バスの運転手さんの優しさ

週の真ん中に、こんにちは。
なんか暑さが尋常じゃないけど、今の中学生や高校生って部活の夏練はやってるんですかね。10分くらいで熱中症になっちゃわないですか？ 局長です。

─── さて、本日は緩くてほんわかした平和的なお話を。

なぜって？
ポメラニアン真熊まぐまの“最後の戦い”レポートが、次回からはいよいよ「真熊の最後の一日」となってしまった 2月22日(水)のお話なので、俺も今からかなり気が重いのだ。

【レポートは 2月21日(火)までが終了】

読者の皆さまも同じ気持ちなのでしょうか。

とくにここ一ヶ月くらいは、真熊の同レポートの日はアクセス数が激減する。
やっぱり読んでても辛いですよね。
俺の備忘録、記録としての記事なので、辛く感じる方は遠慮なくスルーしてくださいね。

････ ということで、仮住まいに引っ越してきてからの我が家の新たなルーティーン。

小倅こせがれの「バスタイム」レポートを。
先日も綴ったが、最近の小倅は家の前を走るバス通りで手を振ることだけでは飽き足らず、駅前のバスロータリーの「降車場所」まで出向いてはバスを待ち伏せするようになってしまった。

この日も、保育園から帰って来ると、迷うことなく家に入りもせずに駅に向かって歩き出した。
帰宅ラッシュの“ゴールデンタイム”を逃すわけにはいかないため、こう見えて気持ちは焦っているのかもしれない。

だがこの日は、毎日「バス待ち」を頑張っている小倅に、いるのか分からないが“バスの神様”がご褒美をくれたのかもしれない。
おもむろに運転手さんが降りてきて、ノベルティグッズであるバス会社のカレンダーを小倅にプレゼントしてくれて、それどころか帽子まで被せてくれたのだ。

予想だにしない展開に、一瞬だけ固まってしまった小倅だったが、すぐに笑顔を取り戻した。
ちなみにこの運転手さんは、少し前にもここで小倅にノベルティグッズをくれたのだが、今回も「こないだの子だよね」とちゃんと覚えていてくれた。

【少し前に別のノベルティグッズをもらっていた】

せっかくだからと運転手さんとも一緒に記念撮影をさせてもらったのだが、小倅はすでに心ここにあらず状態に。
もうカレンダーが気になって仕方ないのだ。

それどころか、まるで運転手さんを振り切ろうとしているかのような仕草まで見せる始末。
恩を仇で返すとは、こういうことを指すのだろう。
俺がひたすら気まずい思いをすることに。

運転手さんとバスを見送ると、次のバスを待つこともなく家路を急ぐ小倅。
一刻も早くカレンダーを見たいのだろう。
たったの徒歩２分の距離ですら、途中で何度もストップしてしまうし････

帰宅後は、穴が開くほど食い入るようにカレンダーを見つめる。

毎月、その月々の風物詩のような風景をバックに走るバスの写真で構成されているカレンダー。
大雪の中だったり、桜並木だったり、新緑が眩しい道だったり、紅葉の中だったり････

普段は１分たりとも黙っていることのない小倅が、無言のまま渋い顔をしながら、ひたすらカレンダーをめくり続ける。
いやはや、いいものを戴いたな。

この仮住まい生活は、俺と嫁女房にとっては不便さしか感じられないのだが、小倅にとっては間違いなく旧宅の頃よりも充実した毎日になっているのだろう。

何はともあれ、あの運転手さんには俺も感謝の気持ちしかない。
ありがとうございました。