小童の誕生祝い【前編】

新しい週に、こんにちは。
青森沖に続き、関東地方でも震度４の地震があったと思ったら、今度は石川県でも。なんだが不気味な兆候に感じてしまい怖いです。局長です。

─── さて、改めて先週12月6日(土)のお話を。

そう、この日は我が家の問題児・小童こわっぱの２歳の誕生日だった。
前日の５日(金)に行った「アンパンマンミュージアム」レポートが続いていたが、あれはあくまで“イヴ”であり、この６日をもって晴れて２歳になったのだ。

【前日のおさらい】

１歳の最終日は「アンパンマンミュージアム」でお昼寝もせずに一日中遊びまくった小童だが、この日は疲れて起きられないなんてこともなく、いつもどおりの時間に目を覚まし、いつもどおりのテンションで活動が始まるので、いやはや幼児の体力というものは無尽蔵である。

午前中から近所のショッピングモールに出掛け、俺が子供たちをキッズスペースで遊ばせている間に嫁女房が買い物を済ませるという担当割りで、食料品の買い出しが終わると同時にその足で今度は誕生日ケーキを買いにスイーツショップへ。

ちょうどお昼頃の帰宅となり、まずはお寿司パーティーと洒落込んだ。

主役の小童は、まだ納豆巻きやいなり寿司くらいしか食べられないので、他に餃子などのお惣菜を豊富に用意し、最近では寿司通のような姿を見せる小倅こせがれはマグロにサーモン、イカ、エビ、アナゴに大好物のイクラまで、まるで自分が主役かのように堪能していた。

これで、小童のお誕生日会の“第一部”が終了。
お腹が満たされたところで、子供たちは一旦お昼寝タイムに。
なんのかんの体に疲れは蓄積されているはずなので、前日分のお昼寝もここでチャージしてもらうべく、ぐっすりと眠ってもらうことに。

しっかり２時間ほど熟睡してもらったところで、いよいよお誕生日会の“第二部”へ。

例によって壁面には嫁女房お得意の装飾が施され、お誕生日会のメインイベントが始まるのだ。
この手のお祝いごとに小慣れてきている小倅とは違い、まだ状況がつかめていない小童。

まずは通例行事というか、もはや事務作業の変わらないくらいお馴染みの“記念撮影”を。

基本的に感情が「無」のため表情も仏頂面で、且つ小倅と違いカメラ目線が得意ではない小童のワンショット撮影は非常に難易度が高い。
何十カットと撮影して“奇跡の一枚”を狙うという「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」戦術で粛々とシャッターを切り続け、ようやくこのくらいの写真が撮れたほど。

小倅との兄弟ショットともなると、小童もにぃにの真似をしたがるので、カメラ目線は少しだけできるようになり、あとは笑顔を引き出す作業のみ。
それでもこのレベルが限界だったのだが。

そして、誕生日ケーキのロウソク消しの儀式へ ───

昨年の誕生日は、まだ１歳だったので当然だが息を吹いて火を消すなどということはできるわけもなく、「スマッシュケーキ」という悪夢の祝い方をしてしまったが、今回は人生初のチャレンジをさせてみることに。

【１歳の誕生日では悪夢のスマッシュケーキを････】

小倅が見本を見せたり、理解させるまでには時間を要したが、なんとか意図を汲み取ってくれたらしく頑張って実践する小童。
肺活量が足りないのか、「ふぅ～」と言っているだけで息など吹けていないのか、とにかくロウソクの火はなかなか消える様子もなかったが、最後は小倅も加わって強引に吹き消すことに成功。

切り分けたケーキを、今年はちゃんとフォークを使って食べる新２歳児。
なんでも食べる雑食性の幼児なので、ペロッと完食。
こうして、ついにお誕生日会最大の山場であるプレゼント贈呈へと移行するのであった。

つづく････