火曜日の朝に、こんにちは。
後日詳しく綴りますが、昨日の猛暑日で我が家は命の危機を感じる事態となりました。軽く熱中症になり掛けた局長です。対策はしたのでご安心を。
─── また4日も空いてしまったが、ポメラニアン真熊の“最後の戦い”を「記録」に残す作業を。
「余命1週間」の宣告を受けて7日目の 2月21日(火)。
朝から「ウロウロ徘徊」が止まらなかった真熊だが、病院での点滴が効いたのか、帰宅後はベッドを変えたことも手伝ってようやく眠りに就いてくれた。
3時間ほど熟睡したところで、この日も17時前に解体した旧宅へ。
16日(木)以来ずっと続けている“引っ越し以前の散歩コースで夕方の散歩”をするためである。
正直、この日は迷いも生じていた。
食欲も皆無で、病院でステロイド剤を投与されるほど、あまりに調子が悪そうだったのだ。
【余命宣告の翌日から続けている以前のコースでの散歩】
とはいえ、この数日間で「病は気から」は犬にも存在することを身をもって実感させられていることもあるので、心配しつつも歩かせてみると、なんと16日(木)以降の最速記録をまたも更新して、16分間で完歩。
平均20分のところを、何ゆえこんなにも速いペースに・・・・
【前日にもタイムを更新したばかりだった】
ステロイド剤が効いたことで調子が良くなってペースが上がったのか。
いや、ひょっとしたら下半身の筋力低下に拍車が掛かり、下り坂を駆け降りるように加速してしまったのかもしれない。
歩きながら計3回も転倒したのだ。
(1回は歩き出し時の転倒なので、スピードが出たことによる転倒は2回)
帰宅後は、再び「スヌーピー」のベッドに寝かせる。
後ろ足が踏ん張れないため、自分で体を横にすることが難しいらしい。
抱きかかえて強引に寝かせるとそのまま眠り始めたので、「熱鍼」で習った腎臓などが集中する部分である腰に「あずきカイロ」を当てて温める。
心地よかったのか、そのまま動くことなく熟睡してくれた。
だが、小一時間後の19時頃には、再び起き出してウロウロ徘徊が始まってしまった。
それなら夜ごはんをと、ここ数日で食べてくれた人間の食べ物から「だし巻き卵」と「チキン」を与えてみるも食べず。
この二日間で食べた固形物は、この日のお昼にほんの少しだけ食べたキャットフードのみだ。
胃酸が出ているとしたら、この日のステロイド剤が効いてくれるのではと期待していたのだが、何も変わってはくれなかった。
その後も、ウロウロが止まらず。
捕まえて無理やり横にすると、5分程度は寝てくれるのだが、またすぐに歩き出してしまう。
かまくら型ベッドや丸ベッド、スヌーピーベッドを何度となく入れ替えて最適化を図るも、どうにも止まらない。
21時頃、小倅の寝かし付けのために「柵」をして家中の電気を暗くすると、ようやく眠りに就いてくれたのだが、安堵したのも束の間、その20分後に再び電気をつけて柵を外した途端にウロウロが再開してしまった。
さらに、柵の中で嘔吐もしていたようだ。
【ウロウロ防止のために寝床の周囲に「柵」を設置】
その後も、20分ほどウロウロしては丸ベッドに落ち着き、10分程度ですぐにウロウロが再開するという行動が延々と繰り返される。
後ろ足がおぼつかなくて危ないのと、何より体力温存のために寝てほしいのとで、しばらくはスリングバッグに入れて俺が抱えておくことに。
結局、俺が床に就くタイミングで、久しぶりに2階の寝室に連れて行き、移動用のケージにかまくら型ベッドを入れて眠らせることに。
狭いケージなので、物理的に歩き回ることをできなくしたのだった。
15日(水)に余命宣告を受けて以来、気持ち悪さや吐き気がもっとも激しかったようで、食欲が皆無な上に、意識障害も大きかったらしく「ウロウロ徘徊」が最長時間 ── つまり、睡眠時間が最短という、症状も行動も絶望的な一日となってしまった。
同時に、例えようのない危機感に襲われていた・・・・
余命宣告から最悪のコンディションに見舞われた真熊にクリックを
コメント
慣れ親しんだ散歩コースの散歩はこの日が最後になってしまったんですね。
3回も転倒してしまったとは。
写真だとしっかり立って目にも力があります。
家に帰ってからもずいぶん体調が悪そうで、苦しかったんだろうなと思いました。嘔吐に徘徊…見てるのも辛いですね。
こんな小さな体で本当に頑張って、偉いねまぐちゃん。
スリングにケージに、まぐちゃんの為に出来る事全てやってる局長さんもすごいです。
まぐちゃん どれだけ辛かったんだろうと改めて思ってしまいます
それを思い出して記録に残す局長さんの強さ優しさに頭が下がります
まぐちゃんの歩き慣れた散歩コース最速で回ったこの日が最後になってしまったかと思うと悲しいです
猛暑を通り越して酷暑です くれぐれも体調に気を付けてください
読んでいるだけなのに、想像するだけで苦しくなってきました。
間近で見ていた局長さん達はこの何倍も苦しかったでしょうね。
そして、じっとしていたいはずなのにそれができなかったマグちゃん
どんなに辛かったかと。