猫たちと真熊の最後のお別れ|2月24日(金) ~Vol.3

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火曜日の朝に、こんにちは。
「BUCK-TICK」の櫻井敦司さんが・・・・ 「SmielySmileスマイリースマイル」の店長が熱狂的なファンなんですよね。ショックが大き過ぎるだろうな。ご冥福をお祈りします。局長です。

─── ちょうど一週間ぶりとなるが、例のレポートの続編を。

ポメラニアン真熊の死

そう、記憶が薄れてしまう前に残しておきたい、ポメラニアン真熊まぐまの“最後の戦い”の「記録」。

余命1週間」の宣告を受けて9日目となる 2月23日()の朝、ついに真熊は力尽きてしまい、その夜から翌 2月24日()の午前中にかけて、友人知人が弔問に訪れてくれていた。

弔問も終わり、いよいよ真熊を空に上げる支度をしなければならなくなった。

マクドナルドをお供え

この間に、嫁女房が隣駅の『マクドナルド』まで走り「朝マック」をテイクアウトしてきていたので、それを真熊と一緒に食べる意味で、祭壇の前に台を置いて食した。
もちろん真熊の分も別で買って、小さく切ってお皿に入れてお供えして。

真熊は「マクドナルド」が大好きだった。

黒ポメラニアン真熊

デリバリーでオーダーしたときだけでなく、運転中にドライブスルーで購入したときでも、安全運転などお構いなしで激しくおねだりしてきたものだった。
そうそう味の濃いものは食べさせられないので、少しだけソースが付いたバンズや、ころもを剥いだ「チキンマックナゲット」などを、少しだけ食べさせてあげていたが ───

マクドナルドをお供え

余命宣告を受けて以降、食欲が激減してからは少しでも刺激できるようにと、あえて味の濃いまま与えていた。
今さらながら、元気なときに、おねだりされるたびにお腹いっぱい食べさせてあげれば良かった・・・・ なんて後悔したりもした。

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「マクドナルド」を共にした後は ───

黒ポメラニアン真熊の死

葬儀場に運ぶ前に、もう一度体を、全身をなでる。
羽織をめくり、かつての“モフモフ”が嘘のように、すっかり毛が抜けて小さくなってしまった体を、ひたすらなでる。

黒ポメラニアン真熊の死

この姿を見て「ひょっとしたら寒いかな」と思い、冬になってからは室内でも着せていたフリース地の服を被せた。
もう寒さも暑さも感じないのだろうけど、やはり地肌が見えてしまうこの姿は痛々しく感じてしまうのだ。

そして最後に、小倅こせがれはいないが家族全員で集合写真を。

家族写真

にいぼん”こと石像猫のにいなが逝き、代わりに小倅が家族に加わったが、今度は真熊が・・・・
だが、猫たちは状況をまるで理解していないように感じた。
撮影が終わると、2匹とも2階の寝室に逃げてしまった。

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恐らく、俺と嫁女房が揃って出掛ける準備をしていると、病院に連れて行かれると思うのだろう。

黒ポメラニアン真熊の死と三毛猫の稚葉

さらに、やはり犬と猫の死生観というか、魂の有り方には違いがあるらしいことを痛感した。
にいぼんが逝くときは、前日まで心配して寄り添っていた2匹が、死の当日になると、まるで姿が見えていないかのような「完全スルー」状態となる ── という不思議な現象が見られた。

それが、真熊の死に関しては何もない、最初から最後まで完全ノーリアクションなのだ。

猫と黒ポメの通院
(死の前日の通院風景)

余命宣告を受けてから日を追うごとに衰弱していく真熊を見ても、なんら心配する様子もないし、変わった行動もない。
亡くなってからも、不思議がる様子もなければ、近くに来ることもない。

これでまぐとバイバイだよ」と亡骸を近づけても、むしろ避けるくらいだった。

黒ポメラニアン真熊の死と天然猫の寿喜

動物のこうしたところは、未だ理解に苦しむ。
こうして、14年半もの長い時間を共に過ごした真熊に一瞥いちべつもくれない寿喜ことぶきと、10年弱も一緒に暮らしたのに見向きもしない稚葉わかばに対し、心の底から失望しながら家を出た。

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たった2ヶ月弱で仮住まいを後にした真熊に二発目を。
今日の一言

動物にとって「死」というものはどんな認識なのだろう…と改めて考えてしまう出来事だった

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コメント

  1. 天ちゃん母 より:

    こんにちは。
    以前に動物病院で局長さんとまぐちゃんをお見かけして、嬉しくてコメントした者です。
    今朝(10/25水)、うちに最後に残ったポメラニアンの天ちゃんが亡くなりました。16歳10ヶ月の生涯でした。
    昨秋、『胆嚢粘液膿腫』という病で一時命が危ぶまれたのですが、入院しての集中治療と毎日の服薬で回復し、この夏の猛暑も乗り越えてやれやれと思っていた時でした。思わぬ伏兵の腎臓の病魔でした。急性腎不全!15日間何やっても飲まず食わず。一日おきに点滴しても効果はなく、日に日に弱っていきました。水もリキッド食もお薬も、無理にシリンジで口に入れても、嘔吐と下痢で出てしまいかえって苦しめるので、すぐにやめました。
    まぐちゃんは、このときはまだ、好物は口にしてくれたのですね!良かったです。嬉しかったことでしょう。

    私もあさって、今ここに居る天ちゃんを空に返します。
    何回見送っても慣れるなんてことはありませんね。

    • 局長 局長 より:

      そうでしたか……
      16歳と10ヶ月、真熊よりちょうど1年長生きしていたのですね。
      犬にとってのこの1年間がどれだけ大変で尊いものか、身をもって知りました。
      犬猫の腎臓は、想像以上に繊細で、急に悲鳴を上げてしまうんですよね。
      その後は駆け足で。
      しばらくは気持ちがどん底を這う状態だと思いますが、どうか楽しい思い出を振り返ってあげてください。
      それが俺にはできなかったのですが……

  2. クッキー&ちゃちゃ より:

    マックをまぐちゃんと食べたのはブログに書いてありましたが、まぐちゃんの分もちゃんとあったんですね😭
    父上、全部食べていいんですか?って遠慮しながら美味しそうに完食した事でしょう。美味しかったね、まぐちゃん!

    ことちゃんたちの反応はそんな感じだったんですね。
    確かに不思議ですが、動物はそう言うものなのかな。うちのクッキーもちゃちゃの近くには行ってましたが特に反応はなかったです。
    亡くなった飼い主さんの居た場所にずっといる犬とかの話しは聞いた事ありますが動物どうしは…

    天ちゃん母さまへ
    胆嚢粘液嚢腫から回復し暑い夏も乗り切り、16歳10ヶ月側に居てくれた天ちゃん…頑張りましたね。
    明後日お空にですか、とても悲しく辛いですね。天ちゃん母さまも頑張りましたね、弱っていくの見てるの辛いですよね。心よりお悔やみ申し上げます。

    • 局長 局長 より:

      飼い主のお墓から離れない犬の動画とかありますよね。
      動物同士だと、急にそれがなくなるんですかね。
      なんか見ていて悲しい反応なんですよね……

  3. つばめ11号 より:

    マックのいい匂いに釣られておねだりするマグちゃん
    本当に可愛くて大好きでした。
    この日も体から離れたマグちゃんがいい匂いは感じていて
    「父上、本当にくれるですか?」ってビックリしてたかもしれないですね。
    そんなマグちゃんを局長さんに抱っこされたコトちゃんが見つめているみたい。
    コトちゃんもわかばちゃんも違う形でさよならしたのかな。

    ☆天ちゃん母さま
    天ちゃんも天ちゃん母さまもがんばりましたね。
    天ちゃんにはそれが伝わっていて、すごく感謝してお空に昇っていくと思います。
    お辛い日々でしょうが、お体ご自愛下さい。

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