会』での集合写真も。
俺たち家族だけでなく、この「熊猫犬日記」を通して見知った人たちや、お会いしたこともない大勢の読者さんが自分を応援してくれていたことを忘れないでほしい ── という思いを込めて。

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花が咲いていると笑顔がこぼれた生前の姿に二発目を。
今日の一言

さすがにこの記事を綴るのまで時間を要した。恐らく次話のほうが精神的には辛いのだろうな

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“非公式”なんて見たことないけど・・・・

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    まぐちゃんが台に乗せられる写真は悲しくて寂しくて。
    たくさんの食べ物に父上のフリース、たくさんのお花、結婚式の写真かな?あと、オフ会の写真も入れたんですね😭
    オフ会…素敵な1日、可愛いまぐちゃんと会えた嬉しい1日、集合写真は皆んな笑ってて、まぐちゃん寂しくなかったね😂
    花壇の前のまぐちゃん、笑顔がホント可愛いです。
    台に寝てるまぐちゃんを見るのはやはり辛いです。胸が締め付けられる感じです。

  2. つばめ11号 より:

    マグちゃんはお花が好きでしたね。
    この日もきっと、父上きれいなお花いっぱいですね。いい匂いがしますよ。
    って言ってたと思います。
    マグちゃんが亡くなって心がいたかったでしょうに、こんなにいろいろ考えて
    旅支度してあげたことに本当にグッときました。
    私も写ってる写真でマグちゃんを見送れたことを嬉しく思います。

  3. 天ちゃん母 より:

    天ちゃんが逝って今日で2週間が経ちました。
    毎日、泣かない日はありません。料理をしてても、掃除をしてても、お風呂に入っていても、あれこれ思い出して涙が溢れてしまいます。
    特に、天ちゃんを空に返して、まだ暖かいお骨を抱いて帰宅したときの殺伐とした虚無感は忘れることができません。これまでは、どんなに悲しくても、しっぽを振ってクルクル回って出迎えてくれる子たちがいたのに….もう、誰も居ない….。
    『台』の上のまぐちゃんのお顔が天ちゃんとだぶり、嗚咽してしまいました。きっと私と同じように、局長さんもまぐちゃんにいっぱい声をかけ、頭を撫でて、断腸の思いで送り出されたのだろうな、と。
    また、いつか、会えますよ、ね?会えるんですよね?

    局長様、クッキー&ちゃちゃ様、つばめ11号様、あたたかいお言葉を有難うございました。

  4. こたん より:

    読んでいたら泣いていました
    局長さんのペースで良いと思います
    まぐちゃん、局長さん、いっぱいいっぱい、ありがとうございます

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